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原因から根本的に治療 てんま活法整骨院
大阪市北区松ヶ枝町1-41
  1. てんま活法整骨院の治療コラム
  2. なんとなく痛い、は要注意!股関節痛の原因とは!?
 

なんとなく痛い、は要注意!股関節痛の原因とは!?

「歩きはじめに股関節が引っかかったような気がするけど、しばらくすると気にならなくなる」


「はっきりした痛みじゃないから、気のせいかなと思って放置していた」

実際に当院に来られた40代女性の患者さんの声です。



はじめに 

こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。


“なんとなく痛い”という感覚は、日常生活に支障が出るほどではないため、軽く見られがちです。


しかしその違和感は、体のバランスが崩れ始めているサインかもしれません。

厚生労働省の調査によると、股関節の痛みは40代以降の女性に多く、特に動作の中心となる関節として負担が集中しやすい場所です。

初期段階では見過ごされやすく、痛みが悪化してから受診されるケースが多く見受けられます。

今回の記事では「なんとなく痛い」股関節の痛みの裏に潜む原因と、見過ごしてはいけない体のゆがみとの関連をお伝えします。

そして日常でできる対策まで、専門的な視点から詳しく解説します。

股関節の痛み、ひっかかるような違和感でお悩みの方はぜひ最後までお読みください。


原因解説

股関節は、骨盤と太ももの骨(大腿骨)をつなぐ関節で、歩く・立つ・座るといった基本動作すべてに関与しています。


そのため、股関節に異常があると、日常生活全体に影響が出やすくなります。

多く見られるのは、痛みの原因が明確ではない慢性的な違和感やにぶい痛みです。

これは、加齢や筋力の低下、姿勢の崩れといったさまざまな要因が複雑に絡み合って起こるため、単一の原因を特定することが難しい場合もあります。

以下に、代表的な直接的な要因を3つ挙げてご説明します。

姿勢の崩れによる負担

長時間の座り仕事、片足に体重をかけて立つクセ、足を組む習慣などにより、股関節の可動域に偏りが生まれます。


その結果、関節周囲の筋肉や靭帯に過剰な負荷がかかり、炎症や痛みを引き起こすことがあります。


股関節を支える筋力の低下

特に重要なのが中殿筋(ちゅうでんきん)と腸腰筋(ちょうようきん)です。


これらは股関節を安定させる役割を持っており、筋力が低下すると、関節がぐらつきやすくなり、わずかな動きでも違和感や痛みが出やすくなります。

関節構造の変化

年齢とともに、関節のクッションである軟骨に負担がかかりやすくなります


この状態を放置すると、関節の変形が進行し、変形性股関節症へと進みます。

これらの要因はいずれも、初期段階では強い痛みを伴わず、「なんとなくおかしい」「重だるい」といった曖昧な症状から始まるのが特徴です。


だからこそ、早い段階で原因を知り、対処していくことが重要です。


体のゆがみの解説

体のゆがみとは、骨格全体のバランスが崩れている状態を指します。


よく骨盤がゆがんでいると表現されますが、実際には骨盤そのものが変形したりねじれたりすることはほとんどありません。


正確には、骨盤まわりの筋肉や関節の動きのアンバランスが、体の左右差や傾きとして表れているのです。

このゆがみは、長年の姿勢や日常動作のクセによって少しずつ形成されていきます。

日常生活の何気ない習慣がゆがみをつくります。

  • いつも同じ足を組んで座っている

  • 片足に体重をかけて立つ癖がある

  • 鞄をいつも同じ肩にかけている


こうした動作は、1回では問題にならなくても、何年も繰り返されることで筋肉の使い方に偏りが生まれ、関節の可動性にも差が出てきます。


これが結果として体のゆがみとなり、体の中心にある股関節に負担が集中するのです。

ゆがみが引き起こす股関節の不調

体のバランスが崩れると、股関節が本来の位置や角度で動かなくなり、関節の中の軟骨や筋肉に一方向のストレスがかかりやすくなります。

その結果、

  • 股関節の可動域が狭くなる

  • 動き出しのタイミングで痛みを感じる

  • 片方だけが疲れやすくなる

といった症状が現れやすくなります。

ゆがみは、見た目ではわかりにくく、痛みが出てから気づくことがほとんどです。


だからこそ、小さな違和感をゆがみのサインとしてとらえる視点がとても大切になります。


日常生活で悪化を防ぐために

股関節にかかる負担は、日々の何気ない動作や姿勢から生じることが少なくありません。


「動き方」や「立ち方」を少し意識するだけでも、違和感の軽減や進行の予防につながります。

以下では、日常生活で取り入れやすい3つのポイントをご紹介します。

正しい座り方を習慣にする

椅子には深く腰掛けて、骨盤を立てるように意識する

両足は床にしっかりとつけ、足を組まないようにする

背もたれに寄りかかりすぎず、背筋を軽く伸ばす

こうした座り方は、股関節周囲の筋肉や関節にかかる負担を減らし、ゆがみの予防にも効果的です。

歩き方を見直す

かかとからつま先へ、足裏全体を使って歩く

歩幅はやや広めにとる

膝とつま先、股関節の向きをそろえるよう意識する

また、がに股や内股にならないよう、脚のラインをまっすぐに保つこともポイントです。

片足重心を避ける

立つときは両足に均等に体重をかける

片足に乗っていることに気づいたらこまめに修正する

こうした小さな意識の積み重ねが、将来的な痛みの予防につながっていきます。

まとめ

なんとなく痛いという股関節の違和感は、日々の忙しさの中でつい見過ごしてしまいがちです。


ですがその感覚こそ、体が発している大切なサインかもしれません。

股関節の痛みは、いきなり激しく現れるわけではなく、少しずつ進行していくことが多くあります。


その背景には、長年の姿勢や習慣によって積み重なった体のゆがみが関係しているケースが非常に多く見受けられます。

痛みが出始めたからといってすぐに手術や強い治療が必要になるわけではありません。


日常生活の中で意識を変え、身体のバランスを整えることが、症状の改善や進行の予防につながります。

当院では、股関節だけを診るのではなく、全身のバランスを確認しながら、個々の生活スタイルに合わせたアドバイスを行っています。

股関節に違和感があると少しでも不安を感じた方は、一度ご相談ください。


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