妊婦さんの肩こりの原因とは?
妊婦さんの肩こりには、いくつかの特徴的な原因があります。
1. 姿勢の変化
妊娠中はお腹が大きくなり、重心が前方に移動します。
その結果、前に倒れようとする頭を支えるために肩や首に負担がかかり、筋肉が緊張しやすくなります。
2. ホルモンバランスの変化
妊娠中はホルモンの影響で靭帯(じんたい)や筋肉が緩みやすくなります。
体を支える筋肉が通常以上に頑張る必要があり、首、肩の筋肉に負担がかかります。
3.精神的なストレス
妊娠中は体だけでなく、心の変化も大きい時期です。
育児への不安や身体の不調がストレスとなり体が緊張し、肩こりを悪化させます。
簡単、安全セルフケア
一気に脱力することです。
2. 体の力を抜いて楽に呼吸する方法
肩こりの根本改善には、筋肉の緊張を緩める呼吸法が効果的です。
以下の方法を試してみてください。
①腹式呼吸でリラックス
両膝を立ててあおむけで寝ます。
鼻からゆっくりと息を吸い、お腹が膨らむのを手で感じます。
口を軽くすぼめて、ゆっくりと息を吐きます。
この時にお腹がへこむのを手で感じてみて下さい。
これを1セット5回行います。
からだの緊張が緩み、血流が改善します。
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3. ホットタオルや足湯を活用した温熱ケア
肩や首にホットタオルを当てます。
足湯バケツを用いて、足を温めるのも良いでしょう。体を温めることで血流が改善さレます。
日常生活での注意点
肩こりへの対策には日常の体の使い方を意識することも大切です。
以下のような日常生活の工夫で負担を軽減することができます。
長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしは、肩や首の筋肉に余計な緊張を与えます。
1時間ごとに軽く体を動かすことで筋肉の緊張を減らすことが出来ます。
料理や掃除などで前かがみになると、首や肩に負担がかかります。
立ち姿勢では肩幅に足を開きおへその下あたりに重心を置く意識をします。
掃除機をかける際は、腰を曲げるのではなく足から体を下ろすように意識します。
急激な体重増加は姿勢の崩れや筋肉への負担を増加させます。
バランスの取れた食事と軽い運動を心掛け、かかりつけ医さんと相談しながら適切な体重管理を行いましょう。
まとめ
妊娠中の肩こりは、多くの方の経験する悩みですが、正しいケアを行えば改善が期待できます。
体の脱力を意識することや呼吸法、温熱ケアは、安全かつ効果的です。
「肩こりが楽になると、気分も前向きになりますよ!」
大切な赤ちゃんのためにも、まずはお母さん自身の体と心を労わることを意識してみてください。
この記事で紹介したセルフケアが、あなたの快適なマタニティ生活のお役に立てれば幸いです。
てんま活法整骨院
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