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原因から根本的に治療 てんま活法整骨院
大阪市北区松ヶ枝町1-41
  1. てんま活法整骨院の治療コラム 腰痛
 

てんま活法整骨院の治療コラム

当院の施術のことや、整体のこと


皆様に有益な情報を書き綴ってまいります。

じぶんんにも当てはまるな〜

こんな症状も整体でいいの?

こんな時はどうしたらいいの?

など書いていきます。

2026/02/07

・夕方になると肩が重くなる・首まで張って頭がすっきりしない・マッサージを受けてもすぐ元に戻る・以前より疲れが抜けにくい
こんなお悩みはありませんか? 






はじめに 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。
当院でも非常に多くのご相談を受ける、肩こり
今回は肩こりでお悩みのFさん、40代の女性からのご相談です。
家事と仕事をこなしながら忙しく過ごす中で、以前から感じていた肩こり。
月に二回ほどマッサージに通っていたけれど、最近楽な期間が短くなってきた。コリの感じかたが強くなってきた。
このままでは仕事にも影響が出ると心配になってご来院されました。今までは楽になっていたものが良くならないと不安になりますよね。
今回は肩こりでお悩みの方に向けて肩こりの原因を専門的な立場で解説します。
その上で日常生活を送る上での対策をお伝えします。
マッサージに行っているけれど楽にならない方にお役に立てる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

肩こりは「肩だけの問題ではない」


肩がつらいと、筋肉が硬い、血流が悪いと考えるのは自然です。
凝っているから揉む、硬いから叩く。肩を揉む、肩をたたくという言葉が一般的に使われています。
しかし多くの肩こりの方を見ていると、症状を感じている場所と原因が一致しないことがよくあります。
なぜなら、肩こりといっても症状はさまざまな場所に出ます。
例えば肩甲骨の内側のつらさ 肩首の重だるさ 片側だけの肩こり 同じ肩こりでもこり感じる場所も違えば、その原因にも違いがあるのです。
体はそれぞれの部位が連動しながら働いています。
どこか一部分に負担が集中すると、その影響が肩に現れることは決して珍しくありません。
つまり、痛い場所=原因とは限らないのです。
肩甲骨の内側のつらさ → 首周囲の筋肉緊張首の重だるさ → 肋骨の動きの低下片側だけの肩こり → 体の左右バランスの乱れ
など、肩、首の筋肉、背骨、肋骨、姿勢などさまざまな要因が関係しているのです。

なぜマッサージをしても戻るのか


揉んでもらった直後は楽なのにすぐ戻る
これは非常によく聞くお話です。
マッサージを受け始めた初めのうちは筋肉をほぐすことで筋肉に緊張が取れて緩んだ状態になります。
硬く緊張した筋肉を揉むことで一時的に血流が改善して酸素や栄養が筋肉に運ばれます。
しかし緊張を生む原因が取れていないのですぐにコリが戻ってきます。
さらに刺激に慣れてくると刺激が強くなくては筋肉が弛まなくなります。
1の力で聞いていたものが2、3、4とどんどん強くなるのです。
体は刺激を受けると組織を守ろうとし、その過程で再び緊張が高まります。
緊張が続いた筋肉は硬く伸び縮みのしにくい筋肉へと変化していきます。
強い刺激に頼り続けると、かえって体が力みやすくなるのはこのような変化が起きているからです。
もちろん、やさしい刺激による施術はリラックスを促し、ストレス改善などの良い側面があります。
リラックスのための優しい刺激と強いマッサージは分けて考えると良いでしょう。
そして大切なのは、その場の変化だけでなく、なぜ凝り感が起きたかの原因に目をむけることです。



体のバランスの崩れ


人の体は本来、背骨を中心に左右対称に近い状態で保たれることで効率よく動きます。
しかし日常生活では、
  • 同じ肩でバッグを持つ
  • 長時間前かがみになる
  • 片脚に体重をかけて立つ

といった習慣が続くと、体の均衡が少しずつ崩れ、倒れないように無意識の緊張が生まれます。
この緊張状態が続くことで血流にも影響が及び、酸素や栄養が行き渡りにくくなることがあります。
さらに注意したいのは感覚のズレです。バランスが崩れた状態に慣れると、「自分では真っ直ぐのつもりでも実際は偏っている」という状態が起こります。
このズレが、筋肉の緊張を抜きにくくさせ、慢性的な肩こりにつながるのです。

日常生活で気をつけていただきたいこと


肩こりを完全に防ぐことは難しいですが、負担を偏らせない意識はとても重要です。
■同じ姿勢を続けすぎない
デスクワークなどでは、30~60分に一度体勢を変えましょう。
姿勢を変えるだけで筋肉の緊張は大きく変わります。
気づいたら立ち上がったり伸びをしたりする。
こまめに姿勢を変える
■無意識にとっている楽な姿勢に気づく
楽だと感じている姿勢が、実はどちらかに偏っていることもあります。
片側に体重を乗せる足を組む肘をつくこうした無意識の姿勢が習慣付いてしていないか、一度見直してみましょう。

■力を入れすぎない真面目な方ほど、無意識に体へ力が入りやすい傾向があります。
手をブラブラ振る、肩を軽く回す、深呼吸をするなど、力を抜く時間を意識的につくることが大切です。
初めは力を抜くのは難しいと思いますが、力が入っていると気づくだけでも体は変化します。
■疲労を溜め込みすぎない睡眠無くして体の回復はありません。体を休めることで酸素や栄養が隅々まで運ばれて体が回復します。
十分な睡眠時間を確保しましょう。

当院の考え方


当院では、体のゆがみを整えることを重要な施術方針の一つとしています。
体は左右のバランスが保たれることで、本来の働きを発揮しやすくなります。
しかしバランスが崩れると無意識の緊張が生まれ、特定の筋肉や関節に負担が集中します。
この状態は血流にも影響し、体を動かすために必要な酸素や栄養が行き渡りにくくなることがあります。
さらに、偏った状態に慣れてしまうと、真っ直ぐ立っているつもりでも実際にはズレが生じています。
そのまま生活することで筋肉の緊張をうまく抜くことがきなくなります。
施術では、このような体のバランスを丁寧に整えていきます。
左右のバランスが保たれることで無意識の緊張がやわらぎ、余分な力に頼らず体を支えやすくなります
また循環がスムーズになることで、体が本来持つ回復力も働きやすい環境が整います。
私たちは、不調を一時的に抑えることだけを目的とするのではなく、左右バランスの取れた体を保つことが大切と考えます。


肩こりを繰り返さないために


ここで一つお伝えしたいことがあります。
一度整えれば二度と肩こりにならない、というわけではありません。
長時間の作業が続けば、誰でも筋肉は疲労します。
これは自然な反応です。
大切なのは、バランスが崩れにくく、寝たら回復しやすい体を目指すこと。
肩こりは体からのサインでもあります。
疲労やストレスが抜けづらい、睡眠をとっても回復しづらい状態となっているということです。

まとめ


肩こりは体のバランスが崩れた状態が続くことで起きます。マッサージやすとれっt、温めるなど対処する方法は多くあります。
しかしそのどれもが肩こりの本当の原因にはアプローチできないものです。
  • もし、何をしても改善しない
  • 慢性化している気がする
  • 原因が分からず不安

そのように感じている場合は、一度体のゆがみと左右の対称性に目を向けてみてください。
症状のある場所だけでなく、バランスや体の使い方まで含めて捉えることで、新たな気づきにつながることがあります。
今回お伝えした対策を試したけれど変化を感じない、もっと詳しく知りたいという方はお近くの国家資格を持った専門院をお尋ねください。
当院でも体のゆがみを整えることで肩こりにアプローチをする施術を行なっています。
マッサージで楽にならない肩こりでお悩みの方は一度ご相談ください。




2026/02/06
「お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれがある」「少し歩いただけで脚が重くなり、休みたくなる」

このようなお悩みを抱えて来院される方が非常に多くいらっしゃいます。


はじめに 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。
坐骨神経痛は日常生活への影響が大きい症状の一つです。
外出がおっくうになる趣味を控えるようになる
など行動範囲が徐々に狭くなることで生活の質そのものが低下してしまうこともあります。
60代に差し掛かるあたりの方々からしびれ、痛みが続いているがなんとかならないかと多くのご相談をいただきます。
まず知っていただきたいのは、坐骨神経痛の多くはもう年だから仕方ないと症状ではないということです。
大切なのは、痛みが出ている場所だけを見るのではなく、なぜその神経に負担がかかる状態になったのかを丁寧に見極めることです。
体の状態を正しく理解し、整えていくことで、症状が和らぎ、再び安心して歩けるようになります。
今回の記事では坐骨神経痛の原因と代表的な症状について解説します。
その上で、日常生活で気をつける点をお伝えします。
坐骨神経痛でお悩みの方のお役に立てる内容となっていますのでぜひ最後までお読みください
不安を抱えたまま我慢するのではなく、まずはご自身の体で起きていることを知ることから始めてみましょう


坐骨神経痛とは?


坐骨神経とは、腰から足先まで伸びている人体の中でも特に太く長い神経です。
腰椎から始まり、骨盤の中を通過し、お尻の奥の方を抜け、太ももの裏側を通って足へと続いています。
この神経は、脚の感覚や筋肉の働きに大きく関わっているため、負担がかかると様々な不快症状が現れます。
代表的な症状には次のようなものがあります。
お尻から脚にかけて走る痛みピリピリとしたしびれ張るような違和感長時間歩けない立ち続けるとつらい前かがみになると楽になることがある
これらはすべて坐骨神経痛と呼ばれます。
実は坐骨神経痛は特定の病名ではなく、坐骨神経に痛みが出ている症状の総称です。
痛みの背景には椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが存在する場合もあります
しかし病院での画像検査では大きな異常が見つからないケースも少なくありません。
ここで重要なのは、画像で異常がない=問題がない、ということではないという点です。
神経は非常に繊細な組織であり、わずかなストレスでも痛みやしびれを引き起こします。
特に近年では、単なる圧迫だけでなく、神経が引き伸ばされることによる刺激も症状の要因になると考えられています。
つまり、神経そのものだけでなく、神経を取り巻く体の状態が大きく関係しているのです。

なぜ60代から増えるのか


坐骨神経痛は加齢とともに増える傾向があります。
年齢そのものが直接の原因というよりも、長年の体の使い方の積み重ねが影響していることが多いと考えられます。
例えば年齢を重ねると、
筋力が徐々に低下する姿勢を支える力が弱くなる関節の柔軟性が減少する回復に時間がかかるようになる
といった変化が起こります。
すると体は安定を保とうとして無意識に別の部分へ頼るようになります。
結果として特定の場所に負担が集中しやすくなります。
さらに女性の場合、加齢に伴う筋量の減少は男性より大きいとされており、体を支える機能が低下するとバランスが崩れやすくなります。
このバランスの崩れが続くと、神経の通り道にストレスが生じやすくなり、痛みやしびれにつながるのです。
重要なのは、これらの変化は誰にでも起こり得る自然なものだということです。
だからこそ、年だから仕方ないと放置するのではなく、体の状態に合わせた適切なケアを行うことが大切になります。

痛い場所だけが原因とは限りません


坐骨神経痛というと、「お尻の筋肉が硬いからだろう」と考える方が多くいらっしゃいます。
確かに筋肉の緊張が影響することもありますが、臨床の現場で多く見られるのは、体全体のバランスが崩れているケースです。
例えば、
気づくと片側の脚に体重をかけている立つときにどちらかへ重心が寄る椅子に浅く座り背中が丸くなる同じ側の手ばかり使う
こうした小さな偏りが積み重なると、体はバランスを取ろうとして別の場所に負担をかけます。
この負担が偏った状態が体のゆがみです。
ゆがみとは骨が大きくズレることだけを意味するのではありません。
むしろ多くの場合は、日常生活の中で少しずつ生じた体全体のアンバランスです。
この状態が続くと、神経が引き伸ばされやすくなる周囲の筋肉が過剰に緊張する血流が滞る
その結果として、神経が敏感になり痛みが出やすくなります。
つまり本当に見るべきなのはどこが痛いかだけではなく、なぜそこに負担が集中したのかなのです。

我慢し続けることで起こりやすいこと


「まだ動けるから大丈夫」そう思って痛みを持ちながら頑張る方が多くおられます。
痛みを避ける生活が続くと、
外出が減る筋力が低下するさらに動きにくくなる

という悪循環に入る可能性があります。
特に60代以降は、活動量の低下による筋力低下など将来の健康状態に大きく影響します。
だからこそ重要なのは、崩れたバランスを整え、負担が偏らない体を保つことです。
早めに対処することは、これから先の健康を保つ大切な一歩になります。

日常生活で気をつけること 


特定の場所に負担をかけない、体のバランスを崩さないために日常生活で気をつける点をお伝えします。

① 長時間同じ姿勢を続けない


坐骨神経痛の多くは、
神経への血液の循環不足、筋肉の緊張が影響します。
同一姿勢が続くと

椎間板内圧の上昇神経周囲の循環低下過度の筋緊張

が起こり、痛みを起こす原因となります

日常での具体策・30〜60分に1回は姿勢を変える
・座りっぱなしを避ける
・立ち仕事でも体重を片脚に乗せ続けない
・車の長距離運転では必ず休憩を入れる

まずは良い姿勢を頑張って保つではなく同じ姿勢を長時間続けないことです。

② 前屈み・中腰動作を繰り返さない


前屈姿勢では

椎間板後方への圧力増加神経根の牽引坐骨神経の滑走制限

が起こります。

特にヘルニア傾向がある方は注意が必要です。
生活上の工夫

・床の物を拾う時は膝を曲げる
・洗顔や掃除での前屈を減らす
・低いソファを避ける
中腰で長時間作業しない

腰を曲げるではなく、股関節、膝を使う意識が重要です。

③ 片側荷重を避ける


体は左右対称に近いほど安定します。

坐骨神経痛の方は

いつも同じ脚に体重を乗せるバッグを常に同じ側で持つ足を組む癖

といった偏った体の使い方が習慣化しています。
このような使い方が癖づくと

・股関節や骨盤のねじれ・左右の筋肉の緊張差
・うまく力を抜けない
などのアンバランスな状態が生じます。
具体的対策

・肩幅で均等に立つ意識
・バッグは左右交互に持ち替える
・足組みをやめる

姿勢に意識を向けて偏った使い方にならないしょうにしましょう。

④ 強いマッサージを繰り返さない


お尻の筋肉を強く押してもらうと一時的に楽になります。

しかしマッサージを続けることによって

神経への直接刺激 筋肉が傷つく刺激に対して感覚が鈍くなる
このような変化が起きて症状が慢性化するケースがあります。
痛気持ちよくて効く感じと症状が回復しているは別です。

⑤ 冷えを放置しない


 


神経は血流から酸素や栄養を受け取らないとうまく働けません。

冷えにより

血流低下神経の働きが悪くなる筋肉の緊張が強くなる

このような反応がが起こります。
具体策

・足、腰をを冷やさない
・長時間の冷房環境を避ける
・お風呂でしっかりと温める

まとめ


坐骨神経痛は、単に痛みが出ている場所だけの問題ではなく、体のバランスの崩れが関係していることが非常に多くあります。
初期の状態では痛みやしびれが出ても休むことで症状が治ります。
休むと治ることで無理をし、症状が悪化してから慌てられる方が多くおられます。
今回、この記事を最後kまで読んでいただいた方は坐骨神経痛の症状をお持ちの方だと思います。
まずは今回お伝えした体の使い方の癖がないか、バランスを崩してはないかを確認してください。
その上で日常生活で気をつけることを試してください。
症状が変化しない、体の上手な使い方がわからないという方はお近くの国家資格を持った専門院をお尋ねください。
当院でも体のゆがみを整えて正しい体の使い方をお伝えする施術を行なっています。
体のゆがみを整えることは、症状の軽減だけでなく、将来にわたって安心して動ける体づくりにもつながります。
坐骨神経痛でお悩みの際は一度ご相談ください。


2026/01/31

「走り始めは問題ないのに、途中から膝の外側がズキズキしてくる」「練習後は落ち着くけれど、次に走るとまた同じ場所が痛む」

このような症状でお悩みではないですか?





はじめに


こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
冬のマラソンシーズン、大阪マラソンまであと一カ月ですね。走り込み量を増やしておられる方も多いかと思います。
今回、ご相談いただいたMさんマラソン初挑戦でトレーニングを積んでおられました。
月間の走行距離を伸ばし、負荷を上げていく中で、膝の外側に痛みが出てきたとご相談をいただきました。
「レース日まで、トレーニングをい休みたくない」
「この痛みは走り続けて大丈夫なの?」
このようなお悩みを抱え、不安を感じつつ走り続けておられたそうです。
今回の膝の外側の痛みは、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」です。
腸脛靭帯炎は、ランナー膝とも言われ、多くのランナーが経験する症状です。
またバスケットボールや自転車競技、バレエなどでも痛みを訴えるからがおられます。
強い痛みが出ると歩いたりに津城生活の立ち座りも辛くなることも。
マラソンのレース前や、競技の試合前に痛みが出ると不安になりますよね。
腸脛靱帯炎は正しく対処すれば手術などの心配はほとんどなく、必要以上に不安になる必要はありません。
一方で、理解せずに放置することが、回復を遠ざけてしまう可能性もあります。
今回は腸脛靱帯炎の原因と症状の経過について専門的な解説をします。
その上で、当院でお伝えしている日常使える対策をお伝えします。
腸脛靱帯炎でお悩みの方にお役に立てる内容ですので、是非最後までお読みください。

原因解説

腸脛靭帯とは、骨盤の外側から太ももの外側を通り、膝の外側に付着する幅広くて強い線維性組織です。
ランニングや歩行の際、股関節と膝関節を安定させる役割を担っており、特に片脚で体重を支える場面で重要な働きをします。
腸脛靭帯炎は、この靭帯そのものだけが問題になるのではありません。
靭帯の下にある組織や、周囲の筋肉・関節の使われ方が大きく関与して起こります。
原因はひとつではなく、いくつかの要素が重なって起こることがほとんどです。
①走る回数・距離が増えて、膝が休めていない
腸脛靭帯炎で一番多いのは、走る量が増えたのに、体が回復する時間が足りていない状態です。
最近、距離や回数が増えた痛みがあっても「これくらいなら大丈夫」と走り続けた
足を休ませる日が少なくなっている
こうした状態が続くと、膝の外側だけが少しずつ疲れていき、痛みとしてあらわれます。
② 下り坂やペースアップで、膝に強いブレーキがかかる

「平地では平気なのに、下り坂で痛くなる」
「スピードを上げたときに痛みが出る」
これは腸脛靭帯炎のとても典型的な特徴です。
下り坂では、体が前に倒れないように膝の外側がブレーキ役として強く働きます。
その結果、同じ場所に負担が集中し、痛みが出やすくなります。
③ お尻や腰まわりの筋肉がうまく使えていない
実は、膝の外側の痛みでも、原因はお尻や腰まわりにあることが少なくありません。
本来、走るときはお尻や体幹の筋肉が体を支えてくれます。
お尻の筋肉がうまく使えていない
体が左右に揺れやすい
こうした状態になると、その分を膝の外側が代わりに頑張ることになり、結果として痛みが出てしまいます。
④シューズや練習環境
・サイズの合っていないシューズを履いている
・硬い路面や傾いた路側帯をよく走る
このような道具や環境の問題で足に負荷がかかります。
⑤ 走り方や体の使い方にクセがある
走り方には人それぞれクセがあります。
・歩幅が大きすぎ・着地のときに膝が内側に入りやすい・足の外側や内側に偏って体重がかかる
これらは負担が膝に集中しやすい使い方です。
他の条件と重なることで、痛みにつながります。

腸脛靭帯炎は、
・走る量・体の使い方・練習環境やシューズ
これらが重なって、膝の外側に無理がかかっていることを知らせるサインです。
きちんと体の状態を理解し、負担を減らすことで、痛みは防げます。

症状の経過


腸脛靭帯炎は、ある日突然歩けなくなるような痛みではありません。

少しずつ体の負担が積み重なり、段階的に症状が変化していくことが多いのが特徴です。
そのため、今どの段階にいるのかを知ることが、使いながら治すヒントになります。


初期
初期の腸脛靱帯炎は「疲れが溜まっているな。」「筋肉に張りを感じるな」
このように感じる段階です。
自覚症状は走っている途中や後半に、膝の外側が痛む休むと軽くなる日常生活ではほぼ支障なしランニングは続けられるが違和感が残る
中期 
痛みとともに炎症による熱感などを感じるようになります走れないことはないけれど、走り出すと痛みが出る走り始めから痛みが出やすい下り坂やスピードを上げた際に強くなる練習内容の調整が必要になる
進行期
日常生活の中に常に痛みがついて回る状態です。
走らなくても痛いたち座りなど日常生活のあらゆる場面で痛みを感じる。歩行や階段でも膝外側に違和感痛みをかばう動作が増えるランニングの継続が困難股関節・腰などに痛みが出る
腸脛靭帯炎は、早期での適切な対応で改善が見込めるケースが多いです。
しかし、トレーニング内容の見直しが行われないままでは重症化、再発しやすい特徴があります。

対策


① 負荷を減らす工夫


まずは使いすぎないこと、足を休ませることが重要です。

距離・時間・ペースなど痛みが出る条件を把握する下り坂やスピード練習を一時的に控える エアロバイクや水中ウォークなど足への衝撃を減らす。
足にかかる負荷を減らしましょう

②フォームや体の使い方の見直し 


飛び跳ねるようなフォームや左右に大きく振れるフォームは足に負担をかけます。

負荷を上げた走り込みだけではなくフォームチェックのジョグ体幹やお尻周りの筋力強化心肺機能強化
膝に痛みを出さずに他の部位を鍛えることも大切なトレーニングとなります。

③ 練習環境、シューズの見直し 


硬い路面や凸凹した路面などは足に負担となります。
芝生やトラックなど足への衝撃の少ない路面を選ぶシューズは足にあったサイズ、使い込んで片減りしていないかをチェック
ショップで相談しご自身のレベルに合ったシューズを選ぶことも大切です。

当院でのアプローチ


当院では体のゆがみをとることで、腸脛靱帯炎にプローチをしています。
本来、左右対称であるはずのバランスの崩れが、膝に負担を生みます。
フォームの見直しをしてもバランスを崩している体ではうまく走れません。
そしてゆがみと緊張により血液の流れも悪くなります。
体を治すのに必要な酸素、栄養が一部分にうまく届かなくなっています。
施術でゆがみを整えることで体の左右のバランスが整い膝への負担が減る。
無意識の緊張が解除され力が抜ける
全身の血流が改善される
ゆがみが取れ、血流が改善することで、必要な酸素や栄養が行き渡るようになります。
その結果、悪い部分が修復されます。


まとめ


腸脛靱帯炎は多くのランナーが経験するスポーツ障害の一つです。
レースや試合が近づくと痛みに耐えながらの練習。
さらに日常生活の中で痛みを感じるようになると不安になりますね。

走る量や強度の増加、下り坂やペース変化といった負荷のかかり方
お尻や体幹の使い方、日常生活での姿勢や疲労の蓄積など、いくつもの要素が重なって発症します。
そのため、痛みを我慢して走り続けたり、痛い場所だけを何とかしようとしたりしても、根本的な改善にはつながりません
腸脛靭帯炎の経過は、初期・中期・進行期と段階的に進み、早い段階で負担を減らすことが出来れば、回復はスムーズです。
無理を続けるほど慢性化し、日常生活にも影響が及びやすくなります。
走る量や内容を調整し足を休める。
体の使い方とバランスを見直し、段階的に再開することで、再発を防ぎながらトレーニングを続けることは十分に可能です。
今回お伝えした対策やフォームの見直しを行なったけれど変化を感じない。
もっと詳しく知りたいという方はお近くの国家資格を持った専門院をお尋ねください。
当院でも体のバランスを整え正しい体の使い方をお伝えすることで早期復帰できる施術を行なっています。
腸脛靱帯炎でお悩みの際は一度ご相談ください


2026/01/29


「仕事中、足の親指の付け根がズキズキ痛む」
「ヒールを履いていないのに、夕方になると足をつくなが辛い」
このような症状でお悩みではないですか?  





はじめに 

 

こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
足の親指に出る痛み外反母趾。
当院でも多くのご相談を受ける症状の一つです。
美容師、看護師、販売員など、長時間立ちっぱなしの職業の方に多く見られる症状です。
実際、外反母趾は日本整形外科学会の報告によると、女性の約30~40%に発症が認められています。
特に40代以降の女性に顕著に増加する傾向が見られています。
また、足のアーチ構造の崩れが進行すると、膝や腰への影響も引き起こすため、放置してはいけない問題です。
今回の記事では、外反母趾の原因を専門的に解説します。
その上で体のゆがみとの関係や、立ち仕事でもできる予防の工夫について丁寧にご紹介します。
すぐに実践できる内容となっていますので外反母趾でお悩みの方は是非最後までお読みくださいね。

外反母趾の原因


外反母趾とは、足の親指(母趾)が人差し指側へ「くの字」に曲がる。
付け根の関節(中足趾節関節)が外側に飛び出すように変形した状態です。
足の小指がわを外というので外に足の親指(母趾)で外反母趾です。

主に以下のような解剖学的・力学的・生活習慣などが複雑に絡み合い、発症・進行していきます。
① 足の横アーチ低下
本来、足には縦アーチと横アーチという2種類のアーチ構造があります。
横アーチは足の中足骨(ちゅうそくこつ)という骨の並びが形成しています。
加齢・筋力低下・靴の影響などでこのアーチが崩れると、前足部が扁平化し、指の付け根にかかる負担が増加します。
その結果、母趾の付け根に外反方向の力がかかり、変形を招きやすくなります。
② 不適切な靴の着用 
先細のパンプスやヒールの高い靴は、つま先を強く締めつける構造です。
、母趾を人差し指側へ物理的に押し込む力が働きます。
ハイヒールでは重心が前方(つま先側)に移動します。
足趾の付け根に体重が集中し、長期間の使用によって変形が進行します。
③ 母趾外転筋と内在筋の筋力低下 
足の指は母趾外転筋や短母趾屈筋などの足裏の小さな筋肉(内在筋)に支えられています。
この筋肉がが弱まると、アーチを維持できなくなり、関節の不安定性が増します。
これにより母趾は外反しやすくなります。
特に現代人は歩く機会が減り、裸足で過ごす時間も少ないため、足裏の筋肉が弱くなっています。
④ 遺伝的要因・骨格的特徴 
外反母趾は、母趾の関節の形状や中足骨の長さ・角度といった遺伝的な骨格構造による影響も大きいとされています。
第1中足骨が内反気味であったり、母趾が人差し指より長い「エジプト型」の足型を持つ方は、構造上変形が起こりやすい傾向にあります。
家族に外反母趾の人がいる場合は、要注意です。
⑤ 過剰回内(オーバープロネーション) 
歩行時や立位で、足が内側に過度に倒れ込むことを過剰回内と言います。
足の内側に過度なストレスを与え、母趾の付け根に偏った荷重を引き起こします。
この動きが繰り返されることで、横アーチが潰れ、外反方向への力が慢性的にかかるため、母趾の変形を助長します。
⑥ 長時間の立位・繰り返しの圧迫
立ち仕事などで1日中足に体重が乗っている状態が続くと、前足部にかかる圧力が増し、アーチに疲労が蓄積します。
特に足元のクッション性が低いコンクリートの床などでは、足裏へのダメージが顕著になります。
こうしたストレスの蓄積が、骨格変形のきっかけになるのです。
⑦ 浮き指・巻き爪などの足趾のトラブル 
足指をしっかり使えない状態が続くと、踏ん張る力が弱まり、歩行や立位時のバランスが崩れます。
浮き指(足指が地面に接地しない状態)や巻き爪などがあると、母趾にかかる力が偏りやすくなり、外反しやすくなります。
外反母趾の原因は靴だけでなく、筋肉、骨格、姿勢」、歩き方など多くの要素が複雑に絡み合っています。
なぜ足が変形してきたのか?という根本的な視点から見直すことが、予防と改善の第一歩となります。

体のゆがみとの関係


外反母趾の発症には、足の問題だけでなく、全身の姿勢や体のゆがみが深く関わっています。
例えば、長時間立っているとき、片足に体重をかけていたり、反り腰になっていたりしませんか?
このような姿勢は、骨盤の傾きや股関節の位置をずらし、それ足にかかるバランスを崩しているのです。
膝が内側に入り込み、足の内側に負荷が集中。
結果的に足のアーチが崩れ、外反母趾の進行につながります。
また、足の構造が崩れると、歩行時のバランスが悪くなり、肩の高さの左右差など、全身に影響が広がります。
つまり、外反母趾は足だけの問題ではなく、体のゆがみの一部と捉える必要があります。


日常生活での注意点


外反母趾を予防・悪化させないためには、日々の生活習慣を見直しが重要です。
小さなストレスを減らしていくことがいちばんの予防策です。
特に立ち仕事をされている方は、足への負担が大きく、悪化しやすい環境にあります。
以下では、職場でも家庭でも取り入れやすい具体的な注意点と工夫を解説します。

1. 靴の選び方と履き方の見直し


つま先にゆとりがある靴を選ぶ 
足指を自由に動かせる靴は、母趾への圧迫を軽減し、関節の変形を防ぎます。
親指と人差し指の間に「1cm程度の隙間」が確保できる靴が理想です。
かかとがしっかり固定される構造を選ぶ 
かかと部分が柔らかく、靴の中で足が動いてしまうと、アーチの崩れや不安定な歩き方になります。
かかとの素材ががしっかりした靴を選びましょう。
ヒールの高さは3cm以下、厚底より安定性を重視 
ヒールが高いと重心が前方に移り、前足部にかかる負荷が増します。
ま厚底で柔らかすぎる靴は足裏の筋肉が働きづらくなるため、適度な硬さと安定感のある靴底を選んでください。
中敷き(インソール)を活用 
足裏アーチを支える市販のインソールを使うと、アーチ構造のサポートや衝撃吸収効果が期待できます。
特に、横アーチを持ち上げるパッド付きインソールは外反母趾の予防に効果的です。

2. 立ち姿勢の見直し


左右均等を意識 
無意識のうちに片足重心で立っていませんか?
これは重心の崩れや股関節のゆがみを招き、うまく足の指を使えなくなります。
両足の母趾球・小趾球・かかとの3点に均等に体重をかけることを意識しましょう。
柔らかな膝で立つ意識 
膝をピンと伸ばしすぎると骨で支えてしまい、筋肉を使わない姿勢になります。
軽く膝を緩め、筋肉でバランスを保つようにすると、足裏や体幹の筋肉うまく使えます。

3. 長時間立ちっぱなしを防ぐ工夫


定期的に体重移動を行う 
1時間に一度は、かかとに体重をかけたり、つま先立ちをしたりすることで、足裏の血流を促し、筋肉の緊張をリセットできます。
職場の床環境を改善する 
固い床の上に立ち続けると、足裏に強い衝撃が加わります。
ゴム製のクッションマットや低反発素材の足元マットを敷くことで、足への負担を大幅に軽減できます。
靴を脱いで足を開放する時間をつくる 
休憩中に靴を脱ぎ、足指をゆっくり広げて伸ばす
緩める時間を作ることで筋肉や関節の緊張が解け、アーチへの負担も減ります。


4. 姿勢と動作のクセ


物を取る、しゃがむ時の動作に注意 
腰だけを曲げて物を拾うと、重心が前方に偏り、足裏の前部に負担が集中します。
膝と股関節を一緒に曲げてしゃがむようにすると、下肢全体で体重を分散でき、足への負荷が減ります。


5. 帰宅後のケアと環境づくり


足を冷やさないようにする 
冷えは筋肉の緊張や血行不良を引き起こし、アーチの柔軟性を損ないます。
特に女性は足元が冷えやすいため、足首を覆うレッグウォーマーや湯たんぽで温める工夫をしましょう。
素足で硬い床を歩かない 
裸足でフローリングなどの硬い床を歩くと、アーチに直接負担がかかります。
自宅では足にフィットしたルームシューズや、アーチサポート付きのスリッパを使うことをおすすめします。
これらの工夫を少しずつ日常生活に取り入れることで、足の負担を軽減し、外反母趾の進行を防ぐことができます。
痛くなったからケアするのではなく、痛くならないように習慣を整えることが、根本的な予防につながるのです。


まとめ


外反母趾は「足の問題」と思われがちですが、実際には体全体の姿勢や使い方のクセが深く関係しています。
とくに、立ち仕事で頑張る女性にとっては、日々の足への負担をいかに軽減するかが重要なカギとなります。
痛みが強くなる前に、靴選びや姿勢の見直しなど、小さなことから改善を始めてみませんか?
ご自身の体と丁寧に向き合うことで、外反母趾の予防はもちろん、全身のバランスも整いやすくなります。
まずは今回お伝えした方法を実践してみてください。
その上で変化がわからない、もっと詳しく知りたいという方は、お近くの国家資格を持った専門機関をお尋ねください。
当院でも、体のゆがみを整え、正しい足の使い方をお伝えする施術を行なっています。
足の親指の痛み、外反母趾でお悩みでしたら一度ご相談ください。


2026/01/28

「腰だけじゃなくて、お尻~足までズーンと痛い。「座っているとしびれも出てきくる」
このような症状でお悩みではないですか?



はじめに 


こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
「まだ30代なのにヘルニアって言われて、この先ずっと付き合うの?手術になるの?」
ご相談いただいたKさん家事、育児でお忙しくされている30代女性からのご相談です。
痛みに合わせてしびれが出ることもあるヘルニア。
手術の可能性も説明を受けると、不安になりますね。
腰部椎間板ヘルニアは、決して珍しい病気ではなく、20~50代で多いことが知られています。
痛みは、ヘルニアがあるだけでなく、神経のまわりで炎症が起きて敏感になっていることでも強く出ます。
症状が出る背景としては、背骨のクッションである椎間板に負担がかかっているだけではありません。
長時間の座り姿勢・前かがみ姿勢・抱っこや家事での中腰など、腰に負担が集まりやすい生活動作が重なることが大きいと考えられます。
さらに加齢、肥満、喫煙、重い作業、遺伝などが関連要因として挙げられています。
また関連症状として現れやすい足に出る坐骨神経痛は、一定割合の人が生涯一度は経験するといわれてます
今回の記事では今、体で何が起きているのかをわかりやすく解説します。
その上で、初期、中期、回復期の見通しと、仕事・家事・育児など日常生活のの中で悪化させないための対策を具体的に紹介します。
腰の痛み、椎間板ヘルニアでお悩みの方のお役に立てる内容ですので、是非最後までお読みください。

原因解説

腰の骨(腰椎)と腰椎の間には椎間板というクッションがあります。
椎間板は、外側の丈夫な輪である線維輪(せんいりん:椎間板の外壁)と、内側のゼリー状の髄核(ずいかく:椎間板の中身)で構成されます。
体重や衝撃を分散する役割をしているのです。
腰部椎間板ヘルニアは、この椎間板の一部が後方へ移動・突出する状態を表す名前です。
近くを走る脚へ向かう神経を刺激することで、腰痛や脚の痛み・しびれが生じるます。
椎間板が押されることによる炎症が神経周囲で起こり、神経が過敏になると、さらに痛みが強く出ることがあります。
そのうえで、原因を臨床的に整理すると、次の3つの視点が重要になります。

① 神経・組織への圧迫や負荷


神経根は狭い通り道を通って足へ向かいます。
そこに椎間板の突出があると、物理的刺激が起きやすくなります。
また、お腹の内圧が上がる動作は、神経周囲の刺激を強める場合があります。

・飛び出した椎間板が神経根に触れる、圧迫する・咳やくしゃみ、いきみで症状が強くなる。・長時間の座位や前かがみで脚の痛みが強まる


② 筋肉・関節の機能低下


ヘルニアの原因には、椎間板そのものの水分や弾力が減る変化起きています。
そこに動かすべき関節が動かない、支える筋が働きにくいという機能の低下が加わると、腰椎へ負担が集中し、痛みが出やすくなります。
痛みがあると体は守ろうとして筋肉を固めます。
固め続けると動きがさらに下がり、結果として負担が増えるという悪循環になりがちです。
・腰だけで動こうとして、周囲の筋肉が緊張が強くなる
・股関節の背骨の動きが小さく、腰に負担が集中する・姿勢を保つ力が落ち、同じ姿勢が続くと辛くなる。

③ 姿勢・生活動作との関連 


前かがみ+ねじり、中腰、長時間座ったままなどが重なりやすいのが特徴です。

椎間板は前かがみ姿勢で負担が増えやすく、さらにねじりが加わるとさらにストレスが高まります。
疲労や時間制約の中で負担の大きい動きが続くことが、繰り返しての痛みや症状の長期化につながりやすいと考えられます。

・掃除機、洗い物、洗濯物の出し入れなどの前かがみ
・育児や介護での抱っこ、持ち上げ、ねじり動作
・デスクワークや車の運転など「座りっぱなし」・朝の支度など、短時間に動作が連続する生活リズム

症状の経過と変化


腰部椎間板ヘルニアは、経過に幅がある一方で、手術なしで改善していく方が多いことも知られています。
ここでは、初期/中期/進行期の3段階で整理します


■初期(発症~数週間)
自覚症状:腰痛に加えて、片側のお尻~太もも~ふくらはぎ~足先へ走る痛み(坐骨神経痛)やしびれが目立ちます。
前かがみ、座位、立ち上がりで強く出ることがあります。
生活への影響:通勤やデスクワークがつらい、家事の前かがみで痛む。
夜、痛みで眠りが浅いなど、うまく休めない状態が起きます。
放置した場合のリスク:痛みを我慢して動き続けると炎症が長引き、痛みの過敏さが常に出るようになります。
つま先が上がりにくい、つま先立ちができないなど筋力に問題が出ている場合は、早急の医療機関の受診が必要です。

■中期(数週間~2~3か月)
自覚症状:鋭い痛みは落ち着きやすい一方、しびれや重だるさ、違和感が残りやすい時期です。
「良くなったと思ったらぶり返す」を繰り返す方もいます。
生活への影響:座り続ける、買い物で長く歩く、子どもを抱えるなどで痛み、しびれが強くなります。
放置した場合のリスク:痛みが落ち着いたことで無理を再開し、負担が一気に増えると症状が強くなります。
また、恐怖心から動きを避け続けると、体力低下や動かす範囲が狭くなり、回復が遅れやすくなります。

■進行期(慢性化・再発を繰り返す段階)
自覚症状:
強い痛みは少ないが、張り感、違和感、しびれが残存し、「完全には戻っていない」感覚が続きます。
特定の姿勢や疲労で再燃しやすいのが特徴です。
生活への影響:
「痛みが出るのが怖い」ために動作が小さくなる。
結果として腰を庇うようなぎこちない動き方が癖になりやすい時期です。
放置した場合のリスク:
再発を繰り返し、いきち:痛みを感じ始める段階が早くなり、軽い負荷でも痛みが出やすくなります。
慢性的な睡眠不足や運動量の低下が重なると回復力が落ちます。

対策


「何か運動やストレッチをしなければ」と焦いストレッチや運動を探される方が多くおられます。
しかし、痛みが強い時期ほど大切なのは何かやるより悪化させないという考え方です。
ここではセルフケアの指導ではなく、日常での体の使い方に絞ってお伝えします。
圧迫・負荷を減らす工夫
ヘルニアでは、前かがみ姿勢で椎間板への負荷が増えやすく、神経症状が出ます。
床からの持ち上げや、腕を伸ばしたままの作業は腰に大きく負担をかけます。
・前かがみで物を持つ場面を減らす・ものを持ち上げる際は「近づいて、短く、ゆっくり」を意識する


② 同一姿勢・反復動作への対処
同じ姿勢が長く続くことで筋肉は緊張状態が続き、さらに関節の動きを硬くします。
その状態で立ち上がると、腰に負担が集中しやすくなります。
反復動作も同様で、短時間であっても積み重なると症状に影響します。


・座りっぱなしを避け、同じ姿勢の時間を短く区切る
・運転やデスクワークはこまめに姿勢を変える
・家事は立ち仕事が連続しないようにを間に座る時間を挟む


③ 全身バランスの考え方 
腰部椎間板ヘルニアは腰が悪いと腰をなんとかしようと考えがちです。
しかし、股関節や肩甲骨など他の部分がうまく使えていないことで腰に負担がかかっていることが多くあります。
繰り返しの痛みや過去の怪我などで左右のバランスを崩し偏った使い方になっているのです。
・股関節・背中など全身を使う意識する
・片側ばかりで持つ、片脚に体重を乗せる癖を見直す
・痛い側をかばうことが癖になっていないか、動作の左右差を自覚する


当院でのアプローチ


当院では体のゆがみをとることで腰の椎間板ヘルニアにアプローチをしています。
体の左右のバランスの崩れが無意識の緊張状態を生みますそしてゆがみと緊張により血液の流れも悪くなります。
体を動かすのに必要な酸素、栄養が一部分にうまく届かなくなっています。
さらにバランスの崩れた状態では自分で思っている真っ直ぐと、実際の真っ直ぐとにズレが出ます。
そのズレあるまま過ごすことで腰の緊張をうまく抜くことが出来ない状態が続きます。
施術でゆがみを整えることで体の左右のバランスが整う無意識の緊張が解除され力が抜ける全身の血流が改善される
ゆがみが取れ、血流が改善することで、必要な酸素や栄養が行き渡るようになります。
その結果、腰の痛んでいる部分が修復されます。

まとめ


腰や足の痛み、しびれがあると、この先どうなるんだろうと心配になりますよね。
病院で手術の場合もありますと聞くと尚更と不安になると思います。
腰部椎間板ヘルニアは、状態を正し理解することでリハビリや施術で改善していくケースも多い症状です。
まずは痛みの度合いや範囲、症状の経過を今回の症状の経過と比較して対策やってみてください。
対策をしてみたけれど変化がわからない、もっと詳しく知りたいという方は国家資格を持ったお近くの専門家をお尋ねください。
当院でも体のゆがみをとり、正しい体のつかい方をお伝えすることで椎間板ヘルニアにアプローチする施術を行なっています。
腰の痛み、足のしびれ、椎間板ヘルニアでお困りの際は一度ご相談ください



2026/01/20

腰のストレッチを毎日続けているけれど痛みやしびれなかなか取れない

運動指導を受けて歩いているけれど、歩くのもつらい

整形外科で椎間板ヘルニアと言われました。

出された薬を飲み、リハビリも欠かさずやっているのに、一向に良くならない

とお悩みの方からのご相談です。

はじめに


こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
「もう数カ月以上、リハビリを続けているけれど改善が見られない」


「このままずっと痛いままかなぁ」


そういった不安をかかえて過ごしておられたMさん 

今回、腰痛が楽になったご友人の紹介で来院されました。

厚生労働省や日本整形外科学会の統計によると、腰椎椎間板ヘルニアの患者さんのうち約15〜20%が慢性化(※3か月以上症状が持続)することが報告されています。

痛み止めとリハビリの併用で楽になる方がおられる一方、一定数症状が長く続きお悩みの方がおられるのが現状です。

症状の慢性化の背景には、ヘルニアの問題だけでなく、筋力バランスの崩れや姿勢の癖といった生活に根差した根本的な要因が深く関与しています。

この記事では、腰のヘルニアがなかなか良くならない根本的な原因を専門家の視点から解説し、日常生活で注意すべきポイントをお伝えいたします。

もしあなたがなかなか良くならない腰のヘルニアでお悩みでしたらぜひ最後までお読みください。

腰椎椎間板ヘルニアが慢性化する原因


以下は、ヘルニアがなかなか改善しない代表的な原因です。

  • 神経の慢性的な炎症


へルニアで圧迫された神経が炎症を起こすと、痛みやしびれが長引くことがあります。

神経の回復には時間がかかる場合があり、適切な負担軽減が行われていないと症状が長期化します。

  • 筋力のアンバランス


特に腹横筋(ふくおうきん)や中殿筋(ちゅうでんきん)など、体幹やお尻まわりの筋肉がうまく働いていないと、腰にかかる負担が増大します。

筋肉がうまく使えないことによって腰の負担が増加してヘルニアの回復を妨げます。

  • 関節の可動域の低下


股関節や背骨や肩甲骨の動きが悪いと、腰を使う動きが増え、炎症が治まりにくくなります。

  • ストレスによる筋緊張の増加


精神的ストレスや不安は、交感神経(こうかんしんけい)を活性化させ、筋肉の緊張を高めます。

その結果、痛みのに対して敏感になりが、痛みの慢性化が起こりやすくなります。

  • 痛みを避ける不自然な動作の癖


痛みをかばう動きが続くと、体のバランスが崩れ、偏った使い方が身につくことで治りを遅らせてしまうことがあります。

無意識のうちに腰に負担のかかる姿勢を取ってしまっているケースも多いです。

  • 姿勢と体のゆがみが与える影響

腰椎椎間板ヘルニアが慢性化している方の多くに、体のゆがみが見られます。


ゆがみで体のバランスを崩した状態で動くことで腰に負担がかかり痛みを起こしていつことが多くあります。

立っている時に常に片足に体重をかけている

長時間座るときに背中を丸め、あごを突き出す姿勢が習慣になっている

歩くときに腕を振らず、腰だけでバランスを取っている

といった癖がある場合、腰部への負担が特定の部位に集中しやすく、椎間板や神経に対する圧力も偏ります。

さらに、こうした姿勢の乱れは筋力の左右の差や関節の動きの制限にもつながり、結果としてなかなか良くならないと感じる慢性腰痛を引き起こしてしまうのです。


日常生活での注意点


日常の生活動作を少し変えるだけで、筋肉や椎間板にかかる負担を減らすことが出来ます。

また正しい使い方を知ることで偏った負担や体のゆがみが強くなることを防ぐことが出来ます

体を動かすときの意識の仕方、対策をお伝えしますのでぜひ実践してみてください。

■ 座る姿勢の見直し


腰椎への椎間板圧は、立っている状態よりも座っている時の方が高いとされています。

特に座った状態で骨盤が倒れることで背骨のS字カーブが少なくなり、椎間板への負担を大きく増加させる要因です。

対策

骨盤を立てる座る意識

座面の奥に深く腰掛け、背もたれとの間に腰枕やクッションを挿入して軽い前弯を保持。

足裏は床にしっかり接地させ、お尻と両足の3点で上半身を支えるように座る

30分に一度は立ち上がり、軽く姿勢をリセットする。

■ 荷物の持ち方に工夫を


物を持ち上げる動作は、物を持つ、腰を曲げる、捻るの三つの動作が同時にが加わることで最も椎間板に負担がかかります。

これはヘルニアの悪化リスクを大幅に上昇させる要因です。

対策

物を持つときに腰を曲げず、股関節と膝を使う意識づけをする。

中腰の姿勢で静止しない(静止時間が長いと筋緊張が高まり血流障害が起きる)。

重い荷物を持つ際は、体の正面中央で抱えるように。

バッグは左右どちらかに偏らず、リュック型で背負うか、左右交互に持ち替える。

■ 体のひねり動作に注意


腰の骨のは曲げる、伸ばすという動きには比較的適している一方、捻る動作には非常に弱いという特徴があります。

洗濯・掃除・車の乗り降りなどの日常的な動作の中で知らず知らずに悪化させているケースは非常に多いです。

対策

洗濯カゴや掃除機は体の近くに寄せて操作する。

歩行や作業の中で、左右の動作バランスを意識する。

下半身を使う意識を持ち、上半身と下半身を合わせる



■ 冷えとを防ぐ工夫


冷えや温度の急変は、交感神経を刺激し、筋肉の緊張を強めたり、血流を低下させることで回復を遅らせる要因になります。

対策

エアコンによる冷風が腰に直接当たらないよう注意。

室温は20〜24℃目安。

腹巻き・サポーターなどでの腰、お腹の保温も有効。

入浴は39〜40℃、15分程度のぬるめ入浴が血流促進に効果的。

腰椎椎間板ヘルニアのケア、セルフケアの注意点


痛みやしびれが長く続くと早くなんとかしたいと、色々な方法を試す方がおられます。

ネット記事やyoutubeなど検索すればたくさん方法があると思います。

あなたの体に合った方法であれば大丈夫ですが中には、合わない、逆に悪くしてしまうものもあります。

以下に注意が必要なものをお伝えしますのでお気をつけください。

1.強い矯正やマッサージ

いわゆるバキバキする手技は、神経根が強く圧迫されている状態では危険です。

ヘルニアによって神経が炎症を起こしている状態で、強い外力を加えると神経損傷や悪化のリスクがあります。

また強い圧迫やマッサージは、神経をさらに刺激し痛みを増悪させる可能性があります。

坐骨神経痛を伴うケースでは、おしりや太ももを押したくなりますが、一時凌ぎでしかなく、後々痛みだ強くなることが多くあります。

2. 痛みを無視した無理な運動療法・ストレッチ

回復のためにリハビリやストレッチを行うのは有効ですが、しびれや痛みが悪化するような動きは禁忌です。

強い前屈ストレッチや足をおきく振って股関節を大きく動かす動きは要注意です。

3 痛み止めで症状を抑えてのハードな運動復帰

痛みが薬で一時的に抑えられたとしても、炎症が治まっていない段階でのスポーツ復帰や仕事への復帰は危険です。

痛みが治っているだけの状態で、無理をすれば再発・悪化のリスクが高まります。

まとめ


腰椎椎間板ヘルニアがなかなか改善しない背景には、体全体のバランスが大きく関わっています。


運動を行って筋肉を使おうとしても、体がゆがんでいる状態ではうまく力を発揮することができません。

「症状がなかなか変化しないと、一生付き合っていくしかないのかな」と諦めかけている方も、多くおられます。

一度、視点を変えて体のゆがみ、根本の使い方や生活のクセに目を向けることを試してみてください。

正しい体の使い方を知ることで痛めた体を根本から見直すことが出来ます。

当院でも、体のゆがみを整えることで楽に動ける状態を作る施術を行なっています。

そして正しい体の使い方を知っていただく指導を行っています。

もしあなたがリハビリを続けていてもなかなか良くならない腰のヘルニアでお悩みでしたら一度ご相談ください。



2025/07/10

自転車にまたがる時、股関節に痛みが出る

ペダルをこぐたびに股関節が詰まるように痛い

そんな症状でお悩みではありませんか?




はじめに 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

日常生活で欠かすことのできない乗り物である自転車。

自転車に乗るたびに出る痛みは、このまま乗り続けて大丈夫なのだろうかと不安になりますよね。

股関節の痛みは40代以降の女性に多く見られる症状で、加齢による変化や生活習慣、運動時のクセが重なって起こることが多いとされています。

実際、厚生労働省の調査によると、女性は男性に比べて変形性股関節症の発症リスクが高いと報告されています。

その原因は生まれ持った関節の形から日常の姿勢や体の使い方のクセ、体のゆがみといった見えない要因も深く関わっています。

本記事では、特に自転車に乗っている時に痛みを感じる方へ向けて、股関節痛の原因や体のゆがみとの関連、日常生活での注意点について、専門的な視点からわかりやすく解説していきます。

自転車にまたがる時の痛み、股関節痛でお悩みの方はぜひ最後までお読みください。



■原因解説


股関節痛は、一見すると単なる筋肉の疲労や年齢による変化に思われがちですが、実際には複数の解剖学的・運動学的な要因が複雑に絡み合って発症します。

特に自転車に乗っている際の股関節の痛みには、以下のような原因が考えられます。



  • 関節唇損傷

股関節は球関節と呼ばれる構造を持ち、骨盤側の寛骨臼と大腿骨頭がはまり込む形で成り立っています。

その際、寛骨臼の縁を取り囲むように存在する軟骨性の組織が関節唇です。

関節唇はクッションの役割を担い、関節の安定性と衝撃吸収を助けますが、自転車による反復運動や長時間の負荷が加わると、亀裂や断裂を起こすことがあります。

関節唇が損傷すると、特に動き出しや方向転換時に引っかかり感や鋭い痛みが現れるのが特徴です。



  • 腸腰筋の過緊張

腸腰筋は、腸骨筋と大腰筋を合わせた総称で、腰椎から骨盤内を通り、大腿骨の内側につながる深いところを通っている筋です。

足を前に上げる動きで使う筋であるため、自転車をこぐ動作では常に使われています。

長時間の使用によってこの筋肉が過緊張を起こすと、股関節の前方に圧迫感や痛みが生じ、動かす範囲にも制限が出てくることがあります。

また、腸腰筋が硬くなると骨盤の前傾姿勢を助長し、より一層股関節へのストレスを高めてしまいます。



  • 股関節の可動域制限と代償動作

股関節の動きが制限されると、体はその不足を他の部位で補おうとします。

たとえば、股関節の屈曲が不足すると、背骨の腰部分を過度に反らせる動きで代償しようとし、結果的に腰痛を引き起こしたり、股関節への負担をさらに増大させることになります。

代償動作は、筋肉や関節に余計な負荷をかけるため、慢性的な痛みの引き金になりやすいのです。



  • 軟骨の摩耗と変形性股関節症の初期症状

股関節内には関節軟骨が存在し、関節の滑らかな動きを支えています。

しかし、年齢や過度な負荷により軟骨がすり減ると、骨同士が直接こすれ合い、痛みや炎症を起こします。

これが変形性股関節症の始まりです。

初期には運動時や長時間の使用後に違和感を覚える程度ですが、進行すると日常動作にも支障をきたすようになります。

まあた、股関節に痛みが出て、レントゲンなどで生まれつき関節が浅いと診断される方も多くおられます。



  • サドル位置・ペダル角度の不適合

股関節は、サドルの高さ・前後位置・ペダルの角度により、負荷のかかり方が大きく変わります。

サドルが低すぎると、ペダルをこぐたびに股関節が深く曲がりすぎる状態になり、前方の筋肉や関節を包む膜に過度な圧力がかかります。

また、ペダルの角度が足の軌道に合っていないと、膝や股関節がねじれるような動作になり、炎症や関節内への刺激が生じやすくなります。


このように、股関節の痛みには構造的・機能的・動作的な問題が複合的に関わっており、ただの使いすぎや年のせいで片付けてしまうことは危険です。

早期に原因を見極め、適切なケアを行うことが大切です。


■体のゆがみの解説


股関節は、骨盤と太ももの骨をつなぐ重要な関節であり、上半身と下半身をつなぐ重要な関節です。

そのため、股関節の動きや痛みには、体全体のバランスや姿勢が深く関係しています。

特に影響を与えるのが体のゆがみです。

骨盤が前傾または後傾した状態が続くと、股関節の位置関係が崩れ、正しい動作ができなくなります。

例えば、骨盤が前に傾きすぎると、股関節が常に曲がった状態になり、腸腰筋や大腿直筋といった太ももの前側の筋肉に過剰な緊張が生まれます。

また、日常の姿勢のクセ—たとえば片脚に重心をかけて立つ、足を組む、デスクワーク中に背中を丸める—なども体や股関節のゆがみを助長します。

このような姿勢の乱れが積み重なることで、股関節にかかる負担が偏り、やがて痛みとして現れてしまうのです。

特に自転車では、体幹が前傾しやすく、骨盤が不安定な状態になりやすいため、体のゆがみが痛みを引き起こしやすくなります。

股関節痛の改善には、このような全身のバランスへの視点も欠かせません。


■対策


股関節の痛みを和らげ、悪化を防ぐためには、日常生活の中で股関節に負担をかけない動き方・環境づくりが重要です。

ここでは、自転車に限らず、生活全般において注意すべき具体的なポイントを詳しくご紹介します。



正しい姿勢の習慣化


座っているとき、立っているとき、歩いているときなど、あらゆるシーンで骨盤を立てる意識が大切です。

骨盤が前後に傾くと、股関節周囲の筋肉(腸腰筋・殿筋群など)にアンバランスな負荷がかかり、結果的に股関節を支える力が弱まります。

特に座位では、背もたれに頼らず骨盤を立てて座るよう意識しましょう。

深く腰掛け、お尻の下にある骨で体を支える感覚が大切です。

足を組むクセがある方は、無意識に体をゆがめている可能性があるため、注意が必要です。



同一姿勢の持続を避ける


股関節は、本来あらゆる方向に自由に動く関節です。

そのため、長時間同じ姿勢でいると、関節や筋肉、靭帯がこわばり、動きが悪くなります。

たとえばデスクワークや車の運転などで長く座る際は、1時間に1度は立ち上がって軽く歩いたり、股関節をゆっくり前後左右に動かす

そうすることで筋肉の緊張が長く続かないようにすることが重要です。

椅子に浅く座って猫背になっている場合も、骨盤が後傾し、股関節に圧力がかかるので注意しましょう。



自転車のポジションを見直す


ご自身の体格や股関節の動きに合ったポジションで自転車に乗ることが非常に重要です。

以下の点を意識しましょう。



  • サドルの高さ:ペダルが一番下にあるとき、膝が軽く曲がる程度が理想です。

膝が深く曲がってしまう場合は、サドルが低すぎます。



  • サドルの前後位置:股関節が窮屈に曲がらず、自然な前傾姿勢が取れるよう調整します。

座る位置が前すぎると、股関節の曲がる角度が強くなり痛みを誘発しやすくなります。



  • ハンドルとの距離:ハンドルが近すぎると体が丸まり、骨盤が倒れて・股関節の曲が理が大きくなります。

ハンドルと体の間にスペースが適度にあることで、股関節が自然なポジションで保たれます。




体重管理も重要な要素


体重が増えると、股関節にはそのぶん大きな負荷がかかります。

特に歩行や階段の昇降では、体重の3倍以上の負荷が股関節にかかるといわれています。

急激なダイエットはかえって筋力低下を招くため、バランスの良い食事と、ウォーキングや水中歩行などの有酸素運動を継続することが有効です。

このように、日常の小さな動作や環境の見直しが、股関節の健康を守る大きなカギになります。

痛みが出てからではなく、痛みが出ないように、また悪化しないように、早めの対策を心がけることが非常に大切です。



■まとめ


自転車に乗るたびに感じる股関節の痛み…

いつも痛いわけではないし、そのうち良くなるだろうと思って放置していませんか?

痛みには必ず原因があり、それは骨や筋肉だけでなく、体の使い方や姿勢のクセ、ゆがみによって生じていることが少なくありません。

原因を理解し、日常生活を少しずつ見直すだけでも、股関節への負担はぐっと軽減できます。

痛みや違和感が続く方はお近くの専門的な機関を受診してみてください。

当院でも、体のゆがみを特殊な検査で確認した後、体のゆがみから股関節にアプローチする施術を行なっています。

自転車に乗る時の股関節の痛み、股関節痛でお悩みの方は一度ご相談ください。



2025/06/30

最近、長く歩くと足がしびれて休みたくなる

歩いていると腰の痛みが強くなって、外出するのが億劫になっている

そんな症状で悩みではありませんか?
 

それはもしかすると、脊柱管狭窄症のサインかもしれません。


はじめに


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

脊柱管狭窄症は、特に60代以降の方に多くみられる疾患で、日本整形外科学会の調査によると、60歳以上の約10人に1人が症状を抱えていると報告されています。

腰の痛みや足のしびれが徐々に進行し、立つ、歩く、といった日常の動作に大きく影響を与えます。

この記事では、脊柱管狭窄症の症状・原因・体のゆがみとの関係、そして日常の注意点と対策ついて、施術経験をもとに解説します。

脊柱管狭窄症でお悩みの方はぜひ最後までお読みください。


原因解説


脊柱管狭窄症の本質的な原因は、脊柱管という神経の通り道が加齢や使い方による変化で狭くなり、中を通る神経が圧迫されることです。

この圧迫によって、腰から足にかけての神経に痛みやしびれが生じます。

特に腰の脊柱管が狭くなる腰部脊柱管狭窄症は、50歳以降の方にに多く発症します。

主な要因


  • 椎間板の変性

椎間板は、椎骨と椎骨の間にあるクッション構造です。

加齢に伴い水分が減少して弾力を失い、平べったくなります。

骨と骨の隙間が狭くなることで、神経の通り道が狭くなる原因となります。

  • 黄色靱帯の肥厚

黄色靱帯は、椎骨の後方に位置し、背骨の可動を安定させる靱帯の一つです。

長年の微細な炎症や繰り返される動作により、靱帯組織が硬く・厚くなり、脊柱管の内径を狭める要因となります。

  • 椎間関節の変形性変化

椎間関節は、背骨の後方にある小さな関節で、姿勢保つ時や動作時のバランス調整に重要な役割を担います。

この関節が変形することで、神経や脊髄神経の束を圧迫することがあります。

  • すべり症との関連

腰の骨が前後にずれるすべり症は、脊柱管を構成する骨の配列が乱れることで、さらに神経の通り道を狭くしてしまう原因となります。


  • 脊柱のアライメント異常

加齢や筋力低下により、背骨の元々ある前後へのカーブが崩れると、局所的に負担が集中しやすくなります。

これにより負担が集中した部分で狭窄が進行する場合があります。

  • 慢性的な筋緊張と血流障害

長時間の座位や前傾姿勢などが続くと、腰部まわりの筋肉が慢性的に緊張し、局所の血流が悪化します。

神経組織は血流に非常に敏感なため、酸素不足に陥ると痛みやしびれといった異常感覚が強まりやすくなります。


体のゆがみの解説


脊柱管狭窄症の症状は、体のゆがみと深く関係しています。

日常動作に偏りがあることで体のバランスを崩し、左右均等でない状態になります。

具体的には以下のような習慣が関係しています:

前かがみ姿勢が多い:家事やスマートフォン操作で猫背姿勢が続く。

片側の肩や腰にばかり負担をかける:カバンを同じ側で持つ、片足に体重をかけるなど。

座るときに足を組む、片方に体重をかける:骨盤まわりの筋肉に左右差が生まれ、背骨のラインに影響。

姿勢や筋肉の使い方の癖によって体の動きに偏りが生まれている状態をゆがみと呼んでいます。

このようなゆがみが続くと、特定の筋肉や関節に負担が集中し、脊柱管をさらに狭めてしまう要因となります。

対策


脊柱管狭窄症は、加齢による変形や編成が起こり変形してしまった骨は元通りにはなりません。

しかし、日常生活での体の使い方や環境の見直しにより、神経への圧迫を減らす。

今以上の症状の進行を緩やかにすることが可能です。

以下に、姿勢、神経的、生活動作的な観点で解説します。

1. 姿勢の工夫:神経圧迫を軽減する体の使い方


軽く前傾姿勢を保つ

脊柱管狭窄症では、後屈で症状が強くなる傾向があります。

逆に、やや前屈みになると神経への圧迫が緩和されやすいため、日常生活では腰を軽く前に傾けた姿勢を意識すると、しびれや痛みが出にくくなります。

自転車の前傾姿勢で楽になるのはこの理由です。

椅子に深く腰掛ける

骨盤をしっかり立てた状態で、背もたれを活用して骨盤から背中を支える座り方を意識します。

ソファーなどの腰が沈む座り方は、腰部に余計な負荷がかかります。

中腰姿勢を避ける

洗顔・掃除・靴の脱ぎ履きなど、中腰になる場面では膝を曲げて腰を落とします。

股関節と膝関節を主に使うようにすることで、腰部の屈曲ストレスを軽減できます。

2. 動作の工夫:神経への刺激を最小限にす


30〜40分に1度は体勢を変える

長時間の同一姿勢は、腰部の筋肉の血流を低下させ、神経の酸素不足を招きます。

立ち作業でも座り仕事でも、時間を決めて姿勢を変える意識を持つことが重要です。

階段や段差は、手すりを使って股関節を主に使う

腰部の代わりに股関節と大腿部の筋肉を使うことで、負荷を分散できます。

急な段差では、しびれや脱力を感じやすいため、必ず手すりや杖を併用しましょう。

杖は使用を恥ずかしがる方が多くおられますが一時的な使用と考え、辛い時には使用を考えましょう。

荷物はリュックまたは両手でバランスよく持つ

肩掛けカバンなど、片側だけに重心がかかる荷物は、脊柱を側屈(左右に曲がる動き)させてしまい、椎間関節や神経根へのストレスを増やします。

3. 環境の見直し:無意識の腰負担を避ける工夫


ベッド・寝具

柔らかすぎるマットレスは骨盤が沈み込み、寝ている間も腰が反ってしまいます。

適度な硬さで体圧が分散される寝具を選ぶことが、回復の妨げを防ぎます。

トイレ・浴室の手すり設置

起立・着座動作は、腰への負荷が大きい動作のひとつです。

特に朝は筋肉がこわばりやすいため、補助具の使用を前提にした安全設計を心がけることが大切です。

服装や靴

脱ぎ履きしやすい靴、滑りにくい靴底など、腰を屈める動作が少なくなる工夫が有効です。

寒い時期には腰を冷やさない工夫も忘れずに行いましょう。

まとめ


脊柱管狭窄症は、加齢に伴う変化のひとつですが、日常生活での意識や体の使い方によって、進行を遅らせることが可能です。

そして何より早期のアプローチが肝心です。

違和感を感じ、痛みがでる、痺れや痛みの範囲が広がってくる。多くの方が早く手を打っておけば良かったと後々言われます。

腰、足に違和感を感じたらまずは専門的な機関を受診してください。

当院でも体のゆがみを検査した上で、脊柱管狭窄症に対する施術を行なっています。

腰から足のしびれ痛み、脊柱管狭窄症でお悩みの方は一度ご相談ください。



2025/06/30

「夏になると腰の痛みがひどくなる」

「クーラーの効いた職場で長時間座っていると足腰が冷えてしびれる」

そんな症状でお悩みではないですか? 



はじめに 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

とくに40代以降ののオフィスワーカーの方は、デスクワークの影響もあり、腰痛や坐骨神経痛が悪化しやすい環境です。

実際に、夏場に冷房が原因で体調を崩す人は少なくありません。

厚生労働省の調査でも、職場環境の冷えが健康に及ぼす影響として腰痛、冷え性、循環不良などが挙げられています。

冷えは筋肉の血流を悪くし、神経の緊張状態を招きやすくなります。

結果として、腰から足にかけて痛みやしびれを感じる坐骨神経痛の症状を引き起こすことも。

本記事では、冷房が引き金となる腰痛や坐骨神経痛の原因を掘り下げ、体を守るための対策をお伝えします。

クーラーで冷えると辛くなる腰痛でお困りの方はぜひ最後までお読みください。


原因解説


夏場における冷房環境が腰痛や坐骨神経痛を引き起こす原因は、単なる「冷え」にとどまらず、血流・神経・筋肉・自律神経の相互作用が関係します。

以下に、主な要因を専門的な視点から詳しく解説します。

1. 血流の低下と筋の緊張

冷房によって体表温度が下がると、皮膚や筋肉の血管が収縮します。

これは体温を保つための自然な防御反応ですが、その結果、筋肉内の毛細血管からの酸素供給が低下します

これにより筋肉が酸欠時応対の陥り、筋の緊張が生じます。

とくに腰、背中の筋肉が持続的に緊張すると、関節の可動域が狭まり、慢性的な腰痛となります。

2. 自律神経の乱れによる筋緊張と血行不良


自律神経は交感神経と副交感神経で構成され、体温調整や血管の収縮・拡張を司っています。

冷房による急激な温度変化は、このバランスを乱す大きな要因です。
交

感神経が優位になると、末梢血管が収縮し筋肉が硬くなり、内臓機能も低下しやすくなります。

これが冷え性の根本的な原因でもあり、腰部の筋緊張や血流不良を助長します。


また、自律神経は腰部を通る内臓神経系にも深く関わっており、長期的なストレス環境では腰・骨盤周辺の神経反射が強く出て、痛みを強く感じやすくなる傾向があります。

3. 筋肉の防御収縮による神経圧迫


エアコンの冷風が腰や足元に直接当たると、筋肉が収縮して身を守る反応を示します。

これは防御性収縮と呼ばれ、温度刺激から体を守るために本能的に起こるものです。


坐骨神経は梨状筋やなど骨盤周囲の筋肉の間を走行しており、これらが冷えで緊張すれば、神経の圧迫や緊張が生じ、しびれや鈍痛として現れます。

4. 下半身の冷えによる循環障害

坐骨神経は人体で最も太く長い末梢神経で、腰椎から始まりお尻・太もも・ふくらはぎ・足先までつながっています。

とくに足元からの冷えで足からの血の戻りが悪くなり神経の周囲組織にむくみや代謝障害を引き起こします。


神経の刺激に対する反応性が高まり、わずかな刺激でも「しびれ」や「ピリピリ感」として感じるようになります。

夏の冷えによるしびれはこのようなメカニズムで生じやすく、坐骨神経の経路に沿った症状として現れるのが特徴です。


5. デスクワークによる長時間の静的負荷


冷房環境での長時間の座位姿勢は、筋肉が動かない状態が続きます。

とくに腰の深い部分お筋肉や太ももの筋肉が緊張したままになると、動きが制限され、腰に局所的なストレスが蓄積します。


さらに、同じ姿勢で足の血流が低下することで、静脈の循環も悪化し、腰部の代謝も悪くなります。

このような環境下で冷えによる血管収縮が加わると、筋・神経・循環系のすべてに悪影響を及ぼします。

体のゆがみの解説


日常の姿勢や動作のクセによって筋肉の使い方に偏りが出ると、結果として身体のバランスが崩れ、筋肉や関節に余計な負担がかかる状態になります。

たとえば、デスクワーク時に足を組んだり、腰を丸めて座るクセがある方は、骨盤の後傾姿勢が常態化しやすくなります。

この状態が続くと、腰椎に過剰なストレスがかかり、周囲の筋肉も硬くなりやすくなります。

さらに、足の筋肉にアンバランスが生じることで、坐骨神経が通るルート上に圧迫が生じることもあります。

これは姿勢的な使い方のゆがみによるものであり、日常生活での習慣の積み重ねによって悪化します。

特に、冷房が効いている環境で、筋緊張が強くなるとこの偏りが際立ち、腰の痛みや神経のしびれを強める原因となるのです。

冷えることで筋肉の緊張や血流悪化が重なりゆがんだ体に症状が出やすくなります


対策


冷房による腰痛・坐骨神経痛は、体が冷えることで血行が悪くなり、筋肉がこわばり、神経が刺激されやすくなることが主な原因です。

そのため、日常生活では「冷やさない・血の巡り・生活リズム」の3つの観点から行動することが予防に重要なポイントです。

以下に具体的な対策を、実践的なアドバイスと共に解説します。

1. 腰や足元を冷やさない工夫をする

冷えは局所的な循環障害を引き起こし、筋肉や神経への血流が不足して症状が悪化します。

以下の対策を意識しましょう:

ひざ掛け・レッグウォーマーの使用
 特に腰や膝下は、冷えに弱く血流が滞りやすい部位です。

オフィスでは夏でも薄手のひざ掛けやレッグウォーマーを活用し、冷気から守りましょう。

坐骨神経は太もも裏から足先まで伸びており、足首の冷えがしびれにつながることもあります。

通気性がありつつ保温性のある衣服を選ぶ
 

クールビズの影響で薄着になることが多いですが、特に冷房の効いた室内では、リネンや綿素材で通気性と断熱性を兼ね備えた服装が理想的です。

お腹や腰まわりを冷やさないインナーの着用も効果的です。

2. エアコンの風向き・設定温度に注意する

職場環境では空調の調整が難しいこともありますが、可能な限り次の点に気をつけてください:

冷風が直接身体に当たらないようにする
 

冷風が腰や足元に直撃すると、その部位だけ極端に温度が下がり「局所冷却」による筋硬直や神経過敏を招きます。

風よけのパーテーションやカーディガン、膝上クッションで防御する工夫を。

エアコンの設定温度を適切に保つ

温度差が5℃以上あると自律神経への負担が大きくなります。

設定温度が22℃以下になると、血管収縮や筋緊張が強くなりやすいという報告もあります。

可能であれば28℃前後に調整しましょう。

3. 長時間同じ姿勢を避ける

人間の体は、同じ姿勢を続けることで筋肉や神経に圧力をかけ続け、血行が悪くなります。

冷房下ではそれがさらに悪化します。

1時間に1回は軽く体を動かす
 

理想は60分に1回、2〜3分の立って体を動かす。

椅子から立ち上がり、軽く足踏みしたり、大きく伸びをするだけでも筋肉内の血流は改善します。
 

とくに腰回りの筋肉や太ももが固まると骨盤の動きが悪くなり、坐骨神経の通り道でに影響が出やすくなります。


4.生活リズムと自律神経を整える

冷房トラブルによる腰痛は、自律神経の不安定さとも密接に関わります。

睡眠不足や生活リズムの乱れも筋緊張を高める要因となります。

就寝1時間前はスマホやPCの使用を控え、副交感神経を優位に

睡眠中は腹部や足先を冷やさないよう、通気性のよい長ズボンや腹巻きを活用する

冷えからくる腰痛・神経痛は、単に冷たい風を避けるだけでなく、冷やさない・血の巡り・生活リズムの三本柱で改善が見込めます。

まとめ


夏の冷房トラブルによる腰痛や坐骨神経痛は、単なる冷えでは片付けられません。

それは体の深部で起こっている循環不良やストレスのサインです。

特に40代以降の働く世代は、デスクワークと冷房のダブルパンチで、知らないうちに体に負担を溜め込んでいることが多いのです。

ちょっとした配慮や生活の見直しで、症状の悪化を防ぎ、より快適に夏を乗り切ることは十分可能です。

ぜひ今回の対策を取り入れて快適にお過ごしください。

体のゆがみが強い場合は、冷やさない・血の巡り・生活リズムの三本柱を試してみてもなかなか改善されないこともあります。

その場合は体のゆがみのチェックをしてみてください。ご自身でコントロール出来ないゆがみであれば専門的な機関の受診をお勧めします。

当院でも体のゆがみを整え動きやすい体を作る施術をしております。

クーラーで冷えると辛くなる腰痛でお困りの方は一度ご相談ください。

2025/06/28

「朝は大丈夫だったのに、夕方になると腰がズーンと重くなる」

「立ちっぱなしの仕事が終わって座るとしばらく動きたくないほどに辛い」

――そんな悩みを抱えていませんか? 

はじめに 


こんにちは、てんま活法整骨院の木下です。今回ご相談いただいたのは40代で販売員をされているSさん

特に、販売職や看護・介護職、美容師や調理師など、長時間立ち仕事をされている方にとって、腰の痛みは職業病ともいえる悩みです。

厚生労働省の調査でも、40代女性の自覚症状のある部位として腰痛は常に上位にあり、立ち仕事をする女性にとって深刻な健康課題となっています。

しかし、正しい知識と対策を知っていれば、腰への負担を軽減し、日常を快適に過ごすことは十分可能です。

本記事では、立ち仕事による腰痛の原因を専門的に解説しながら、体のゆがみとの関係や、日常生活で気をつけるべきポイントをわかりやすくご紹介します。

立ち仕事をされていて腰痛でお悩みの方にはお役に立てる記事になっています。

ぜひ最後までお読みいただき実践してみてください。

原因解説


立ち仕事での腰痛は、単なる長時間の立ち姿勢による疲れではありません。

体の状態、腰の筋肉とバランスが複合的に関与していると考えます。

以下に、その主な原因を解剖学・運動学の視点から詳しく解説します。

● 疲れだけではない、足に起こっていることとは!

長時間立っていると、ふくらはぎや太ももなどの足の筋肉が緊張し続けます。

この状態が続くと、ふくらはぎの血液を上半身に返す筋ポンプ作用が低下し、酸素と栄養がうまく運べない状態になります。

足の血流が悪くなり酸欠状態になることでお尻から腰と全体的に筋肉の緊張状態が起きるのです。

● 足部アーチの低下で衝撃を逃せない

足の裏には「内側縦アーチ」「外側縦アーチ」「横アーチ」という3つのアーチ構造があります。

これらは、歩行や立位時の衝撃を吸収し、体のバランスを保つ重要な役割を果たしています。

しかし、長時間立ち続けるとこのアーチが崩れ、いわゆる偏平足や開張足状態となり、足からの衝撃がそのまま膝・股関節・腰に伝わります。

とくに足の裏がだるい、靴の外側だけがすり減るといったサインがある方は、足由来の腰痛の可能性が高いと考えられます。

● 体幹の筋肉がうまく使えない、反り腰

腹横筋や多裂筋といった腰周囲の筋肉がうまく機能しないと、体幹の安定性が失われ、体が前に傾きやすくなります。

これにより腰が過剰に反りいわゆる反り腰の状態となり、腰の後方の椎間関節や筋膜にストレスが集中します。

反り腰は見た目には背筋が伸びて良い姿勢のように見えますが、長時間その状態を維持することで筋肉・靭帯が疲労し、慢性的な腰痛に直結します。


● 姿勢の左右非対称による筋肉のアンバランス

多くの方は、無意識に片足重心や片足休めの姿勢をとります。

これにより、左右の殿筋・腰方形筋・脊柱起立筋の使用バランスが崩れ、片側の筋肉ばかりが硬くなる偏った緊張が慢性化します。

この左右差が積み重なると、脊柱のわずかな側弯や筋肉の緊張が増え、腰痛が長期化・再発しやすくなります。

このように、立ち仕事による腰痛は単純な疲労ではなく、足元〜体幹までの体を支えるバランスが崩れた状態として捉える必要があります。


体のゆがみの解説


体のゆがみは、背骨や骨盤そのものがズレたり曲がったりしているのではなく、姿勢や動作の癖によって筋肉や関節の使い方に左右差が生じている状態を指します。

立ち仕事では、無意識のうちに片足に重心をかけて立つことが多くなります。

この姿勢が繰り返されると、以下のようなゆがみが生じます。

  • 左右の腰の高さが違う
 

片側のお尻の筋肉や腰の筋肉に余計な負担がかかり、骨盤周囲の筋肉バランスが崩れます。

  • 背骨が側方へ傾きやすくなる
 

重心が左右どちらかに偏ることで、脊柱起立筋群に偏った緊張が続き、慢性的なコリや痛みを引き起こします。

  • 頭部が前に出て肩も前方に巻き込まれる
 

立位姿勢が崩れることで胸の部分の動きも小さくなり、呼吸も浅くなります。

呼吸の浅さは交感神経の緊張を招き、痛みを感じやすくなります。

このように、立ち仕事で崩れた姿勢が体のゆがみを生み出し、結果的に腰にかかる負担を強めてしまうのです。

対策


立ち仕事による腰痛は、筋肉・関節・神経系に持続的なストレスが加わることによって発症します。

単なる腰の筋肉の疲れではなく、体全体の支持バランスの乱れとして捉えています。

その上で、以下のような対策を日常に取り入れることをおすすめしています。

1. 同一姿勢を避け、30分ごとに重心を切り替える

長時間の立ちっぱなしは、腰部の筋肉への血流が悪化し、部分的な血流不足を招きます。

とくに脊柱起立筋群や腰方形筋などは持久力が低く、30分を超えて同じ姿勢を維持すると過緊張状態になりやすいとされています。

30〜45分ごとに片足を少し前に出す、足を軽く組み替えるなどの動作を取り入れる

店舗や職場で可能なら、片足を台に乗せて腰の負担を減らす

2. 体幹が安定した立ち姿勢を意識する

腰への負担は、姿勢の崩れ=動作のパターンの崩れによるものです。

腰の深い部分にあるインナーマッスルの働きが低下すると、脊柱の安定性が損なわれ、腰部が不安定になります。

まずは肩幅に足を開いて立ち、重心を真ん中に置く意識をしてみましょう。

対策
立っているときは頭、肩、骨盤、くるぶしが一直線になるよう意識して立ってみる

お腹を軽くへこませるようにして立つと、腹圧が自然に高まり、腰が安定

3. 履いている靴の見直し

足裏のアーチ構造が崩れると、足元のクッション機能が低下し、腰部への衝撃がダイレクトに伝わるようになります。

特に女性はヒールの着用やクッション性の低い靴が多く、足から腰へ負担が波及しやすい傾向があります。

対策

柔らかすぎず、足裏を均等に支える中程度の硬さのインソールを使用

職場に立ちマットがある場合は、ヒールや薄底靴に対して腰の保護効果が高まるため積極活用

可能であればスニーカーなど歩くのが楽な靴を選ぶ

4. 作業環境の高さ・道具配置の調整

作業台やレジカウンターが低すぎると、常に前屈み姿勢が続きます。

これは腰椎の椎間板や仙腸関節にストレスを加え、腰痛の引き金になります。

対策

前かがみ姿勢を減らすために、道具の高さ・配置を可能な範囲で見直す

荷物の持ち上げ動作の際は腰を曲げるのではなく、膝を曲げて持ち上げるように意識


以上の対策は、当院で実際に患者様に指導している内容でもあり、再発予防・生活の質向上に大きく寄与します。

特別な器具や運動は不要で、立つ、支える、整えるための自然な動きを取り戻すことが目的です。

立ち仕事の腰痛は職業病ではなく体の使い方によるものです

正しい知識を持って、上手な体の使い方を身につけましょう。



まとめ


腰が痛くなるのは、年齢のせいや筋力不足ではありません。

立ち仕事という環境で、正しい姿勢を保つ筋力や体のバランスが崩れてきているだけです。

まずは今のご自身の姿勢や体の使い方のクセを見直してみることから始めてください。

ご自身で体のバランスや使い方ば確認できない、わからないという方はお近くの専門的な機関を受診ください。

当院でも体のゆがみを特殊な検査でチェックしたのち、ゆがみを整え体の使い方を修正する施術を行っています。

立ち仕事での腰痛でお困りでしたら、一度ご相談ください。


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