JR東西線 大阪天満宮駅 徒歩6分 地下鉄 南森町駅 8分
原因から根本的に治療 てんま活法整骨院
大阪市北区松ヶ枝町1-41
  1. てんま活法整骨院の治療コラム スポーツ障害
 

てんま活法整骨院の治療コラム

当院の施術のことや、整体のこと


皆様に有益な情報を書き綴ってまいります。

じぶんんにも当てはまるな〜

こんな症状も整体でいいの?

こんな時はどうしたらいいの?

など書いていきます。

2026/01/31

「走り始めは問題ないのに、途中から膝の外側がズキズキしてくる」「練習後は落ち着くけれど、次に走るとまた同じ場所が痛む」

このような症状でお悩みではないですか?





はじめに


こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
冬のマラソンシーズン、大阪マラソンまであと一カ月ですね。走り込み量を増やしておられる方も多いかと思います。
今回、ご相談いただいたMさんマラソン初挑戦でトレーニングを積んでおられました。
月間の走行距離を伸ばし、負荷を上げていく中で、膝の外側に痛みが出てきたとご相談をいただきました。
「レース日まで、トレーニングをい休みたくない」
「この痛みは走り続けて大丈夫なの?」
このようなお悩みを抱え、不安を感じつつ走り続けておられたそうです。
今回の膝の外側の痛みは、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」です。
腸脛靭帯炎は、ランナー膝とも言われ、多くのランナーが経験する症状です。
またバスケットボールや自転車競技、バレエなどでも痛みを訴えるからがおられます。
強い痛みが出ると歩いたりに津城生活の立ち座りも辛くなることも。
マラソンのレース前や、競技の試合前に痛みが出ると不安になりますよね。
腸脛靱帯炎は正しく対処すれば手術などの心配はほとんどなく、必要以上に不安になる必要はありません。
一方で、理解せずに放置することが、回復を遠ざけてしまう可能性もあります。
今回は腸脛靱帯炎の原因と症状の経過について専門的な解説をします。
その上で、当院でお伝えしている日常使える対策をお伝えします。
腸脛靱帯炎でお悩みの方にお役に立てる内容ですので、是非最後までお読みください。

原因解説

腸脛靭帯とは、骨盤の外側から太ももの外側を通り、膝の外側に付着する幅広くて強い線維性組織です。
ランニングや歩行の際、股関節と膝関節を安定させる役割を担っており、特に片脚で体重を支える場面で重要な働きをします。
腸脛靭帯炎は、この靭帯そのものだけが問題になるのではありません。
靭帯の下にある組織や、周囲の筋肉・関節の使われ方が大きく関与して起こります。
原因はひとつではなく、いくつかの要素が重なって起こることがほとんどです。
①走る回数・距離が増えて、膝が休めていない
腸脛靭帯炎で一番多いのは、走る量が増えたのに、体が回復する時間が足りていない状態です。
最近、距離や回数が増えた痛みがあっても「これくらいなら大丈夫」と走り続けた
足を休ませる日が少なくなっている
こうした状態が続くと、膝の外側だけが少しずつ疲れていき、痛みとしてあらわれます。
② 下り坂やペースアップで、膝に強いブレーキがかかる

「平地では平気なのに、下り坂で痛くなる」
「スピードを上げたときに痛みが出る」
これは腸脛靭帯炎のとても典型的な特徴です。
下り坂では、体が前に倒れないように膝の外側がブレーキ役として強く働きます。
その結果、同じ場所に負担が集中し、痛みが出やすくなります。
③ お尻や腰まわりの筋肉がうまく使えていない
実は、膝の外側の痛みでも、原因はお尻や腰まわりにあることが少なくありません。
本来、走るときはお尻や体幹の筋肉が体を支えてくれます。
お尻の筋肉がうまく使えていない
体が左右に揺れやすい
こうした状態になると、その分を膝の外側が代わりに頑張ることになり、結果として痛みが出てしまいます。
④シューズや練習環境
・サイズの合っていないシューズを履いている
・硬い路面や傾いた路側帯をよく走る
このような道具や環境の問題で足に負荷がかかります。
⑤ 走り方や体の使い方にクセがある
走り方には人それぞれクセがあります。
・歩幅が大きすぎ・着地のときに膝が内側に入りやすい・足の外側や内側に偏って体重がかかる
これらは負担が膝に集中しやすい使い方です。
他の条件と重なることで、痛みにつながります。

腸脛靭帯炎は、
・走る量・体の使い方・練習環境やシューズ
これらが重なって、膝の外側に無理がかかっていることを知らせるサインです。
きちんと体の状態を理解し、負担を減らすことで、痛みは防げます。

症状の経過


腸脛靭帯炎は、ある日突然歩けなくなるような痛みではありません。

少しずつ体の負担が積み重なり、段階的に症状が変化していくことが多いのが特徴です。
そのため、今どの段階にいるのかを知ることが、使いながら治すヒントになります。


初期
初期の腸脛靱帯炎は「疲れが溜まっているな。」「筋肉に張りを感じるな」
このように感じる段階です。
自覚症状は走っている途中や後半に、膝の外側が痛む休むと軽くなる日常生活ではほぼ支障なしランニングは続けられるが違和感が残る
中期 
痛みとともに炎症による熱感などを感じるようになります走れないことはないけれど、走り出すと痛みが出る走り始めから痛みが出やすい下り坂やスピードを上げた際に強くなる練習内容の調整が必要になる
進行期
日常生活の中に常に痛みがついて回る状態です。
走らなくても痛いたち座りなど日常生活のあらゆる場面で痛みを感じる。歩行や階段でも膝外側に違和感痛みをかばう動作が増えるランニングの継続が困難股関節・腰などに痛みが出る
腸脛靭帯炎は、早期での適切な対応で改善が見込めるケースが多いです。
しかし、トレーニング内容の見直しが行われないままでは重症化、再発しやすい特徴があります。

対策


① 負荷を減らす工夫


まずは使いすぎないこと、足を休ませることが重要です。

距離・時間・ペースなど痛みが出る条件を把握する下り坂やスピード練習を一時的に控える エアロバイクや水中ウォークなど足への衝撃を減らす。
足にかかる負荷を減らしましょう

②フォームや体の使い方の見直し 


飛び跳ねるようなフォームや左右に大きく振れるフォームは足に負担をかけます。

負荷を上げた走り込みだけではなくフォームチェックのジョグ体幹やお尻周りの筋力強化心肺機能強化
膝に痛みを出さずに他の部位を鍛えることも大切なトレーニングとなります。

③ 練習環境、シューズの見直し 


硬い路面や凸凹した路面などは足に負担となります。
芝生やトラックなど足への衝撃の少ない路面を選ぶシューズは足にあったサイズ、使い込んで片減りしていないかをチェック
ショップで相談しご自身のレベルに合ったシューズを選ぶことも大切です。

当院でのアプローチ


当院では体のゆがみをとることで、腸脛靱帯炎にプローチをしています。
本来、左右対称であるはずのバランスの崩れが、膝に負担を生みます。
フォームの見直しをしてもバランスを崩している体ではうまく走れません。
そしてゆがみと緊張により血液の流れも悪くなります。
体を治すのに必要な酸素、栄養が一部分にうまく届かなくなっています。
施術でゆがみを整えることで体の左右のバランスが整い膝への負担が減る。
無意識の緊張が解除され力が抜ける
全身の血流が改善される
ゆがみが取れ、血流が改善することで、必要な酸素や栄養が行き渡るようになります。
その結果、悪い部分が修復されます。


まとめ


腸脛靱帯炎は多くのランナーが経験するスポーツ障害の一つです。
レースや試合が近づくと痛みに耐えながらの練習。
さらに日常生活の中で痛みを感じるようになると不安になりますね。

走る量や強度の増加、下り坂やペース変化といった負荷のかかり方
お尻や体幹の使い方、日常生活での姿勢や疲労の蓄積など、いくつもの要素が重なって発症します。
そのため、痛みを我慢して走り続けたり、痛い場所だけを何とかしようとしたりしても、根本的な改善にはつながりません
腸脛靭帯炎の経過は、初期・中期・進行期と段階的に進み、早い段階で負担を減らすことが出来れば、回復はスムーズです。
無理を続けるほど慢性化し、日常生活にも影響が及びやすくなります。
走る量や内容を調整し足を休める。
体の使い方とバランスを見直し、段階的に再開することで、再発を防ぎながらトレーニングを続けることは十分に可能です。
今回お伝えした対策やフォームの見直しを行なったけれど変化を感じない。
もっと詳しく知りたいという方はお近くの国家資格を持った専門院をお尋ねください。
当院でも体のバランスを整え正しい体の使い方をお伝えすることで早期復帰できる施術を行なっています。
腸脛靱帯炎でお悩みの際は一度ご相談ください


2026/01/27

「踏ん張ると膝が痛い」
「立ち上がる時に膝が伸びるのに時間がかかる」
このような症状でお悩みではないですか? 






はじめに


こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
年齢とともに増えてくる体の悩みのひとつに、膝の痛みがあります。

 


特に女性は閉経後のホルモンバランスの変化や筋力低下の影響を受けやすく、60代を超える頃から膝に不調を感じる方が増えてきます。


日常生活で階段の昇り降りや正座がつらくなり、散歩もおっくうになってしまうと。
「このまま歩けなくなるのでは…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。


膝の痛みの中でも代表的なものが「変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)」です。
厚生労働省の調査によると、国内での潜在患者数は約3000万人とされ、実際に痛みなどの自覚症状がある人は約1000万人とも言われています
(厚生労働省「膝の痛みに関する調査」より)。
この変形性関節症は、ほっておくとどんどん進むもので、今の状態の理解と早めの対策が非常に重要です。
では、なぜ膝に痛みが出るのか?
どのように体と関係しているのか?
今回の記事では膝の痛みでお悩みの方に向けて原因と日常生活で実践できる対策をお伝えします。
今日からすぐにできる内容ですので是非最後までお読みください。

原因解説

変形性膝関節症の状態や症状の変化には、さまざまな要因が関与しています。
それぞれの原因を専門的に掘り下げて解説いたします。
  • 関節軟骨のすり減りと変形

膝関節の内部では、大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)の間に「関節軟骨(かんせつなんこつ)」があります。
これがクッションのように衝撃を吸収しています。
しかし加齢や使い過ぎによって、この軟骨がクッション性を失い、徐々にすり減っていくと、骨同士が直接ぶつかるようになります。
これにより摩擦が生じ、関節内で炎症が起き、痛みや腫れを引き起こします。
  • 滑膜の炎症と関節液の減少 

関節の内側を覆う「滑膜(かつまく)」は、関節液を分泌し、軟骨に栄養を届ける役割を持っています。
変形性膝関節症が進行すると、摩擦による刺激で滑膜に炎症が起き、関節液の分泌量が減少または質が低下します。
結果として関節が滑らかに動かず、痛みやこわばりを感じやすくなります。
  • 筋力の低下と支持機能の低下

太ももの前側にある「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」の筋力が衰えると、安定が悪くなります。
バランスが悪くなることで膝は直接衝撃を受けやすくなります。
また、内ももの「内転筋(ないてんきん)」やお尻の「中臀筋(ちゅうでんきん)」なども体のバランス維持に関わっています。
これらが弱くなることで姿勢が崩れ、関節への負担が偏る原因になります。
  • アライメントの異常(O脚・X脚) 

正常な下肢の骨の並び(アライメント)では、股関節・膝関節・足首が一直線に並び、荷重が均等にかかるようになっています。
しかし、O脚(膝が外に開く形)やX脚(膝が内側に寄る形)などの変形があると、重心が偏ります。
膝の内側または外側に偏って体重がかかりやすくなり、その部分の軟骨が集中してすり減ります。
特に日本人女性にはO脚傾向が多く、膝の内側に変形が進みやすい傾向があります。
  • 体重の増加による負荷増大 

膝関節には、歩行時に体重の約3倍、階段の昇降時には4~5倍の負荷がかかるとされています。
たとえば体重が1kg増えると、膝には3kg以上の負荷がかかる計算です。
肥満気味の方はそれだけで膝へのダメージが蓄積されやすく、変形性膝関節症のリスクが大きくなります。
  • 関節内構造の損傷歴(けがや半月板の損傷) 

過去にスポーツや転倒によって膝を痛めたことがある方は要注意です。
とくに「半月板(はんげつばん)」は軟骨の一部で、衝撃吸収と関節の安定性に関与しています。
半月板が損傷すると、その部分の機能が低下し、軟骨に直接負荷がかかりやすくなります。
また、捻挫などによる靭帯損傷(前十字靭帯など)も関節の不安定性を招き、変形性関節症へと進行するリスクが高まります。
  • 遺伝的要因やホルモンバランスの変化 

家族に変形性膝関節症の方がいる場合、遺伝的な素因が影響することもあります。
女性は閉経を迎えると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少し、軟骨の代謝や骨の強度に悪影響を及ぼすことがあります。
このように、変形性膝関節症は「加齢」だけではなく、「筋力」「姿勢」「骨格」「生活習慣」など、さまざまなな原因が重なって起こります。
一つひとつの原因を知り、早期に対応することが、将来痛みで歩けなくなることを予防する第一歩となります。
正し、急激な腫れや痛み、関節の熱感、発熱を伴う場合は他の病気の可能性があります。
早急な医療機関の受診をお勧めします

 




体のゆがみの解説


実は、膝の痛みは膝だけの問題ではなく、体全体のバランスと深く関係しています。
特に「体のゆがみ」は、膝関節に不自然な負担をかける大きな要因です。
例えば、猫背や反り腰などの姿勢不良があると、骨盤の角度が変わり、その上にある背骨や足のバランスにも影響を与えます。
骨盤が前傾すると太ももの前側に緊張が生まれ、膝を常に伸ばした状態になりやすく、膝への負担が増えます。
また、歩き方や立ち方も重要です。
左右どちらかに重心が偏った立ち方や、内股・がに股歩きなどの癖があると、特定の部位に過度なストレスがかかりやすくなります。
特にO脚の傾向がある方は、膝の内側に負担が集中しやすく、変形性膝関節症の進行を早めてしまう可能性があります。
日々の姿勢や動作の積み重ねが、膝にとってストレスとなります。
「体のゆがみ」を整えることは、膝の痛みを軽減するうえで非常に重要なポイントとなります。

対策


変形性膝関節症の進行を防ぐためには、「痛みが出る動き」を避けながら、「膝関節にやさしい生活習慣」を身につけることが重要です。
以下に、膝を守るための日常生活での注意点を、実践しやすい対策法をご紹介いたします。

正しい姿勢を意識する


人は立っているだけで、膝に全体重を預けています。
そのため、姿勢が崩れると膝への負担が偏り、特定の軟骨がすり減りやすくなります。
背筋を伸ばし、骨盤を立てる意識を持ちましょう。
頭のてっぺんが天井から糸で引っ張られているような感覚を意識すると、体幹が安定し、膝への負担も分散されます。
立つときは足の裏全体に均等に体重をのせ、膝が内側や外側に倒れないよう注意しましょう。
これは「姿勢保持筋(しせいほじきん)」と呼ばれる深部の筋肉を働かせ、関節への過負荷を防ぐという意味でも重要です。

階段・段差の昇り降りでは手すりを使う


階段の昇降は、日常動作の中でも特に膝に強い負荷がかかります。
とくに「降りる動作」は、自分の体重を片足で支えるため、膝に4~5倍もの荷重がかかるといわれています。
痛みや違和感がある方は手すりを必ず使い、両足をそろえて一段ずつ昇降しましょう。
昇るときは、痛みのない側から。
降りるときは痛む足から先に出すと負担が軽減されます
良い足で昇り、悪い足で降りるを意識しましょう。

椅子の生活を基本にする


膝関節にとって、正座やしゃがみ動作など深く曲げる動作は大きな負担です。
日常の中で次のような工夫を取り入れると効果的です。
食事やテビを見るなどのくつろぐ時間は、畳ではなく椅子とテーブルで。
座るときの椅子は、膝よりやや高めの座面を選び、立ち上がりやすさも考慮しましょう。

長時間の立ちっぱなし・歩きすぎは避け、こまめに休む


同じ姿勢が長く続くことも負担になります。
適度に動かし、適度に休む。
買い物やお出かけの際は、15~20分ごとに座って休憩を入れるよう意識しましょう。
家事の合間にも、小さな椅子や腰掛けを使って足を休める時間を取りましょう。
「今日は少し歩きすぎたかも」と感じた日は、無理をせず次の日は控えめにするなど、バランスを取る工夫が大切です。

体重管理


体重の増加は膝にとって最大の敵のひとつです。
変形性膝関節症の研究では、5kg体重を落とすだけで、膝への負担が大幅に減り、症状が改善したという報告もあります。
無理な食事制限ではなく、まずは間食を減らす、ゆっくり噛んで食べるなど、小さな習慣から始めましょう。
ジュースやコーヒーを水やお茶に置き換えるだけでも、摂取カロリーは大きく変わります。
まずは毎日体重を決まった時間に計り、記録をつけましょう。

まとめ


膝の痛みがあると、毎日の生活が不便になり、外出や趣味の時間もおっくうになりますね。
変形性膝関節症は、正しく原因を理解し、日常生活の中で適切に対処することで、進行を防ぎ、痛みを軽減することができます。
まずは今回お伝えした対策を年のせい、とあきらめなずにあきらめずに始めてみてください。
対策をしたけれど効果がわからない、もっと詳しく知りたいという方はお近くの国家資格を持つ専門家をお尋ねください。
当院でも体のゆがみを整えて、正しい体の使い方をお伝えする施術を行なっています。
膝の痛み、変形性膝関節症でお困りの際は一度ご相談ください。


 


2026/01/25

「最近、手の小指や薬指がしびれることがある」

「肘を曲げたまま作業していると、腕の内側がだるくなる」
このような症状でお悩みではないですか?



はじめに 


こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
当院でもよく肘の違和感、指のしびれでのご相談を受けます。

それらの症状の背景として、考えられる一つの原因が肘部管症候群です。
肘部管症候群は、肘の内側を通る尺骨神経が圧迫や牽引を受けることで起こる神経障害で、40〜60代の男性に多いことが報告されています。
特に、力仕事や工具作業、長時間の運転、スポーツ(ゴルフ・野球など)といった肘を曲げ伸ばしする動作の繰り返しが、発症リスクを高める要因です。
肘部管症候群は手根管症候群に次いで多い末梢神経障害とされ、男性の発症率は女性より高い傾向にあります。
これは、骨格や筋量の違いに加え、仕事や趣味における負荷の蓄積が影響していると考えられています。
これらの症状年のせい、一時的な疲れ、として片づけられがちです。
しかし、体の使い方や負荷のかかり方を見直すことで、進行を防げるケースも多いという点です。
まずは、体の中で何が起きているのかを正しく知ることが、安心して次の行動を選ぶ第一歩になります。
今回は肘部管症候群の原因、症状の経過、日常の中でできる対策について詳しく解説します。
肘部管症候群でお悩みの方のお役に立てる内容ですので、ぜひ最後までお読みください

原因解説

 

肘部管症候群は尺骨神経という首から腕を通って手に向かい、小指側の感覚や、手の細かな動きに関わる神経の問題です。
肘の内側では神経が浅い位置を走り、骨と靭帯・腱膜でできたトンネル(肘部管)を通ります。
ここが肘部管症候群の原因となる場所です。
肘部管で問題が起こる最大の理由は、肘を曲げたとき神経に引っ張る力や圧迫する力がかかることです。
肘を曲げることでトンネルの形が変わり、内部の圧力が上がりやすく、さらに神経が引き伸ばされます。
加えて、
  • 肘をつく癖
  • 工具やバーベルなどの反復する動き
  • 車の運転姿勢などの曲げたままの姿勢

など、長時間使う動作では神経にとって大きな負担がかかります。

ここから、実際の原因を3つの視点で解説します。
① 神経・組織への圧迫や負荷
・肘をつく、肘掛けに当てる、床作業で体重が肘に乗るなどの姿勢が繰り返される
・肘を深く曲げた姿勢が長い(スマホ、読書、休憩中の腕組み、就寝中の肘屈曲)
・スポーツや作業で肘の曲げ伸ばしと把持が多い(ゴルフ、野球、トレーニング、工具作業)
・尺骨神経の不安定性(亜脱臼:神経が溝からずれる)があると、動作のたびにこすれます。
② 筋肉・関節の機能低下
・肩甲帯(肩甲骨まわり)や胸郭の動きが硬いと、腕の動きを肘と手先で代わりに行います・動作を常に一定姿勢で行うことで常に神経が引っ張られやすい
使い方をしている。・疲労や緊張が抜けないことで、握力や前腕の持久力が落ち負担が蓄積します。
③ 姿勢・生活動作との関連
・前かがみや猫背で肩が前に出ると、上肢全体の張力が増え、末梢神経に余裕がなくなる
・運転やデスク姿勢で、肘を曲げたまま固定し、前腕が回内(手のひらが下)で肘内側が圧迫される
・休憩中でもスマホを握ったままで、回復のはずの時間が負荷時間になっている
・睡眠中に肘を抱え込む姿勢が癖になり、夜間に症状が悪化する

3. 症状の経過と予後


肘部管症候群は、一直線に悪化するというより、良い日と悪い日を繰り返しながら段階的に進みます。
ここでは初期、中期、進行期に分けて説明します。

初期


・自覚症状小指、薬指のしびれがたまに出る。肘を曲げた後、夜間、スポーツ後に出やすい。痛みより違和感が中心の方もいる。

・生活への影響
仕事は何とかできるが、長時間の作業後に症状が残る。スマホや運転でしびれが悪化しやすい。


中期


・自覚症状しびれが出る頻度が増える。肘内側〜前腕尺側の痛み、握り込みでのだるさが出る。細かな操作がやりにくいと感じる。

・生活への影響工具やハンドル、ゴルフクラブやバットなどの把持で力が入りにくい。スポーツ後の筋肉の張りや感覚の回復が遅い。
・放置した場合のリスク
神経の伝導障害が進むと、回復に時間がかかる。症状の波が大きくなり、再発を繰り返しやすい。


進行期


・自覚症状しびれが持続し、感覚が鈍い。手の筋力低下が進み、指が思うように動かない。物を落としやすい。

・生活への影響仕事やスポーツのパフォーマンスが明確に下がる。
転落・工具による事故にもつながる。

・放置した場合のリスク
筋肉の萎縮が進むと回復が大幅に遅れる。専門医での検査・手術含む対応を急ぐ必要が出る。


対策


ポイントは、筋肉、神経にかかる負担を減らし、回復する時間を確保することです。
① 圧迫・負荷を減らす工夫

・肘当て、肘掛けの位置調整、作業台の高さ調整など肘にかかる圧を減らす。・スマホホルダーなどを使い休息時間での肘への負担を減らす。・就寝時に肘を深く曲げ込む癖がある場合は、抱き枕を使い肘への負担を減らす
② 同一姿勢・反復動作への対処
・運転、デスクワーク、工具作業などが続く日は、姿勢のリセットを意識して同じ姿勢が続かない工夫をしましょう。
・工具のグリップ調整、滑らない手袋の導入、など使う道具に工夫することも負担軽減につながります。・スポーツはフォームの調整や休憩の入れ方で負荷が大きく変わります。
③ 全身バランスの考え方
・肘だけを守っても、肩が前に出た姿勢や体幹の崩れがあると、腕全体の筋肉の緊張が増えて神経が圧迫されます。
・腕の筋肉の張りが抜けない、背中まで張るようになってきたと感じたらうまく脱力できない状態です。
・痛みが強い時期は、回復を優先し、朝夕で変わるか、仕事後に増えるなどを記録して負担になっている原因を探しましょう。

当院でのアプローチ


当院では体のゆがみをとることで肘部管症候群アプローチをしています。
体の左右のバランスの崩れが無意識の緊張状態を生みますそしてゆがみと緊張により血液の流れも悪くなります。
体を動かすのに必要な酸素、栄養が一部分にうまく届かなくなっています。
さらにバランスの崩れた状態では自分で思っている真っ直ぐと、実際の真っ直ぐとにズレが出ます。
そのズレあるまま過ごすことで腕の筋肉の緊張をうまく抜くことが出来ない状態が続きます。
  • 施術でゆがみを整えることで
  • 体の左右のバランスが整う
  • 無意識の緊張が解除され力が抜ける

全身の血流が改善されるゆがみが取れ、血流が改善することで、必要な酸素や栄養が行き渡るようになります。
その結果、悪い部分が修復されます。

まとめ


肘部管症候群は、小指・薬指のしびれや肘の内側の痛みとして症状がでます。
圧迫・牽引・負荷の反復といったストレスが積み重なって起こります。
特に肘を曲げる、肘をつく時の圧迫、繰り返しものを握る動作が症状を悪化させます。
大切なのは、原因を理解して終わりではなく、生活の中でての使い方を見直すことです。
何が起きているか→悪化条件を減らす→回復の荷向けて行動するという流れです。

しびれが「出る時もある」で済んでいる初期ほど、生活条件の見直しで改善が期待できます。
一方で、筋力低下や筋萎縮が疑われる場合、しびれが持続する場合は、早めに専門的評価が必要です。
今回の対策を読んでぜひ実践してみてください。
対策をしたけれど効果が感じれない、もっと詳しく知りたいという方はぜひお近くの国家資格を持った専門家をお尋ねください。
当院でも、体のゆがみを整え、正しい使い方をお伝えする施術を行なっています。
肘から指のしびれ、肘部管症候群でお悩みの際は一度ご相談ください。



2026/01/15

アメリカンフットボールやラグビーなどのコンタクトスポーツで、タックルの直後に

「肩から腕にかけてビリッと電気が走った」

「一瞬、熱い感覚が腕に走って力が入らない」

このような症状を経験したことはありませんか?

それは バーナー症候群と呼ばれる、神経に一時的な強いストレスがかかった状態かもしれません。



はじめに

 こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

アメフトや学生のラグビーのオフシーズンに入りバーナー症候群でのご相談をいただきました。
私も実際、学生時代にアメリカンフットボールをしていた中で、経験したバーナー症候群。
辛い症状もったまま競技を続けている肩のお役に立てればと今回の記事を書きました
  • バーナー症候群と他の首、腕の痛み、しびれの症状との違い

  • 現場や整骨院での評価の考え方

  • なぜ再発しやすいのか、どう防ぐのか

をわかりやすく解説します。

バーナー症候群でお悩みの方はぜひ最後まで読んで、今後にお役だてください

バーナー症候群とは?



バーナー症候群とは、首から腕に伸びる神経(腕神経叢)が、衝撃や引き伸ばしによって一時的に障害される状態です。

腕神経叢は首の脊髄から出て肩、腕、手へとつながる電線のような神経の通り道です。

腕神経叢は、腕全体の運動と感覚を伝える役割を持っています。



特徴


バーナー症候群の症状の特徴は

  • 片側の腕だけに症状が出る熱い
  • 焼けるような痛みしびれ、
  • ピリピリ感一時的な力の入りにくさ

などが見られます。
その多くは 数秒~数分、長くても数時間~数日で改善します。
神経の通っている場所におこる痛みやしびれは神経が切れたわけではなく、一時的に神経の流れが乱れた状態と考えられています。

注意が必要な同じようなケガとの違い


バーナー症候群は比較的回復が早い一方で、見極めを間違えると危険な状態が隠れていることもあります。
似たような痛みやしびれの症状が起るものとの鑑別法を見ていきましょう。
  • 頚髄損傷

両腕・両脚に力が入らない
感覚が広範囲におかしい
歩けない、ふらつく
このような状態は、緊急対応が必要です。
無理な体位変換は控えて、救急要請頸椎カラーなどを使用し安静状態での搬送が必要となります。

  • 一過性四肢麻痺

一時的でも 両手・両足にしびれや麻痺
数分で戻っても一時的な脊髄損傷として扱います。
「すぐに動きや感覚が戻ったから大丈夫」ではありません。
  • 頚椎椎間板ヘルニア

安静にしていても痛みやしびれが続く
日常生活でも症状が出る数週間~数ヶ月改善しない
 競技中の一瞬の衝撃や繰り返しの衝撃で椎間板負担がかかりヘルニアになるのが特徴です。

現場・整骨院での評価の考え方


まず最優先は安全確認
意識ははっきりしているか
両手・両足は動くか
しびれは片側だけか
呼吸が極端に浅くなっていないか
頸髄損傷との鑑別を行いながら、両四肢に症状があるようであれば即中止、安静状態での搬送を行います。
バーナー症候群が疑われるポイント症状は片腕のみ首や肩への衝撃がはっきりしている
時間とともに軽減している筋力が戻ってきている
ただし、完全に症状が消えるまで競技復帰はしないこれが大原則です。

なぜバーナー症候群は繰り返しやすいのか?


実は、バーナー症候群を経験した選手は同じシーズン中に再発するケースが非常に多いことが知られています。
その理由は、「首が弱いから」ではありません。
再発しやすい本当の要因は首と肩の動きの連動が悪い体幹が不安定で、首に負担が集中する
タックル時に首が横に流れるクセ
頚椎~胸椎~肩甲帯のアライメント不良
つまり体の使い方と姿勢の問題 が大きく関係しています。

再発予防の考え方

① 頚部筋力だけに頼らない
首の筋トレだけをしても、試合中の衝撃には対応できません。
体幹胸椎肩甲帯これらが連動して 首を守る土台 になります。
② フォームの見直し
首を横に倒したまま当たっていないか
頭が前に突き出ていないか
肩が落ちた状態でヒットしていないか
フォームのクセは体のゆがみと動きの偏り から生まれます。
③ 装具は「補助」
ネックロールなどの装具は再発を減らす助けになることがあります。
しかし、完全に予防できるわけではありません。
痛めているから補助として使うのではなく、体の使い方、フォームを見直した上で再発させないそのための補助として使用するのが最適です。

当院で行うバーナー症候群への対策


  • 首・肩・体幹の連動評価 

動きの中で腰、肩甲骨、腕といった連動したい動きがうまくできていない部分を見つけ使い方を修正します。
足の力を上手く上半身に伝えることが出来ないことでタックル時の踏み込みが甘いといったケースもありました。


  • 姿勢のゆがみチェック 

体の左右のバランス、ゆがみをチェックして整えます。
猫背姿勢や左右の重心バランスの崩れがうまくヒットできない状態の原因となっています。
バランスを崩した状態ではいくらフォームを見直しても、うまくヒットする事はできません。
再発を防ぐ体の使い方と体のゆがみを整える
このふたつを軸としてまずは症状に対してアプローチをします。
その後に、首に負担をかけない状態での練習参加
若しくは、最短での復帰を目指してサポートしています。

まとめ


バーナー症候群は一時的に長衣症状が出てその後数分で症状が良くなることが特徴です。
だからこそ、一時的な休息や、すぐに症状が治るからと軽視されやすい傾向にあります
しかし実際には神経に明確なトラブルが起きています。

痛みやしびれ、なんとも言えない熱い感じが収まったとしてもそれは一時的なものです。
バーナーを繰り返し起こしているとその最初までの時間が短くなり症状が強くなるといった研究結果も報告されています。
振り返り動作で痛みが再発する、くしゃみなどで力が入るだけでしびれるなどの日常生活でも不具合が出ることもあります。
「症状が治まったから大丈夫」ではありません。
なぜ起きたのか、どうすれば繰り返さないかここまで考えることが、先々の選手生命を守ることにつながります。

もしバーナー症候群でお悩みでしたら一度ご相談ください。

2025/10/08

ランニングをしていて、膝の外側に違和感や痛みを覚えたことはありませんか?

特に走り始めてしばらくするとズキズキとした痛みが出て、走り続けるのが難しくなる

そんな経験をされた方は腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)の可能性があります。






はじめに 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

腸脛靭帯炎は、ランナーの約12%に発症すると言われており、特にマラソンや長距離を頻繁に走る人に多く見られます。

走りすぎたからだろうと軽く考え、マッサージやストレッチで一時的に対処する方も多いですが、実はそれだけでは根本的な改善には至りません。

なぜなら、腸脛靭帯炎の本当の原因は体の使い方とゆがみにあるからです。

今回は、なぜマッサージやストレッチだけでは腸脛靭帯炎が治らないのか、根本原因と日常生活での注意点について詳しくお伝えします。


腸脛靭帯炎の原因

腸脛靭帯炎は、膝の外側にある靭帯が、太ももの骨の外側のでっぱりと擦れ合うことで炎症が起きます。

走っている時の繰り返しの摩擦がきっかけですが、問題はなぜそのような摩擦が生じるのかという根本の原因にあります。

次の項では、その主な要因をひとつずつ詳しく解説していきます。

■ ランニングフォームの不良

多くの腸脛靭帯炎の方は、フォームの乱れが見られます。具体的には以下のような特徴です。

足のねじれ:足が内側にねじれるように接地することで、腸脛靭帯が過剰に引き伸ばされやすくなります。

膝が内側に倒れる:着地時に膝が内側に入ると、腸脛靭帯が骨と擦れる位置に押し込まれてしまいます。

ストライドが大きすぎる:足を前に出しすぎると着地の衝撃が強くなり、腸脛靭帯へのストレスも増大します。

これらはささいなフォームの乱れですが、長距離を走ることで刺激が繰り返され、徐々にダメージとなって蓄積します。


■ 股関節周囲筋の筋力低下

ランニング時の足を正しくコントロールするには、股関節まわりの筋肉が重要です。

とくに以下の筋肉の弱さが原因となります。

中殿筋:骨盤の横にある筋肉で、片脚立ちや走行時のバランスを保つ役割。

弱くなると骨盤が左右に揺れ、膝の軌道が乱れます。

大殿筋:お尻の大きな筋肉で、脚を後ろに蹴り出す力を生み出します。

弱くなると股関節の安定性が低下し、膝が内側に入りやすくなります。

これらの筋力不足により膝の位置が安定しなくなり、腸脛靭帯が常に引っ張られる状態が続いてしまいます。


■ 足部のアライメント異常

足のバランスや使い方のクセも膝や腸脛靭帯に大きな影響を及ぼします。

以下のような特徴がある方は要注意です:

扁平足:土踏まずが落ちていることで、足首が内側に倒れ込み(過回内)、その結果として膝が内旋しやすくなります。

回内足・過回内:足が過度に内側に傾く着地をすることで、下肢全体のアライメントが崩れ、腸脛靭帯への張力が高まります。

このような足部のクセがあると、走るたびに膝がズレた状態で動くため、腸脛靭帯に摩擦が生じやすくなります。


■ 過度なランニング量と急なトレーニング増加

腸脛靭帯炎はオーバーユース症候群、使いすぎ症候群のひとつです。

以下のようなケースで起こりやすくなります:

急に距離を伸ばした:月間走行距離を一気に増やすと、筋肉や靭帯、関節が耐えきれずに炎症が起こります。

休養不足のまま連日走った:回復する前に再び負荷をかけることで、微細な炎症がどんどん蓄積していきます。

坂道トレーニングを急に始めた:上り坂では股関節と膝に、下り坂では着地時の衝撃が大きくなり、腸脛靭帯への負荷が跳ね上がります。

体が順応できる範囲を超えたトレーニングは、結果としてケガに繋がりやすくなります。


■ ストレッチやケア不足

腸脛靭帯は太ももの外側にある筋肉が骨に付く部分の強くて硬い繊維です。

以下のような状態では特に摩擦が起こりやすくなります。

太ももの外側の緊張:柔軟性が低下すると、膝の曲げ伸ばし時に靭帯が骨に強く擦れます。

筋膜の滑走不良:水分不足やケア不足によって筋膜同士の滑りが悪くなり、動作のたびに引っかかるような動きが生じます。

日常的なケア不足:運動後のアイシング、ストレッチ、筋膜リリースを怠ると、炎症が慢性化しやすくなります。

単に筋肉の硬さだけでなく、体のバランス、使い方、日常のリカバリー方法までを考えることが必要です。


以上のように、腸脛靭帯炎は単純な使いすぎではなく、複合的な要因が積み重なって発症します。


マッサージやストレッチで表面的な緊張を取るだけでは根本的な解決には至らず、ランニングフォームや筋力、姿勢や身体の使い方までをトータルで見直すことが本質的な改善への道となります。



体のゆがみの解説

腸脛靭帯炎の根本原因のひとつに体のゆがみがあります。


このゆがみとは、体の左右の対称性、筋肉のバランスが崩れてしまっている状態を指します。

日常生活のクセや筋力のアンバランスによって無意識にゆがみが蓄積され、その結果として膝や腸脛靭帯に負担が集中しやすくなるのです。


ゆがみ=筋肉の状態+生活習慣+動作のクセ

体のゆがみは、単に骨がズレているだけでなく、以下の3つの要素が絡み合って生まれます:

筋力のアンバランス(特に体幹・股関節周囲)

反復される日常の姿勢やクセ(片足重心、座り方など)

無意識の動作習慣(走り方・歩き方・階段の上り下り)

腸脛靭帯炎の真の解決には、これらすべてを把握して、根本から修正していくアプローチが必要なのです。


対策

セルフケアでは届かない日常動作の見直し

腸脛靭帯炎は、一度炎症が落ち着いても、再発しやすい傾向にある疾患です。


なぜなら、痛みの出た原因(フォーム・姿勢・生活習慣)が変わっていない限り、同じ負荷がまた腸脛靭帯にかかってしまうからです。

ここでは、症状の再発を防ぐための日常生活における注意点を5つの視点から解説していきます。


■ 1. 長時間の座りっぱなしを避ける

座っている時間が長くなると、股関節の前側や太ももの外側が硬くなります。

この硬さが体幹から下肢の動きに制限をかけ、骨盤・股関節の可動性が落ち、膝にストレスが集中する原因になります。

【実践ポイント】

1時間に1回は立ち上がり、屈伸、膝の曲げ伸ばしなどで体を動かす。

椅子に深く座り、背中と腰を丸めないように注意

長時間の座りっぱなしは、知らず知らずのうちにランニング時の可動性低下を招いています。


■ 2. 片足重心のクセに注意する

無意識のうちに片足に体重をかけるクセは、骨盤の傾きや股関節の筋力バランスを崩す原因です。

これにより、足の軌道が偏り、腸脛靭帯に過剰な緊張が起きやすくなります。

【実践ポイント】

鏡の前で真っ直ぐ立った姿勢をチェック。

両肩の高さや骨盤の左右差など

信号待ちや電車待ちでどちらか一方に乗っていないか意識する

靴のソールのすり減り方を見ると、偏りの有無が分かります

左右均等に立つことは、地味ながらも股関節と膝の安定性を高める第一歩です。


■ 3. 階段・坂道での足の使い方を見直す

下り坂や階段の下りでは、膝にかかる衝撃が上りよりも2~3倍に増加します。


腸脛靭帯はこの衝撃による伸ばされながら力を発揮する状態が最も負担がかかります。

【実践ポイント】

下りでは歩幅を小さくし、重心を後ろに引きすぎない

上りでは、太もも前ではなくお尻で押し上げる意識

手すりを軽く使うのも負担軽減に有効

こうした力の入れ方のクセが腸脛靭帯へのダメージを蓄積させている原因です。


■ 4. ランニングシューズの見直し

足元は体の土台です。

ソールがすり減った靴、クッション性が失われた靴を使い続けると、着地の衝撃を直接膝や腸脛靭帯が受けることになります。

実践ポイント】

月間走行距離が150km以上の方は、500~700kmで買い替えが目安

自分の足型・走り方に合った靴を、専門店でフィッティングしてもらう

クッション性・サイズ感・フィット感を必ず確認

安易に人気ブランドだからと選ばず、自分の足に本当に合う靴を見つけることが大切です。

■ 5. トレーニング量・スケジュールの調整

痛みの出やすい人ほど、真面目でがんばり屋さんである傾向が強く、休むことに抵抗を感じがちです。

しかし、体は常に回復と負荷のバランスの上に成り立っています。

【実践ポイント】

週に何キロ走るかではなく、走った翌日にどう感じるかで判断

トレーニングの内容を「強→軽→休→強」とリズムよく組み立てる

痛みや違和感を感じた日は、思い切って完全休養を取る勇気を持つ。

効率的な回復が、長期的には記録と健康の両立につながります。


まとめ

上記の5つのポイントは、すぐに取り組むことが出来る内容です。


セルフマッサージやストレッチと違い、軽視されやすいのですが、痛みの根を断つためには、こうした体の使い方や日常の意識が極めて重要です。

日常のクセこそが腸脛靭帯炎のきっかけであり、それを変えることで、根本的な改善と再発予防が可能になります。

腸脛靭帯炎は、多くのランナーが経験するトラブルですが、決して走りすぎだけが原因ではありません。

マッサージやストレッチで一時的に症状を和らげることはできても、再発を防ぐためには、体の使い方や姿勢のクセと向き合う必要があります。

痛みや不安を抱えて、走ることを諦める理由のは辛いですよね。

根本的な原因に向き合うことで、もっと快適に、もっと長くランニングを楽しむことができるようになります。

対策をしたけれど症状が改善されない方はぜひ国家資格を持った専門機関を受診してください。

当院でも体のゆがみと体の使い方をもとにした根本的な改善をサポートしています。

ランニング時の膝の痛み、腸脛靭帯炎でお悩みの際は一度度相談ください。

2025/06/03

走っていると、膝の外側が痛くなるんです。


特に5kmを過ぎたあたりから張りが出てきて、最後まで走りきれません… 






はじめに 



こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。


ランニング時にこのようなお悩みを抱えている40代男性ランナーの方は少なくありません。


この症状は「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」と呼ばれるもので、


特に長距離を走るランナーに多く見られることからランナー膝とも呼ばれています。


実際、ある研究ではランニング障害の中で腸脛靭帯炎は全体の約12%を占めており、膝の外側の痛みとして多い原因のひとつとされています。


腸脛靭帯炎の厄介な点は、症状が慢性化しやすいことです。


初期段階で適切な対応をしないと、痛みが長引き、走れない期間が続くこともあります。


特に仕事とランニングの両立で忙しい40代男性にとって、走る時間は貴重なリフレッシュタイムでもあります。


その時間が痛みによって奪われてしまうことは、心身両面のストレスにもつながりかねません。


さらに、腸脛靭帯炎は痛みの出る時期や部位に個人差があり、「これくらいなら大丈夫だろう」と無理をして悪化させてしまうケースも少なくありません。


早期の正しい対応が、症状の悪化や慢性化を防ぐためのカギとなります。


この記事では、腸脛靭帯炎に悩む40代男性ランナーの方へ向けて、症状の根本的な原因を専門的かつわかりやすく解説し、


日常生活での注意点や改善のヒントをご紹介いたします。



原因解説


腸脛靭帯炎は、太ももの外側にある腸脛靭帯という靭帯が、膝の外側の骨(大腿骨外側上顆)にこすれて炎症を起こすことで発症します


主な症状は、膝の外側にズキズキとした痛みを感じ、走行中または走行後に強くなるのが特徴です。


腸脛靭帯は、骨盤の外側(腸骨稜)から始まり、太ももの外側を通って膝の外側に付着する非常に長い靭帯です。


歩行やランニングなどの動作で膝が曲がるとき、この腸脛靭帯が大腿骨の外側と摩擦を起こします。


摩擦が繰り返されることで、周辺組織に炎症が起こり、痛みを感じるようになります


では、なぜ腸脛靭帯に過剰な負担がかかるのでしょうか?


特に問題となるのは以下のような要因です



  • 中殿筋(ちゅうでんきん)など股関節周囲筋の筋力低下
  • 骨盤の左右差やねじれ(骨盤のアライメント不良)
  • 足部の過回内(かかいない)※内側に倒れこむ動きによる地面との接地不良
  • 大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)の柔軟性低下と緊張


こうした筋力バランスの崩れや姿勢のゆがみがあると、膝関節だけに過度な負荷が集中し、腸脛靭帯が大腿骨と擦れる回数・圧力が増加します。


また、ランニングフォームの癖(片脚重心、過度なストライド、着地時の膝の内旋など)も大きな影響を与えます。


これらが複合的に重なり、靭帯へのストレスが限界を超えることで炎症が起きるのです。


つまり、膝に痛みがあるからといって膝だけをケアしても根本的な改善にはつながりません。


腰・股関節・足部といった体全体の連動を見直すことが、腸脛靭帯炎の根本的な改善には不可欠です。



体のゆがみの解説



腸脛靭帯炎の発症には、体のゆがみが大きく関係しています。


痛みが出ている膝はあくまで結果であり、その原因は他の部位にあることが少なくありません。


たとえば、骨盤が左右どちらかに傾いていたり、前傾・後傾といった姿勢の崩れがあると、股関節の動きが制限され、膝に余計な負担がかかります。


また、片足重心のクセや、座る姿勢の乱れなどによってバランスを崩していると、左右の足の長さに微妙な差が生じます。


それがランニング時のバランスの乱れに繋がります。


また、股関節の可動域が狭いと、走行時に膝や足首がその代わりの動きをしてとして過剰に動きます。


結果として腸脛靭帯に必要に負担がかかり、大腿骨との摩擦が強くなり、炎症の引き金となります。


さらに、足首の動きも重要です。


足が内側に倒れるクセがあると、着地の衝撃が膝に直接伝わりやすく、腸脛靭帯への負担が増します。


クッション性のない靴や、ソールの摩耗が片寄っている靴を履き続けることも、バランスの崩れを助長します。


このように、骨盤・股関節・膝・足首はすべて連動して動いています。


腸脛靭帯炎の改善には、膝だけを治療対象とするのではなく、体全体のバランスを評価し、根本原因を明らかにすることが必要不可欠です


太もものストレッチやマッサージでは改善しない理由はここのあります。





対策



腸脛靭帯炎を悪化させないための、日常生活での注意点をお伝えします。


以下のポイントを押さえることで、炎症を悪化させず、再発予防にもつながります。



■フォーム、シューズの見直し



・痛みがある場合は無理に走らず、まずは休息を優先してください。

・シューズの劣化はフォームの乱れにつながるため、踵の片減りなどがないか確認しましょう。

・スマホ撮影や専門家によるフォーム分析で、左右差や着地位置を確認するのも有効です。


■ストレッチとケア


・中殿筋、足首のストレッチを習慣にすることで、症状を軽減できます。

・初期の炎症期にはアイシング(1日2〜3回・15〜20分)を行いましょう。

・ゆっくりと湯船に浸かり温めることも重要です。


■姿勢・動作の見直し



・座る姿勢で体のバランスを崩してチェックしましょう。

・片足重心で立たないように意識することが大切です。

・痛みが強い時期は階段の上り下りを控え、エレベーター、エスカレーターを使いましょう。


ソファーに寄りかかり座る、脚を組むクセなど、小さな習慣も体のバランスに影響します。


これらを意識して見直すだけでも、膝への負担を大きく減らせます。



まとめ



腸脛靭帯炎による膝の外側の痛みは、走ることが好きな40代男性ランナーにとって非常につらいものです。


なかなか改善しない痛みに不安や、満足にトレーニングできない焦りもあるかもしれません。


ですが、原因をしっかりと見極め、体のバランスや動作のクセを整えることで、再び快適に走ることは十分に可能です。


何よりも大切なのは、痛みを体が出している重要なサインとして向き合うこと。


そのサインに気づき、適切に対応することで、今よりもっと強く、しなやかに走れる体を手に入れることができます。


まずは休息をとりながら日常生活での体のバランスを見直してみてください。


その上で体のゆがみが大きく、一人で解決できない際は、専門的な施術を受けてください。


当院でも体のゆがみを整え動きやすい体を作る施術を行っています。


ランナー膝、腸脛靭帯炎でお悩みの際は一度ご相談ください。





2025/03/28


ランニングの後に膝の内側が痛みが出る


ストレッチしてもなかなか良くならない…


そんなお悩みを抱えていませんか?


それは、鵞足炎(がそくえん)と呼ばれるスポーツ障害かもしれません。


はじめに


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。


マラソン大会に向けて向けて練習をしていたけれど、膝の内側に痛みが出てうまくトレーニングが出来ないとご相談を受けました。


骨や関節に問題があるのかと思い、整形外科でレントゲンを撮りに行かれたそうです。


整形外科での診断は、鵞足炎。


安静に過ごしストレッチをしておけば良いと指導を受け2週間過ごしたそうです。


トレーニングを再開すると痛みが再発して、どうしたら良いかとご来院されました。


鵞足炎とは、太ももの内側にある縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はっきん)、半腱様筋(はんけんようきん)という3つの筋肉の腱が膝の内側下部で扇状に付着する部分を出での炎症です。下図参照



ランニングの繰り返し動作や膝の屈伸で、この部位に過度な摩擦や圧力が加わると炎症が生じ、痛みを引き起こします。


米国整形外科スポーツ医学会のデータでは、ランナーの膝の障害の中で鵞足炎は比較的多く報告されています。


特に30代以降の男性に発症が増えているとされています。


ストレッチやマッサージで一時的に改善したように感じても、根本原因が解消されなければ再発を繰り返します。


この記事では、鵞足炎でお悩みに方に向けて、原因から体の使い方、そして日常生活で注意すべきポイントを詳しく解説します。


原因解説

鵞足炎は、膝の内側にある筋肉が骨に付く部分に繰り返し負荷がかかることで生じる炎症です。


その背景には以下のような要因があり、複雑に絡んでいます。


① オーバーユース(使いすぎ)

ランニングなどの繰り返し動作によって、擦れたり圧迫されたりする頻度が増えると、炎症が起こります。


特に、長距離走や毎日のランニング習慣がある方は、筋肉や腱の回復が追いつかず、炎症が慢性化しやすい傾向にあります。

② 筋肉の柔軟性低下

鵞足を構成する筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)は、いずれも股関節から膝の内側をまたいで付着しています。


広い範囲を覆う筋肉で、太ももの内側や裏側の柔軟性と密接に関係しています。

筋肉が硬いと、鵞足部が常に引っ張られるため、ランニングのたびに摩擦が起こりやすくなります。


特にハムストリングスや内転筋群が短縮していると、膝を曲げ伸ばしするたびに、鵞足部の組織が引き延ばされ、炎症を助長します


③ 筋力バランスの崩れ

ランナーに多いのが、前ももの筋肉(大腿四頭筋)だけが発達して、臀部やハムストリングスが弱いという筋力バランスの偏りです。


股関節周囲の筋力が弱いと、着地の衝撃を分散できず、膝に過剰な負担がかかります。


特に内側の筋肉だけが働きすぎるパターンでは、鵞足部へのストレスが集中しやすくなります。


その結果、膝関節が安定せず、鵞足部が「膝のねじれ」や「引っ張り」の影響を強く受けるようになります。


④ ランニングフォームの問題


フォームの乱れは鵞足炎の根本原因の一つです。


特に注目すべきは「オーバープロネーション」と呼ばれる足部の過度な内側への回転です。


オーバープロネーションになると、足首から膝にかけてバランスが崩れ、膝が内側へ倒れ込む「ニーイン」状態になります。


その結果、鵞足部にねじれと圧縮の力が加わり、摩擦と引き伸ばす力が同時に発生。


これが炎症の大きな引き金となるのです。


フォームは走り方のクセでもあるため、長年の積み重ねが痛みに直結している場合も多いです。



⑤ 路面環境



硬いアスファルトやコンクリート道路は、着地時の衝撃を吸収してくれないため、膝関節や腱への負担が増します。


また、傾斜のある道や歩道の片側だけ高い道は、体の左右どちらかに偏った負荷をかけ、結果として膝の内側(=鵞足部)に一方的なストレスを与えてしまいます。



なぜ「ストレッチ」では治らないのか?

ストレッチは確かに筋肉の柔軟性を高める上で有効ですが、すでに炎症が起きている状態では逆効果になることもあるのです。


さらに、鵞足炎の原因は「筋肉の硬さ」だけでなく、筋力不足やフォームのクセ、アライメントの乱れなど複数あるため、ストレッチ“だけ”では改善に至らないケースが非常に多いというわけです。



対策

鵞足炎の対処において、セルフケアや治療と並行して、日常生活の過ごし方にも意識を向けることが重要です。


以下に、膝への負担を軽減するための実践的なポイントを紹介します。


  • ウォームアップとクールダウンを丁寧に行う
 

 ランニングの前には、筋肉と関節の柔軟性を高める準備運動を行います。


 ランニング後は疲労回復を目的としたストレッチ、入浴を心がけましょう。


  • 急激な負荷の変化を避ける

 走行距離やスピードを突然増やすと、鵞足部に過度な負担がかかります。


 走行距離、ペースなどの皆直しを適切に行いましょう。


  • トレーニングコースの見直し

 傾斜のある道路や傾いた歩道ではなく、できるだけフラットな路面を選びましょう。


 硬すぎる地面も、砂利道などは避けた方が良いです。


  • シューズの選択

足に合ったシューズを履くことは怪我の予防にはとても大切です。


特にオーバープロネーション傾向のある方は、安定性のあるシューズやインソールの導入を検討しましょう。

 

  • 姿勢と動作を意識する

 日常の歩き方や立ち方、座り方など、普段の体の使い方にも目を向け、左右差や体の軸のブレを修正する意識を持ちましょう。


 こうした取り組みを続けることで、治癒を早めるだけでなく、再発防止にもつながります。


 膝を守るためには、日々の積み重ねがとても大切なのです。


体のゆがみの解説

上記の内容を実践して回復される方もおられます。


しかし、自分で出来る事はしたけれど回復しない。


そんな方は原因が膝だけではないかもしれません。


背骨や腰、足首を含めた体全体のゆがみが鵞足炎に大きく関係しているからです。


たとえば、骨盤が前傾していると、太ももの前側が常に緊張します。


一方で、骨盤が後傾していると、太ももの裏側が引き延ばされ、鵞足部に持続的な牽引ストレスがかかります。


また、足首や足裏のバランスが崩れていると、着地の際に膝が内側へ倒れ込みやすくなります。


特に偏平足や外反母趾、足首の可動域制限がある方は、膝関節がねじれるような動きになりやすく、それが鵞足への過負荷を引き起こす原因になります。


過去の捻挫などで足のバランスを崩したままの方も多くおられます。


さらに、日常の姿勢や歩き方のクセも大きな要因です。


猫背や反り腰、左右どちらかの足に体重をかける癖なども、股関節~膝~足首の連動性を崩し、膝の内側に過剰なストレスをかけてしまいます。


このように、体のゆがみは単なる見た目の問題ではなく、動作の質に直結しています。


体のゆがみが膝の痛みとして表れるのです。


根本的な改善を目指すためには、膝だけでなく全身のバランスを見直すことが欠かせません。


まとめ


鵞足炎は、軽度の段階では膝の内側が少し痛いだけと軽視されがちです


しかし、全身のバランスや筋力、フォーム、日常動作が密接に関係している奥深い障害です。


安静とストレッチをしても改善しない場合、それは体全体のアンバランスや間違えた使い方をしているかもしれません。


膝だけをケアするのではなく、なぜ膝の内側に痛みが出るのか?を見つめ直すことが、根本改善への第一歩です。


ランニングを続けるために、今の痛みを無視せず体としっかり向き合うことが大切です。


トレーニングをできない状態は辛いと思います。


焦らず確実に、自分の身体をリセットする機会と捉え、前向きに取り組んでいきましょう。


日常生活を見直しても変化がない場合は専門的な機関でのご相談をおすすめします。


当院でもゆがみから見た正しい体の使い方をお伝えしております。


お困りの際は、一度ご相談ください。


2024/12/29

「立ち仕事をしていて時間がたってくると中指、薬指がしびれてくる。」


「足の裏から指先に冷たい感覚がする」


「病院でモートン病と言われインソールを作ったけれど変化が感じれない」


このような症状でお悩みでしたら今回の記事がお役に立てると思います。

 




 

はじめに

こんにちは。大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。


今回、ご相談いただいたYさん


お仕事は販売員をされています。


左足の中指、薬指にしびれがあり整形外科を受診されました

整形外科では「モートン病」の診断を受けてリハビリ、インソールの着用を指示されました。


インソールを入れた靴を履いて1時間ほどはいつもと違うと感じたようでした。


しかし、家で靴を脱ぎ素足で動くと変わらず、しびれ感、動くとじんじんとした違和感が出だす。


腰にも痛みが出るようになり、ご友人の紹介でご来院されました。

 

モートン病は足のアーチの低下が原因と良く解説されてされています。


確かにテーピングやインソールでアーチを作り、サポートをしてあげると一時的に楽になることがあります。


上手くアーチを作りリハビリなどで回復する事例もあります。

 

Yさんの足はどのようになっていてインソールやリハビリでは改善しなかったのかを解説します。

 

モートン病の原因とは

 

Yさんのモートン病の原因は2年前のスノーボードでの足首のねん挫でした。

 

スノボをしていてジャンプの着地で転倒。


靴下を脱ぐと内出血と腫れ


家の近所の整骨院で電気治療とマッサージを受けて2か月ほどで痛みはなくなったとのことでした。


狩野のねん挫は関係ないと思っておられたようです。


問診でお話を伺い、姿勢と動きの確認をする中で明らかに左右の差があるのでお尋ねしたところ


「あーそういえば」とお話しいただきました。

 

ねんざの影響を深堀すると


足関節全体のアライメントの異常

 

足首から下の部分には28個の大小さまざまな骨が並んでいます。

 

骨の並び(アライメント)がねんざによって乱れます。

 

Yさんのように大きく腫れたり内出血がある、繰り返しねんざしている方は要注意です。

 

足のアライメントが崩れると足の荷重バランスが乱れます。

 

足のアライメントが崩れると、足関節が不安定となります。

 

歩行中の衝撃や立っている時の加重を上手く分散できなくなります。

 

 

足の指が使えない

 

ねんざで足のアライメントが崩れると足の指を上手く使えなくなります。


足の指を十分に使わないと、足の裏にある足底筋の筋力が低下します。

 

筋力低下によりアーチが崩れ、中足骨の間の神経が圧迫されやすくなります。

 

アーチをサポートするだけでは改善しない原因の一つは足の指の使い方にあります。

 

 

 

下肢のアライメントの歪み

 

足首をねんざすると膝や股関節も足首の動きの補助をしてくれます。

 

膝や股関節を使い、足にかかる負担を分散させようとするのです。

 

これにより、膝、股関節にも正しい位置からの変化が起きます

 

 

体全体のゆがみ

 

ねんざが原因となり、上手く体のバランスを取れなくなると体全体のゆがみとなります。


左右均等にバランスを保つことが出来ないために、上手く使える部分、使えない部分の差が大きくなります。

 

足首のアライメントの崩れが体全体に影響します。

 

かばって使っていた動きが習慣となり、他の部分に負担をかけます。


Yさんの足の指のしびれ、腰の痛みの原因は足首をねんざしたことによる体のゆがみでした。

 

 

 

まとめ

今回はYさんの事例でモートン病を解説しました。


過去の怪我が体の不調につながることはよくあります。


ねんざの痛みは治まったけれど、足のバランス、ゆがみが整ってないまま使っていた。


どこかを無意識でかばったり、間違った使い方をすることで他の場所に負担がかかります。


痛みがなくなると過去の怪我は忘れていたり、関係ないと思いますよね。

この記事を読んでいただいてるあなたは、色々治療をしたけれどなかなか改善しないと悩みかと思います。

足の指のしびれ、モートン病でお悩みでしたら一度ご相談ください。

 

 

患者さんの声

Q.どのようなお悩みで来院されましたか?

A.腰の痛み、足のしびれ

Q.当院の施術を受けてみていかがでしたか?

A.自分の体のゆがみをみてビックリ!!

Q.当院を他の人に説明するならどのように伝えますか?

A.体のゆがみの説明がわかりやすい。

マッサージではない不思議な感じです。

Q.同じ症状を持っておられる方へメッセージを!!

A.足のしびれは、ソールを作ったり色々したけれど良くならずに「てんま」さんに来ました。

ねんざが原因と知れて良かったです

 

 

Yさん、ありがとうございました。


2024/12/27

「最近、デスクワークをしていると肘の外側が痛むことが多くて…。


「マウスを握っているとズーンと重だるくなってくるんです。」

 

こんなお悩みをお持ちの方は、今回の記事がお役に立てると思います。


はじめに

こんにちは。大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。


肘の外側の痛み、いわゆるテニス肘。


テニス肘というと、スポーツをしている人がなると思われがちですが、実は日常生活の中でも多くの方が経験する症状です。

 

特にデスクワークを中心に生活している方はマウスをずっと握る動作が肘に負担をかけている可能性があります。


マウスをを握っていると、肘から手首にかけて重だるさが出てくる。

手首を回したり、肘周辺を反対の手でマッサージしたくなった経験はないでしょうか?

 

本記事では、テニス肘がどのような原因で発生するのか、そして自宅で簡単にできるセルフケア方法や日常生活での注意点について詳しく解説していきます。

 

是非最後までお読みいただき、参考にしてください。

 


デスクワークでのテニス肘の原因とは


テニス肘は医学的には「上腕骨外側上顆炎」と呼ばれ、肘の外側部分の炎症が主な症状です。


この症状が起こる原因は、一言で言えば筋肉や腱の酷使にあります。


デスクワークが多い方は特に、次のような要因でテニス肘が発生することがあります。

 


  • 反復的な動作

 

キーボードやマウス操作など、同じ動作を繰り返すことで前腕の筋肉が過度に緊張し、肘に負担がかかります。


特に、手首を反らす動作が多い場合、肘に負担が集中します。



 


  • 体のゆがみ

 

長時間のデスクワークにより、猫背や肩の巻き込みなどの姿勢不良が生じることがあります。


からだがゆがむことで背中から腕への筋肉に緊張が出ます。


また、肩甲骨を上手く使えないことで肘への負担が増えて肘の痛みへとつながります。

 


  •  座る時の姿勢の影響

 

猫背姿勢で座り、腕を前に出す姿勢でデスクに手を置くことで肘に負担がかかりやすくなります。


腕で体を支えながら、腕を動かす

支えることと、動かすことで二倍の仕事を腕が担います。

 

これらの要因が積み重なることで、肘周辺の筋肉や腱が炎症を起こし、テニス肘の症状が現れるます。

 

 

 


自宅でできる簡単セルフケア


 

テニス肘を改善するには、日常的に簡単に取り入れられるストレッチやエクササイズが効果的です。

 

以下に具体的な方法をご紹介します。

 

 


  •  前腕のストレッチ

 

 

肘を伸ばして親指を下に腕を前に出ます。

 

手首を向けて曲げて、反対の手で指先を体の方向に引きます。

 

肘や手首の筋肉が伸びるのを感じながら10秒間キープします。

 

※反対側も同じように行い、左右3回繰り返しましょう


 

 

 


  • タオルを使った握力トレーニング
  

タオルを丸めて手で握り、軽く押しつぶします。

 

 

この時に小指、薬指をしっかりと握る意識をします。

 

普段、人差し指を中心に使うことが多くなるため腕の筋肉のバランスが崩れています。

 

小指、薬指を意識して使うことでバランスを調えます。

 

 

5秒間力を入れて握り、ゆっくり力を抜きます。

 

 

 

10回を1セットとし、23セット繰り返します。

 

 

 

 

 

 


日常生活での注意点


 


姿勢を変える


デスクワーク中に長時間の同じ姿勢での作業は避けましょう。

 

 

定期的に休憩を取ることがオススメです。(例: 30分作業したら5分休む)。

 

 

長時間同じ姿勢を続けると、筋肉に過度な負担がかかり、筋肉の緊張が増加する原因となります。

 

 

短い休憩を取り入れることで、筋肉をリラックスさせ、脱力と血流改善の効果があります。

 



手の使い方


ものを持つ際、手のひらを上に向ける。

 

カバンや、やかんなどを持つ際に手のひらを上に向け救い上げるように持ちます。

 

手のひらを上に向けることで、肘の外の筋肉にかかる負担を減らすことが出来ます。


使う筋肉を変えることで、肘に痛みが出にくい使い方が出来ます。


スマホの持ち方


肘の痛みのご相談を受ける中で、一定数の方に共通しているのがスマホの持ち方です。

動画や調べもの、読書など日常生活の中で多岐にわたって使うスマホ

ついつい見だすと時間が結構な時間が経っています。

スマホスタンドなどを活用してスマホを握って支える時間を減らしましょう。


 

まとめ


テニス肘は、スポーツだけでなく日常生活の中でも発生しやすい症状です。


原因を理解し、適切な対策を取ることで予防や改善が可能です。


同じ動きの繰り返しや、偏った使い方が痛みに原因となります。

 

特にデスクワークが多い方は、体のゆがみに注意しましょう。


からだがゆがむことで筋肉の緊張が高まり、力を抜いた上手な体の使い方が出来なくなります。

まずは今回お伝えしたセルフケアと、日常生活の注意点に気をつけて過ごしてみて下さい。

小さな習慣の積み重ねが、大きな改善につながります。


あなたの毎日が快適になるお手伝いができれば幸いです。

 

症状がなかなか改善しない場合や痛みが強い場合は、専門家に相談することをおすすめします。


当院では体のゆがみを軸にした施術と体の使い方をお伝えしております。


2024/12/16
朝起きときに足をつくと痛い
仕事で立っているとかかとがズキズキする。
このような症状でお悩みでしたら今回の記事がお役に立てると思います。

はじめに

こんにちは。大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
販売員をされている50代女性、Mさんからご相談を頂きました。

朝起きた時、足を床につくと痛みが走る。

病院で足底腱膜炎と診断されたそうです。

足底腱膜炎は放置すると日常生活に支障をきたすだけでなく、慢性的な痛みに繋がることもあります。

今回は、この足底腱膜炎の原因と対策について詳しく解説し、自宅でできる簡単なセルフケア方法をご紹介します.

 

足底腱膜炎とは?

 

足底腱膜炎は、足裏の土踏まずを支える"足底腱膜"に炎症が起きる状態を指します。

足底腱膜は、歩行時にかかる衝撃を吸収する役割を果たしていますが、繰り返し負担がかかると炎症を引き起こし、痛みを伴います。

 

主な原因

 

  • 立ち仕事の影響

長時間立ち続ける仕事は、足底腱膜に大きな負担がかかります。

特に、床が硬い場所での作業や、靴のクッション性が不足している場合、足底腱膜が過剰に伸ばされることがあります。

 

  • 体重増加

体重が増えると、それだけ足底腱膜にかかる負担が増加します。

特に、急激な体重増加は、炎症を引き起こすリスクが高まります。

 

  • 足のアーチ構造の変化

加齢や筋力低下により、土踏まずが下がる「偏平足」になると、足底腱膜にかかる負担が大きくなります。

この状態は炎症を起こしやすい状態です。

 

  • 靴の影響

適切でない靴、特に硬すぎる靴やクッション性が不十分な靴は、足底腱膜への負担をさらに大きくします。

 

  • 柔軟性の低下

加齢により筋肉や腱の柔軟性が低下すると、足底腱膜の衝撃吸収能力が弱まり、炎症が発生しやすくなります。

 

 

足底腱膜炎の痛みは、過度な負荷によって足底腱膜の微細な損傷が生じ、その修復過程で炎症を引き起こすことにあります。

これにより、立ち上がる動作や歩行時に強い痛みを感じるのです。

 

足底腱膜炎のセルフケア方法

 

1. ストレッチ

 ストレッチを行うことで、柔軟性を高め、痛みを緩和できます。

 足裏のストレッチ

 

床に座り、片方の足を前に伸ばします。

 

片手でつま先をもち、片手でかかとを持ちます。

 

つま先を軽く引っ張り、足裏を伸ばすようにします。

 

30秒間キープし、反対側も同様に行います。

 

  •  タオルギャザー

タオルを使い、足の指のトレーニングをしましょう。

イスに座り、足元にタオルを敷く
足をタオルの上に乗せ足裏全体をつける
足の指を大きく開きタオルを握る
開く握るをくり返しタオルを手繰り寄せるようにする
端まで手繰れればタオルを伸ばす
これを3セット左右足を入れ替えて行います。

 


日常生活での注意点

  • 硬い床の上での作業を避ける

クッション性のあるマットを敷くことで、足底腱膜への負担を軽減できます。

 

  • 適切な靴を選ぶ

クッション性が高く、足をサポートする靴を履くことが重要です。

 

  • 無理な運動を控える

足底腱膜に負担をかける運動は避け、軽いストレッチやウォーキングを心掛けましょう。

 

  • 長時間の立ち仕事を分散する

適度に座る時間を設けて、足の負担を減らします。

 

  • 足を冷やさない

血行を促進するために、足を温める工夫を取り入れましょう。

温浴や足湯を利用して血流を改善し、疲労回復を図るのも良いでしょう。

 

  • ストレッチを習慣化する

足の裏やふくらはぎを中心にしたストレッチを毎日続けましょう。

 

  • 体重を適切に管理する

無理のないダイエットやバランスの取れた食事を心掛け、体重の増加を防ぎましょう。

 

  • 専門家に相談する

症状が改善しない場合は、整骨院や医師の診察を受けましょう。

 

まとめ

 

足底腱膜炎は、原因を理解し、適切なセルフケアを行うことで改善が期待できます。

今回ご紹介したセルフケアはコツコツと続けることが重要です。

日常生活での注意点にきをつけていただき、痛みの軽減を目指しましょう。

足の裏の痛み、足底腱膜炎でお悩みの方は一度ご相談ください。




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