JR東西線 大阪天満宮駅 徒歩6分 地下鉄 南森町駅 8分
原因から根本的に治療 てんま活法整骨院
大阪市北区松ヶ枝町1-41
  1. てんま活法整骨院の治療コラム しびれ
 

てんま活法整骨院の治療コラム

当院の施術のことや、整体のこと


皆様に有益な情報を書き綴ってまいります。

じぶんんにも当てはまるな〜

こんな症状も整体でいいの?

こんな時はどうしたらいいの?

など書いていきます。

2026/01/20

腰のストレッチを毎日続けているけれど痛みやしびれなかなか取れない

運動指導を受けて歩いているけれど、歩くのもつらい

整形外科で椎間板ヘルニアと言われました。

出された薬を飲み、リハビリも欠かさずやっているのに、一向に良くならない

とお悩みの方からのご相談です。

はじめに


こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
「もう数カ月以上、リハビリを続けているけれど改善が見られない」


「このままずっと痛いままかなぁ」


そういった不安をかかえて過ごしておられたMさん 

今回、腰痛が楽になったご友人の紹介で来院されました。

厚生労働省や日本整形外科学会の統計によると、腰椎椎間板ヘルニアの患者さんのうち約15〜20%が慢性化(※3か月以上症状が持続)することが報告されています。

痛み止めとリハビリの併用で楽になる方がおられる一方、一定数症状が長く続きお悩みの方がおられるのが現状です。

症状の慢性化の背景には、ヘルニアの問題だけでなく、筋力バランスの崩れや姿勢の癖といった生活に根差した根本的な要因が深く関与しています。

この記事では、腰のヘルニアがなかなか良くならない根本的な原因を専門家の視点から解説し、日常生活で注意すべきポイントをお伝えいたします。

もしあなたがなかなか良くならない腰のヘルニアでお悩みでしたらぜひ最後までお読みください。

腰椎椎間板ヘルニアが慢性化する原因


以下は、ヘルニアがなかなか改善しない代表的な原因です。

  • 神経の慢性的な炎症


へルニアで圧迫された神経が炎症を起こすと、痛みやしびれが長引くことがあります。

神経の回復には時間がかかる場合があり、適切な負担軽減が行われていないと症状が長期化します。

  • 筋力のアンバランス


特に腹横筋(ふくおうきん)や中殿筋(ちゅうでんきん)など、体幹やお尻まわりの筋肉がうまく働いていないと、腰にかかる負担が増大します。

筋肉がうまく使えないことによって腰の負担が増加してヘルニアの回復を妨げます。

  • 関節の可動域の低下


股関節や背骨や肩甲骨の動きが悪いと、腰を使う動きが増え、炎症が治まりにくくなります。

  • ストレスによる筋緊張の増加


精神的ストレスや不安は、交感神経(こうかんしんけい)を活性化させ、筋肉の緊張を高めます。

その結果、痛みのに対して敏感になりが、痛みの慢性化が起こりやすくなります。

  • 痛みを避ける不自然な動作の癖


痛みをかばう動きが続くと、体のバランスが崩れ、偏った使い方が身につくことで治りを遅らせてしまうことがあります。

無意識のうちに腰に負担のかかる姿勢を取ってしまっているケースも多いです。

  • 姿勢と体のゆがみが与える影響

腰椎椎間板ヘルニアが慢性化している方の多くに、体のゆがみが見られます。


ゆがみで体のバランスを崩した状態で動くことで腰に負担がかかり痛みを起こしていつことが多くあります。

立っている時に常に片足に体重をかけている

長時間座るときに背中を丸め、あごを突き出す姿勢が習慣になっている

歩くときに腕を振らず、腰だけでバランスを取っている

といった癖がある場合、腰部への負担が特定の部位に集中しやすく、椎間板や神経に対する圧力も偏ります。

さらに、こうした姿勢の乱れは筋力の左右の差や関節の動きの制限にもつながり、結果としてなかなか良くならないと感じる慢性腰痛を引き起こしてしまうのです。


日常生活での注意点


日常の生活動作を少し変えるだけで、筋肉や椎間板にかかる負担を減らすことが出来ます。

また正しい使い方を知ることで偏った負担や体のゆがみが強くなることを防ぐことが出来ます

体を動かすときの意識の仕方、対策をお伝えしますのでぜひ実践してみてください。

■ 座る姿勢の見直し


腰椎への椎間板圧は、立っている状態よりも座っている時の方が高いとされています。

特に座った状態で骨盤が倒れることで背骨のS字カーブが少なくなり、椎間板への負担を大きく増加させる要因です。

対策

骨盤を立てる座る意識

座面の奥に深く腰掛け、背もたれとの間に腰枕やクッションを挿入して軽い前弯を保持。

足裏は床にしっかり接地させ、お尻と両足の3点で上半身を支えるように座る

30分に一度は立ち上がり、軽く姿勢をリセットする。

■ 荷物の持ち方に工夫を


物を持ち上げる動作は、物を持つ、腰を曲げる、捻るの三つの動作が同時にが加わることで最も椎間板に負担がかかります。

これはヘルニアの悪化リスクを大幅に上昇させる要因です。

対策

物を持つときに腰を曲げず、股関節と膝を使う意識づけをする。

中腰の姿勢で静止しない(静止時間が長いと筋緊張が高まり血流障害が起きる)。

重い荷物を持つ際は、体の正面中央で抱えるように。

バッグは左右どちらかに偏らず、リュック型で背負うか、左右交互に持ち替える。

■ 体のひねり動作に注意


腰の骨のは曲げる、伸ばすという動きには比較的適している一方、捻る動作には非常に弱いという特徴があります。

洗濯・掃除・車の乗り降りなどの日常的な動作の中で知らず知らずに悪化させているケースは非常に多いです。

対策

洗濯カゴや掃除機は体の近くに寄せて操作する。

歩行や作業の中で、左右の動作バランスを意識する。

下半身を使う意識を持ち、上半身と下半身を合わせる



■ 冷えとを防ぐ工夫


冷えや温度の急変は、交感神経を刺激し、筋肉の緊張を強めたり、血流を低下させることで回復を遅らせる要因になります。

対策

エアコンによる冷風が腰に直接当たらないよう注意。

室温は20〜24℃目安。

腹巻き・サポーターなどでの腰、お腹の保温も有効。

入浴は39〜40℃、15分程度のぬるめ入浴が血流促進に効果的。

腰椎椎間板ヘルニアのケア、セルフケアの注意点


痛みやしびれが長く続くと早くなんとかしたいと、色々な方法を試す方がおられます。

ネット記事やyoutubeなど検索すればたくさん方法があると思います。

あなたの体に合った方法であれば大丈夫ですが中には、合わない、逆に悪くしてしまうものもあります。

以下に注意が必要なものをお伝えしますのでお気をつけください。

1.強い矯正やマッサージ

いわゆるバキバキする手技は、神経根が強く圧迫されている状態では危険です。

ヘルニアによって神経が炎症を起こしている状態で、強い外力を加えると神経損傷や悪化のリスクがあります。

また強い圧迫やマッサージは、神経をさらに刺激し痛みを増悪させる可能性があります。

坐骨神経痛を伴うケースでは、おしりや太ももを押したくなりますが、一時凌ぎでしかなく、後々痛みだ強くなることが多くあります。

2. 痛みを無視した無理な運動療法・ストレッチ

回復のためにリハビリやストレッチを行うのは有効ですが、しびれや痛みが悪化するような動きは禁忌です。

強い前屈ストレッチや足をおきく振って股関節を大きく動かす動きは要注意です。

3 痛み止めで症状を抑えてのハードな運動復帰

痛みが薬で一時的に抑えられたとしても、炎症が治まっていない段階でのスポーツ復帰や仕事への復帰は危険です。

痛みが治っているだけの状態で、無理をすれば再発・悪化のリスクが高まります。

まとめ


腰椎椎間板ヘルニアがなかなか改善しない背景には、体全体のバランスが大きく関わっています。


運動を行って筋肉を使おうとしても、体がゆがんでいる状態ではうまく力を発揮することができません。

「症状がなかなか変化しないと、一生付き合っていくしかないのかな」と諦めかけている方も、多くおられます。

一度、視点を変えて体のゆがみ、根本の使い方や生活のクセに目を向けることを試してみてください。

正しい体の使い方を知ることで痛めた体を根本から見直すことが出来ます。

当院でも、体のゆがみを整えることで楽に動ける状態を作る施術を行なっています。

そして正しい体の使い方を知っていただく指導を行っています。

もしあなたがリハビリを続けていてもなかなか良くならない腰のヘルニアでお悩みでしたら一度ご相談ください。



2026/01/19

「最近、しゃがんだり正座をするのがつらい」

「膝に違和感があり、動かすと痛む」

「病院で『膝に水が溜まっている』と言われたけれど、どうすればいいのかわからない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
膝関節は、日常の立つ・歩く・座るといった動作で使う関節です。

はじめに 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

関節に水が溜まるというのは、医学的には関節水腫(かんせつすいしゅ)と呼ばれ、関節内で炎症が起こっているサインです。

関節水腫は、関節炎や半月板損傷、変形性膝関節症などの膝を痛めたり、長年の使い痛みなどに伴って二次的に起こるとされています

とくに40代以降の女性に多く見られ、しゃがむ、床からの立ち上がりなど、日々の生活動作に支障をきたすこともあります。
この記事では、膝に水が溜まる原因や体の使い方との関係、日常生活での注意点をわかりやすく解説していきます。

原因解説

膝に水が溜まるとは、膝関節内にある関節包という袋状の構造の中に、滑液と呼ばれる潤滑液が必要以上にに分泌された状態です。
これは体の自然な防御反応であり、膝の中で何らかの刺激や炎症が起きているサインです。
以下に、主な原因を膝の状態・使い方・生活習慣の観点から詳述します。
● 変形性膝関節症
中高年の女性に特に多く、膝に水が溜まる代表的な原因です。

膝関節の軟骨がすり減ってしまい、骨同士が近づくことで摩擦が発生します。
摩擦が炎症を引き起こし、滑液が過剰に分泌され、関節内に水が溜まった状態となります。
長年の膝の使い過ぎ、体重による負荷増加、加齢による軟骨の変性が主な要因です。
● 半月板損傷
膝の中にある半月板は、クッションのような役割を持ち、荷重を分散させています。
スポーツや階段の昇降、長年の摩耗により半月板が、傷つくと、関節内に炎症が起きて滑液が過剰に分泌されます。
ひねり動作で損傷する外傷性、加齢によって徐々に傷む変性損傷、どちらの場合も、水が溜まりやすくなります。
● 滑膜炎
関節内には滑膜(かつまく)いう組織があり、滑液を分泌する役割があります。
この滑膜に炎症が生じると、異常に多くの滑液が分泌されるため、膝に水が溜まります。
● 靭帯損傷・膝の打撲や捻挫
交通事故や転倒、スポーツなどで膝の前十字靭帯や内側側副靭帯などを損傷した際にも、関節内の炎症が起き、滑液が溜まります。

軽度の捻挫でも繰り返すと慢性的な滑膜刺激になる見逃されやすい打撲でも長期化すると水が引かないことがあります。
過去の怪我などによる膝の不安定感の要因となります
● 過体重・筋力低下による関節負担の増大
膝関節は体重の約3〜5倍の荷重がかかるといわれており、体重増加はそれだけで膝に大きな負担になります。
また、太ももの前側の筋肉が弱っていると、膝関節の安定性が低下し、炎症が起こりやすくなります。
階段の上り下り、しゃがみ動作での膝の圧迫、長時間の立ちっぱなしなど膝肢の負担が増すことが要因になります。
● その他の病態
以下のような特殊な病態でも膝に水が溜まることがあります。
関節リウマチ:膝の痛みや腫れだけではなく全身の倦怠感、微熱などを伴うことがあります。
感染性関節炎:膝に細菌が侵入し、急激に炎症・腫脹を伴う
「膝に水が溜まる」という状態は、単なる症状ではなく、多くの場合膝関節に何らかの負荷や異常が生じている結果です。

「そのままにしておけば引くかもしれない」と放置せず、原因に応じた対応が求められます。
膝の痛みだけではなく全身の症状を伴うときは、速やかに病院で診断を受けましょう。

体のゆがみの解説


膝に水が溜まりやすい人の多くに、体の使い方の癖や偏りが見られます。
こうした体のバランスの崩れは、骨がズレているのではなく、筋肉や関節の動き・緊張のアンバランスによって起こります。
● 重心の偏りと膝への負荷
人の体は、まっすぐ立っているつもりでも、実は左右の足に均等に体重をかけていないことがよくあります。
片足に体重をかけて立つ、いわゆる休めの姿勢
デスクワーク時に片方の足だけ組むクセ、床に座るときに足を横に流す座り方
このような動作が日常的に繰り返されると、左右の脚の筋力や骨盤周辺のバランスに差が生じ、膝関節にかかる力も偏っていきます。
● 股関節・足関節との連動性
膝関節は、股関節と足関節の間にあり上下の関節と連動して動いています。
股関節の可動域が狭いと、膝で代償する動きが起きるます。
足首が硬いと、歩行時に膝がねじれます。
このような連動した動きに不具合があると、膝関節にねじれのストレスが加わりやすく、滑膜や半月板に炎症を起こしやすくなります。
● 筋力と柔軟性のアンバランス
膝関節の安定には、太もも前・太もも裏・ふくらはぎなどの筋力と柔軟性が関係します。
太もも前の筋力低下 → 膝崩れが起こる
もも裏の過緊張 → 膝裏の張り、可動制限
うちももの筋力低下 → 膝が内側に入り込む、ニーイン動作を誘発
これらのアンバランスが続くと、関節内部の構造に常に歪んだ力がかかり、慢性的な炎症と水腫が発生しやすくなります。
このように、体がゆがみ、筋機能や運動パターンが崩れることで膝関節にかかる負荷が増えて、炎症を起こし水が溜まるのです。
膝に水が溜まる背景には、こうした全身の連動性や姿勢のクセが深く関わっています。

対策


膝に水が溜まっている状態では、直接的な刺激を避けることが最優先です。

しかし、安静にしすぎるのも筋力低下を招くため、バランスのとれた生活管理が重要です。
以下に、日常生活で気をつけたいポイントをより詳しくご紹介します。
● 膝を深く曲げる動作を避ける
正座、和式トイレ、床でのあぐらなどは膝関節を深く曲げて関節に圧をかける動作です。
イスに座る生活スタイルに変える、布団からベッドに変更するなど、日常生活での使い方の見直しが効果的です。
● 階段の利用は最小限に、手すりを活用
下り階段は特に膝に負荷(体重の6〜7倍)がかかります。昇降はできるだけゆっくりと、痛くない方の足から動かすを心掛けましょう。
● 冷え対策を徹底する
冷えは筋緊張を高め、関節内の代謝を悪化させます。
冷房が効いた職場ではレッグウォーマーやカイロの使用も検討しましょう。
● 正しい立ち方・歩き方を意識する
膝が内側に入る姿勢は、膝の内側構造にストレスをかけます。
つま先と膝が同じ方向に向くように意識して歩くと、関節の回旋ストレスが減少します。
● 体重管理と運動習慣
体重を1kg減らすだけでも、膝への負担は3〜5kg相当の軽減になります。
また、関節を痛めずに筋力を維持するには、水中ウォーキングなどが理想的です。
このような注意点を実践することで、炎症の悪化を防ぎながら日常生活の質を保つことができます。
特に何気ない日常動作の見直しは、再発予防の鍵になります。

まとめ


膝に水が溜まる症状は、見た目には腫れている程度の変化かもしれません。
しかし、その背景には関節内部での炎症、筋機能のアンバランス、体の使い方のクセなど、複数の要因が複雑に絡み合っています。
そしてこの状態は、一度水を抜けば終わりではありません。
水が繰り返し溜まる場合、それは体がまだ回復していないサインであり、根本原因に向き合う必要があるというメッセージでもあるのです。
膝の痛みを我慢して使い続けることで、日常生活に支障が出る状態に進行します。
そして膝関節の変形が起起きると元の動きを取り戻すのはとても大変です。
どんな動作で痛みが出るのか?

どういった姿勢で膝に負担がかかっているのか?

体の左右差や筋力低下がないか?
まずは体の使い方と動きを確認してみて下さい。
当院でも体の歪みを整えることで膝の症状にアプローチをする施術を行っています。
膝の痛み、水が溜まる症状でお悩みの際は一度ご相談ください。



2026/01/17

「夜中に手のしびれで目が覚める」

「朝、指がこわばる」

忙しい毎日の中で、こんな違和感が続くと不安になりますよね。




はじめに



こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。
「朝起きたら、手に痛みとしびれがある」

「スマホを触っていると、親指から中指がジンジンする」
といった症状で病院を受診されたYさん

手根管症候群ですねと診断を受けたそうです。
ストレッチと簡単なエクササイズを教えてもらい家で続けておられました。
一向に症状は変わらずボタンを止める時やお箸の持ちにくさを感じるようになった、とご相談をいただきました。
手根管症候群は、手首にある筋肉と神経が通るトンネルで起きている問題です。
最近では診断や経過、治療選択に関する臨床研究や論文が多く発表されおり、なぜ起きるのか、どう進みやすいのかが根拠に基づいて証明されています。
手根管症候群からも回復において最も大切なのは、今の段階を正しく見極めた上で適切にアプローチすることです。
今回の記事では手根管症候群の原因、症状の経過と予後について解説します。
そして今の症状を悪化させないように日常生活での注意点をお伝えします。
もしあなたが、手根管症候群のお困りでしたらぜひ最後までお読みください。



【原因解説】

手首には手根管(しゅこんかん)という、骨と屈筋支帯(くっきんしたいという手首のトンネルの天井になる靭帯で囲まれたトンネルがあります。
このトンネルの中を、指を曲げる腱と一緒に正中神経(せいちゅうしんけい)という親指~中指の感覚や親指の動きに関わる神経が通っています。
このトンネルは伸び縮みしにくく、内部の余裕があまりありません。
そのため、むくみや組織の硬さが増えたり、腱や神経の滑りが悪くなったりすると、正中神経が圧迫や摩擦ストレスを受けやすくなります。
症状は腱や神経が押さえられている、血液の流が乱れること、神経が動きが悪くなることが重なって起きている状態です。
では原因を3つの観点で解説します。
①神経・組織への圧迫や負荷
・手首を曲げたまま、強く握る、長時間の細かい作業などの手根管内の圧が高まる姿勢続くと、神経がストレスを受けやすくなります。
・妊娠や更年期時の冷え、塩分過多、睡眠不足などでのむくみにより症状が出ます。
・強い炎症だけでなく、腱の周囲の組織が硬くなることで、神経や腱の動きが悪くなり、負担が増えます。
②筋肉・関節の機能低下・手首や前腕の筋肉が疲労し、指を動かす腱の動きがぎこちなくなると、手根管内の摩擦が増えやすくなります。
・手首だけでなく、肘や肩~肩甲骨周囲の動きが硬いと、手先の作業を手首で代償しがちです。
その結果として局所負担が増えます。・首~腕の神経の通り道は連続しているため、首や肩の緊張が強い状態では、同じしびれでも感じかたが強くなることがあります。
③姿勢・生活動作との関連

・料理、洗濯、掃除、買い物などで特に手をつかう動作が反復する。
・猫背で肩が前に出る姿勢では、腕が体の前で固定され、手首だけで操作する時間が増えがちです。
・負荷に対して回復が追いつかない状態が続くことが、慢性化や再発につながります。【

症状の経過と予後:初期/中期/進行期】


手根管症候群は、進み方に個人差があります。段階を分けて理解すると、受診のタイミングや生活調整の優先度が明確になります。
初期。中期、進行期と3つの状態別に分けて状態を見ていきましょう。

■初期


・自覚症状:夜間~早朝のしびれ手を振ると軽くなる、日中は気になりにくい。
・生活への影響:睡眠が浅くなる、朝の家事の際、気になる。
・放置した場合のリスク:組織の硬さが増し、中期へ移行しやすい。
・見通し:神経のが中心で、生活習慣の調整・休息、使い方の見直しで改善が見込めることが多い。

■中期


・自覚症状:朝感じた違和感が日中にも残る、細かい作業で強くなる、物を落とすことが増える。
・生活への影響:仕事効率が落ちる、家事をしていて手が止まる、しびれによるストレスを感じる。
・放置した場合のリスク:しびれの範囲や持続時間が増え、回復に時間がかかる状態へ。
・見通し:神経へのストレスが繰り返しかかり、症状に波はあっても戻りが悪い

■進行期


・自覚症状:しびれや感覚の鈍さが常にある、親指に力が入りにくい。
・生活への影響:ボタンや箸など物をつまむつまみ動作が難しい、握力の低下を感じる
・放置した場合のリスク:神経の傷みが進むと回復が遅れ、完全に戻らない可能性がある。
・見通し:筋肉が痩せてきたりや明確な筋力低下がある場合、早めに整形外科での検査、治療をすることが望まれます。
日中も持続する感覚の鈍さ、物を落とす頻度が増えている、親指の付け根がやせてきた、つまむ力が落ちた、しびれの範囲が拡大している、睡眠障害が続く。
これらが当てはまる場合は、整形外科での評価を早期に行うことが望ましいです。
中には検査所見と症状のつらさが一致しないことがあります。
これは圧迫の強さだけでなく、日々のむくみ、神経の血流、睡眠不足、痛みを強く感じやすい状態が起き、症状の強さが上下するためです。

【夜に強く出やすい理由】

手根管症候群で夜間~早朝にしびれが強いといった特徴的な症状があります。
睡眠中は手首が無意識に曲がっていたり、強く握りしめていることがあります。
曲がった姿勢は手根管内の圧を上げやすい条件です。夜に目が覚めるほどの症状が続く場合は、回復不足が起きますので、早めにの診断が有効です。
【症状を悪化させない対策】
①圧迫・負荷を減らす工夫・包丁の握り、雑巾しぼり、重い荷物の持つ時などに強く握り込まない意識をする。
・夜間に症状が出る方は、医療機関で相談をし夜間、固定できる装具を検討する
・痛みやしびれが出たらではなく、症状が出る前にこまめに休憩をする。
②同一姿勢・反復動作への対処・スマホ、PC、調理など同じ姿勢での作業が連続すると負担となります。
時間で区切り、座り作業などは一度立ち上がり姿勢を変えることでも負荷は変わります。
・症状が強い時は、手を酷使する用事を後回しにして、回復時間を確保します。
③全身バランスの考え方
・手首だけを意識して守っても、肩・背中・首が固まり、腕全体の動きが悪いと、結局手首が働き続けます。
体幹で腕を支える、肘や肩を使うなど体全体を使って物を持つと負荷は分散します。
また全身が緊張状態ではうまく力を使うことが出来ません。脱力を意識して力のオン、オフを使い分けましょう

【当院でのアプローチ】

・体のゆがみをとることで体の左右のバランスを整えます。
ゆがみをとる事により筋肉や関節のねじれが取れます。
また血液の流れも改善し、痛んでいる箇所の修復も早くなります。
ゆがみを整えた上で、正しい体の使い方、脱力、肩甲骨の使い方を知ることで無理なく体を動かせるようになります。

【まとめ】

手根管症候群は、手を使う作業を繰り返す人に起きやすい症状です。
初期は軽いしびれや力の入りにくさで見落としたり、放置されることもよくあります。
我慢を続けて症状が進行すると筋力の低下や神経の損傷で回復がかなり遅れることもありま。
まずは原因をしっかりと理解し、症状の段階(初期/中期/進行期)を把握してください。
次に、悪化させない行動設計を行い、回復が追いつく環境をつくる。
こうした流れが、結果として予後改善につながります。

当院でも体全体のバランスから手根管症候群にアプローチする施術と体の正しい使い方をお伝えしています。
手根管症候群でお悩みでしたら一度ご相談ください。


2026/01/16

肘の内側が突っ張るように痛む

重いカバンを持ったときに痛みが走る

そんな症状に心当たりはありませんか?





はじめに 

 

こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

今回ご相談いただいたのは50代男性のKさん

日常生活の中で肘に痛みが出るようになり整形外科を受診されたそうです。

レントゲンでは骨に異常はなくゴルフ肘と診断されたました。

湿布とストレッチの指導を受けしばらく続けたけれど変化がなくご相談をいただきました。

50代の男性に多く見られるゴルフ肘(内側上顆炎)は、スポーツ経験がない方でも発症する可能性があり、実は日常の動作の積み重ねが大きく影響しています。

とくに、肘に負担のかかる仕事や趣味を日常的に行っている方は要注意です。

日本整形外科学会によると、ゴルフ肘は前腕屈筋群(ぜんわんくっきんぐん)の使いすぎにより、筋肉と骨の接合部に炎症が起きることで発症するとされています

なぜ日々の生活で「使いすぎ」が生じるのか?どのようにすれば肘への負担を減らせるのか?

この記事では、ゴルフ肘の原因から体のゆがみとの関連、日常生活での具体的な対策までを詳しく解説します。



ゴルフ肘の原因とは?

 

ゴルフ肘(正式名称:内側上顆炎)は、名前の印象からゴルフをする人だけのケガと誤解されがちですが、実際にはゴルフ経験がない方でも多く発症しています。

特に50代以降の男性に多いのは、仕事や趣味、日常の何気ない動作が積み重なって、肘の内側にある内側上顆(ないそくじょうか)という骨の突起部分に負担をかけているためです。

では、その負担とはどのようにして生まれるのか?

以下に詳しくご説明します。



■ 前腕屈筋群の使いすぎによる筋腱の損傷

 

手首や指を曲げる動作を担っているのが、前腕屈筋群と呼ばれる筋肉の集まりです。

これらの筋肉は、すべて肘の内側にある内側上顆に付着しています。

  • ペットボトルのフタを開ける
  • 手提げカバンを握って持つ
  • ゴルフクラブを握りしめる

といった日常の手首をひねる・握る・引っ張る動作を繰り返すことで、筋肉が骨につく部分で小さな傷が何度も起こります。



■ 筋肉の回復が間に合わないオーバーユース状態

 

一般的に筋肉は、使った後に休ませることで回復し、強くなっていきます。

しかし、毎日同じ作業や動作を続けていると、筋肉に休む時間が与えられず、回復が間に合わない状態になります。

これがオーバーユースです。

特に仕事で手を酷使している人や、DIYやゴルフなどの趣味がある人は、無意識のうちに肘の内側に過剰なストレスをかけているケースが非常に多いです。



■ 握力の使いすぎと筋力のアンバランス

 

50代になると、肩や背中の筋力が徐々に低下していく傾向があります。

そのため、本来なら体全体で分散すべき力を、手や肘まわりの筋肉だけでカバーしようとしてしまいます。

特に握る力を過剰に使いすぎていると、前腕屈筋群ばかりに負担が集中し、炎症の原因になります。

さらに、手首や肘まわりの筋力にアンバランスがあると、一部の筋肉だけが頑張り続ける状態になり、肘の内側への負担が一層強まります。



■ 加齢に伴う腱の柔軟性の低下

 

年齢を重ねると、筋肉や腱が硬くなり、柔軟性や弾力性が失われていきます。

これにより、筋肉が急激に引っ張られたりしたときにしなやかに伸びるという作用が弱まり、筋肉、腱を痛めます。

この状態で使いすぎが続くと、炎症が慢性化し、なかなか痛みが引かない状態に進行するリスクが高くなります。



■ 姿勢や動作のクセも原因に

 

意外に見落とされがちなのが、姿勢や日常動作のクセです。

  • パソコン作業で腕を突っ張ったままタイピングしている
  • 利き手ばかりを使う
  • 猫背で肩が前に巻き込んでいる

このような姿勢や動きのパターンが習慣化していると、腕の動作に無理なひねりや伸び縮みが発生し、肘への負担が増していきます。


このように、ゴルフ肘は肘をたくさん使ったからなるという単純なものではありません。


使い方、筋肉のアンバランス、回復不足、加齢変化、姿勢・動作のクセ

さまざまな要素が絡み合って発症しているのです。

原因を正しく理解することで、痛みに対する対策が見えてきます。



体のゆがみとゴルフ肘の関係

 

ゴルフ肘は、単に肘だけの問題ではありません。

実は、体全体のバランスや姿勢と深く関係しています。

特に意識して使いたいのが、肩甲骨と体幹の安定性です。

これらが不安定になると、腕の動作時に肩や肘に無理な力がかかるようになります。

また、猫背や骨盤の後傾といった姿勢の崩れは、腕に無意識の緊張をもたらし、本来なら肩や背中で分散されるべき負担が、肘に集中してしまいます。

体幹の筋力をうまく使えないと、重い物を持ち上げる際に腕の筋肉に頼りすぎる傾向があり、これが肘への負担になります。

さらに、利き手側ばかりを酷使する生活習慣が続くと、左右の筋バランスが崩れ、関節の動きに偏りが出ることで、肘に炎症が起きやすくなるのです。



日常生活で気をつけるべきポイント

 


ゴルフ肘は、日々の何気ないクセや動作のパターンの積み重ねが原因になることが多いです。

そのため、普段の生活をほんの少し工夫するだけでも、肘への負担を大きく減らすことができます。

ここでは、特に多い生活シーンをもとに、注意すべきポイントを具体的にご紹介しその対策をお伝えします。


片手で重いものを持たない

ノートパソコンの入った鞄を持つ、買い物帰り重たい袋を片手で下げるといった事はないですか?。

こうした動作では、手首が下方向に引っ張られ、腕から肘に強い引っぱるがかかり、結果として肘の内側の腱が引き伸ばされ続ける状態になります。


  • 両手で持つことで左右の腕に力が分散され、肘への負担が減ります。
  • 肘を少し曲げ、体に近づけて持つことで、肩や体幹の筋肉もうまく使えます。


手首を無理にひねる動作を避ける

ペットボトルの蓋を開ける、ドライバーや工具でネジを締める。

これらのひねる動作は、手首から肘までの筋肉に強いねじれのストレスを加えます。

特に雑巾絞りのように両手で逆方向にひねる動作は、前腕の筋肉にとっては大きく負担がかかります。

  • 捻る動作をする際、一度でしようとせずに握り直す
  • 固いフタを開けるときは、滑り止めやゴム製オープナーを使って手首への力を減らす。


肘を伸ばし切ったまま作業しない

洗車や掃除、棚の上の物を取るといったとき、肘をピンと伸ばした状態で力を入れていませんか?

肘を伸ばし切ると、関節がロックされ筋肉に緊張が起こります。

特に、手首を動かす作業では、肘が固定されたままだと腕の内側の筋肉への集中負荷が大きくなります。


  • 作業時には、肘を軽く曲げて力を逃がせる状態で使う。
  • 高いところの物を取る際は、台に乗って目線の高さにしてから取るようにする。


同じ作業が続くときは30分に1回の小休憩を

重たい鞄を持っての通勤、パソコン作業など、同じ手の動作を繰り返す時間が長くなると、腕の筋肉が緊張し続けます。

これがオーバーユースの原因です。


  • 30分~1時間に1回、12分でもいいので、肘を伸ばしたり、深呼吸で脱力をする。
  • 手を下に垂らしてブラブラ揺らすだけでも、筋肉の緊張は緩みやすくなります。
  • 特に作業に集中してしまうタイプの方は、スマホのアラームを活用して動作リセットのタイミングを作るのがおすすめです。


姿勢を正すだけで肘の負担が減る

一見、肘とは無関係に見える姿勢ですが、実は大きく関係しています。

猫背や前かがみ姿勢では、肩甲骨の動きが悪くなり、体全体を使う動作を肘と手首だけでしてしまうことになります。

これが、知らず知らずのうちに肘を酷使する原因です。


  • 座っているときは骨盤を立てる、背中を丸めない、アゴを引くを意識する。
  • 肘を使う作業は、なるべく胸を張った状態で行い、肩が前に出ないようにする。
  • 長時間のスマホ操作では、肘を机に置くなど、腕の支えを確保して負担を減らす。


これらのポイントは、すべて今日からすぐにできることばかりです。

特別な道具や運動を必要とせず、日常のちょっとした意識の切り替えだけで、肘の負担は確実に軽くなります。

肘の痛みを使いすぎだとあきらめる前に、まずは生活の中の無意識の使い方を見直してみましょう。

それこそが、根本改善への第一歩です。



まとめ

 

ゴルフ肘は、必ずしもゴルフをしている人だけの問題ではなく、日常生活の中での肘への無意識な負担が原因となることが多い症状です。

そして、体全体のゆがみや姿勢、体使い方の癖が影響していることも見落とせません。

単なる使いすぎかなと放置しないようにしてください

原因を知り、正しく体を使う意識を持つだけで、肘への負担は確実に軽減できます。

ご自身の生活スタイルを振り返りながら、無理のない範囲で少しずつ工夫を重ねていきましょう。

当院でも体のゆがみを整え、正しい体の使い方をお伝えする施術を行っています。

もし、肘の痛み、ゴルフ肘でお困りでしたら一度ご相談ください。


2026/01/15

アメリカンフットボールやラグビーなどのコンタクトスポーツで、タックルの直後に

「肩から腕にかけてビリッと電気が走った」

「一瞬、熱い感覚が腕に走って力が入らない」

このような症状を経験したことはありませんか?

それは バーナー症候群と呼ばれる、神経に一時的な強いストレスがかかった状態かもしれません。



はじめに

 こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

アメフトや学生のラグビーのオフシーズンに入りバーナー症候群でのご相談をいただきました。
私も実際、学生時代にアメリカンフットボールをしていた中で、経験したバーナー症候群。
辛い症状もったまま競技を続けている肩のお役に立てればと今回の記事を書きました
  • バーナー症候群と他の首、腕の痛み、しびれの症状との違い

  • 現場や整骨院での評価の考え方

  • なぜ再発しやすいのか、どう防ぐのか

をわかりやすく解説します。

バーナー症候群でお悩みの方はぜひ最後まで読んで、今後にお役だてください

バーナー症候群とは?



バーナー症候群とは、首から腕に伸びる神経(腕神経叢)が、衝撃や引き伸ばしによって一時的に障害される状態です。

腕神経叢は首の脊髄から出て肩、腕、手へとつながる電線のような神経の通り道です。

腕神経叢は、腕全体の運動と感覚を伝える役割を持っています。



特徴


バーナー症候群の症状の特徴は

  • 片側の腕だけに症状が出る熱い
  • 焼けるような痛みしびれ、
  • ピリピリ感一時的な力の入りにくさ

などが見られます。
その多くは 数秒~数分、長くても数時間~数日で改善します。
神経の通っている場所におこる痛みやしびれは神経が切れたわけではなく、一時的に神経の流れが乱れた状態と考えられています。

注意が必要な同じようなケガとの違い


バーナー症候群は比較的回復が早い一方で、見極めを間違えると危険な状態が隠れていることもあります。
似たような痛みやしびれの症状が起るものとの鑑別法を見ていきましょう。
  • 頚髄損傷

両腕・両脚に力が入らない
感覚が広範囲におかしい
歩けない、ふらつく
このような状態は、緊急対応が必要です。
無理な体位変換は控えて、救急要請頸椎カラーなどを使用し安静状態での搬送が必要となります。

  • 一過性四肢麻痺

一時的でも 両手・両足にしびれや麻痺
数分で戻っても一時的な脊髄損傷として扱います。
「すぐに動きや感覚が戻ったから大丈夫」ではありません。
  • 頚椎椎間板ヘルニア

安静にしていても痛みやしびれが続く
日常生活でも症状が出る数週間~数ヶ月改善しない
 競技中の一瞬の衝撃や繰り返しの衝撃で椎間板負担がかかりヘルニアになるのが特徴です。

現場・整骨院での評価の考え方


まず最優先は安全確認
意識ははっきりしているか
両手・両足は動くか
しびれは片側だけか
呼吸が極端に浅くなっていないか
頸髄損傷との鑑別を行いながら、両四肢に症状があるようであれば即中止、安静状態での搬送を行います。
バーナー症候群が疑われるポイント症状は片腕のみ首や肩への衝撃がはっきりしている
時間とともに軽減している筋力が戻ってきている
ただし、完全に症状が消えるまで競技復帰はしないこれが大原則です。

なぜバーナー症候群は繰り返しやすいのか?


実は、バーナー症候群を経験した選手は同じシーズン中に再発するケースが非常に多いことが知られています。
その理由は、「首が弱いから」ではありません。
再発しやすい本当の要因は首と肩の動きの連動が悪い体幹が不安定で、首に負担が集中する
タックル時に首が横に流れるクセ
頚椎~胸椎~肩甲帯のアライメント不良
つまり体の使い方と姿勢の問題 が大きく関係しています。

再発予防の考え方

① 頚部筋力だけに頼らない
首の筋トレだけをしても、試合中の衝撃には対応できません。
体幹胸椎肩甲帯これらが連動して 首を守る土台 になります。
② フォームの見直し
首を横に倒したまま当たっていないか
頭が前に突き出ていないか
肩が落ちた状態でヒットしていないか
フォームのクセは体のゆがみと動きの偏り から生まれます。
③ 装具は「補助」
ネックロールなどの装具は再発を減らす助けになることがあります。
しかし、完全に予防できるわけではありません。
痛めているから補助として使うのではなく、体の使い方、フォームを見直した上で再発させないそのための補助として使用するのが最適です。

当院で行うバーナー症候群への対策


  • 首・肩・体幹の連動評価 

動きの中で腰、肩甲骨、腕といった連動したい動きがうまくできていない部分を見つけ使い方を修正します。
足の力を上手く上半身に伝えることが出来ないことでタックル時の踏み込みが甘いといったケースもありました。


  • 姿勢のゆがみチェック 

体の左右のバランス、ゆがみをチェックして整えます。
猫背姿勢や左右の重心バランスの崩れがうまくヒットできない状態の原因となっています。
バランスを崩した状態ではいくらフォームを見直しても、うまくヒットする事はできません。
再発を防ぐ体の使い方と体のゆがみを整える
このふたつを軸としてまずは症状に対してアプローチをします。
その後に、首に負担をかけない状態での練習参加
若しくは、最短での復帰を目指してサポートしています。

まとめ


バーナー症候群は一時的に長衣症状が出てその後数分で症状が良くなることが特徴です。
だからこそ、一時的な休息や、すぐに症状が治るからと軽視されやすい傾向にあります
しかし実際には神経に明確なトラブルが起きています。

痛みやしびれ、なんとも言えない熱い感じが収まったとしてもそれは一時的なものです。
バーナーを繰り返し起こしているとその最初までの時間が短くなり症状が強くなるといった研究結果も報告されています。
振り返り動作で痛みが再発する、くしゃみなどで力が入るだけでしびれるなどの日常生活でも不具合が出ることもあります。
「症状が治まったから大丈夫」ではありません。
なぜ起きたのか、どうすれば繰り返さないかここまで考えることが、先々の選手生命を守ることにつながります。

もしバーナー症候群でお悩みでしたら一度ご相談ください。

2025/06/30

最近、長く歩くと足がしびれて休みたくなる

歩いていると腰の痛みが強くなって、外出するのが億劫になっている

そんな症状で悩みではありませんか?
 

それはもしかすると、脊柱管狭窄症のサインかもしれません。


はじめに


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

脊柱管狭窄症は、特に60代以降の方に多くみられる疾患で、日本整形外科学会の調査によると、60歳以上の約10人に1人が症状を抱えていると報告されています。

腰の痛みや足のしびれが徐々に進行し、立つ、歩く、といった日常の動作に大きく影響を与えます。

この記事では、脊柱管狭窄症の症状・原因・体のゆがみとの関係、そして日常の注意点と対策ついて、施術経験をもとに解説します。

脊柱管狭窄症でお悩みの方はぜひ最後までお読みください。


原因解説


脊柱管狭窄症の本質的な原因は、脊柱管という神経の通り道が加齢や使い方による変化で狭くなり、中を通る神経が圧迫されることです。

この圧迫によって、腰から足にかけての神経に痛みやしびれが生じます。

特に腰の脊柱管が狭くなる腰部脊柱管狭窄症は、50歳以降の方にに多く発症します。

主な要因


  • 椎間板の変性

椎間板は、椎骨と椎骨の間にあるクッション構造です。

加齢に伴い水分が減少して弾力を失い、平べったくなります。

骨と骨の隙間が狭くなることで、神経の通り道が狭くなる原因となります。

  • 黄色靱帯の肥厚

黄色靱帯は、椎骨の後方に位置し、背骨の可動を安定させる靱帯の一つです。

長年の微細な炎症や繰り返される動作により、靱帯組織が硬く・厚くなり、脊柱管の内径を狭める要因となります。

  • 椎間関節の変形性変化

椎間関節は、背骨の後方にある小さな関節で、姿勢保つ時や動作時のバランス調整に重要な役割を担います。

この関節が変形することで、神経や脊髄神経の束を圧迫することがあります。

  • すべり症との関連

腰の骨が前後にずれるすべり症は、脊柱管を構成する骨の配列が乱れることで、さらに神経の通り道を狭くしてしまう原因となります。


  • 脊柱のアライメント異常

加齢や筋力低下により、背骨の元々ある前後へのカーブが崩れると、局所的に負担が集中しやすくなります。

これにより負担が集中した部分で狭窄が進行する場合があります。

  • 慢性的な筋緊張と血流障害

長時間の座位や前傾姿勢などが続くと、腰部まわりの筋肉が慢性的に緊張し、局所の血流が悪化します。

神経組織は血流に非常に敏感なため、酸素不足に陥ると痛みやしびれといった異常感覚が強まりやすくなります。


体のゆがみの解説


脊柱管狭窄症の症状は、体のゆがみと深く関係しています。

日常動作に偏りがあることで体のバランスを崩し、左右均等でない状態になります。

具体的には以下のような習慣が関係しています:

前かがみ姿勢が多い:家事やスマートフォン操作で猫背姿勢が続く。

片側の肩や腰にばかり負担をかける:カバンを同じ側で持つ、片足に体重をかけるなど。

座るときに足を組む、片方に体重をかける:骨盤まわりの筋肉に左右差が生まれ、背骨のラインに影響。

姿勢や筋肉の使い方の癖によって体の動きに偏りが生まれている状態をゆがみと呼んでいます。

このようなゆがみが続くと、特定の筋肉や関節に負担が集中し、脊柱管をさらに狭めてしまう要因となります。

対策


脊柱管狭窄症は、加齢による変形や編成が起こり変形してしまった骨は元通りにはなりません。

しかし、日常生活での体の使い方や環境の見直しにより、神経への圧迫を減らす。

今以上の症状の進行を緩やかにすることが可能です。

以下に、姿勢、神経的、生活動作的な観点で解説します。

1. 姿勢の工夫:神経圧迫を軽減する体の使い方


軽く前傾姿勢を保つ

脊柱管狭窄症では、後屈で症状が強くなる傾向があります。

逆に、やや前屈みになると神経への圧迫が緩和されやすいため、日常生活では腰を軽く前に傾けた姿勢を意識すると、しびれや痛みが出にくくなります。

自転車の前傾姿勢で楽になるのはこの理由です。

椅子に深く腰掛ける

骨盤をしっかり立てた状態で、背もたれを活用して骨盤から背中を支える座り方を意識します。

ソファーなどの腰が沈む座り方は、腰部に余計な負荷がかかります。

中腰姿勢を避ける

洗顔・掃除・靴の脱ぎ履きなど、中腰になる場面では膝を曲げて腰を落とします。

股関節と膝関節を主に使うようにすることで、腰部の屈曲ストレスを軽減できます。

2. 動作の工夫:神経への刺激を最小限にす


30〜40分に1度は体勢を変える

長時間の同一姿勢は、腰部の筋肉の血流を低下させ、神経の酸素不足を招きます。

立ち作業でも座り仕事でも、時間を決めて姿勢を変える意識を持つことが重要です。

階段や段差は、手すりを使って股関節を主に使う

腰部の代わりに股関節と大腿部の筋肉を使うことで、負荷を分散できます。

急な段差では、しびれや脱力を感じやすいため、必ず手すりや杖を併用しましょう。

杖は使用を恥ずかしがる方が多くおられますが一時的な使用と考え、辛い時には使用を考えましょう。

荷物はリュックまたは両手でバランスよく持つ

肩掛けカバンなど、片側だけに重心がかかる荷物は、脊柱を側屈(左右に曲がる動き)させてしまい、椎間関節や神経根へのストレスを増やします。

3. 環境の見直し:無意識の腰負担を避ける工夫


ベッド・寝具

柔らかすぎるマットレスは骨盤が沈み込み、寝ている間も腰が反ってしまいます。

適度な硬さで体圧が分散される寝具を選ぶことが、回復の妨げを防ぎます。

トイレ・浴室の手すり設置

起立・着座動作は、腰への負荷が大きい動作のひとつです。

特に朝は筋肉がこわばりやすいため、補助具の使用を前提にした安全設計を心がけることが大切です。

服装や靴

脱ぎ履きしやすい靴、滑りにくい靴底など、腰を屈める動作が少なくなる工夫が有効です。

寒い時期には腰を冷やさない工夫も忘れずに行いましょう。

まとめ


脊柱管狭窄症は、加齢に伴う変化のひとつですが、日常生活での意識や体の使い方によって、進行を遅らせることが可能です。

そして何より早期のアプローチが肝心です。

違和感を感じ、痛みがでる、痺れや痛みの範囲が広がってくる。多くの方が早く手を打っておけば良かったと後々言われます。

腰、足に違和感を感じたらまずは専門的な機関を受診してください。

当院でも体のゆがみを検査した上で、脊柱管狭窄症に対する施術を行なっています。

腰から足のしびれ痛み、脊柱管狭窄症でお悩みの方は一度ご相談ください。



2025/06/30

「雨の日は膝が痛む」

「梅雨時は階段の昇り降りがつらい」。

そんなふうに、天気が悪くなると膝の痛みが強くなると感じたことはありませんか? 


はじめに


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

天候に左右される関節の不調は、日常生活に大きな支障をきたす深刻な問題です。

実はこれは気のせいではなく、医学的にも裏付けがあります。

東京大学医学部と気象庁が行った研究では、気圧の低下により関節内の圧力が高まります

そして、関節周囲の神経が刺激されやすくなることで、痛みが増すことが報告されています。

また、気温の変化によって自律神経のバランスが乱れ、血流が悪くなったり筋肉が緊張したりすることでも、関節の不快感が引き起こされやすくなります。

今日は我慢すればいいだけ」と軽く考えがちですが、このような痛みが繰り返されることで、関節に慢性的な負担がかかります。

そして、将来的には変形性膝関節症へと進行する可能性もあります。

また、痛みをかばった歩き方が原因で、股関節や腰、足首といった他の関節にも影響を及ぼすことも。

だからこそ、天気による膝の痛みは早期に向き合う必要があるのです。

天気が悪いと膝が痛むとお困りの方はぜひ最後までお読みください。

原因解説


天候の変化によって膝の痛みが悪化する背景には、いくつもの要因が複雑に絡み合っています。

ここでは特に中高年女性に多く見られる6つの主な原因を、より詳しく解説いたします。

1. 気圧の低下による関節内圧の上昇

通常、関節は関節包という袋状の構造の中に、少量の関節液を含んでおり、滑らかな動きを可能にしています。

ところが、低気圧になると外からの気圧が下がるため、関節内部との圧力差が広がります。

これにより関節内の組織が膨張し、神経が刺激されて圧迫される力が強くなりやすくなります。

特に過去に炎症を起こした関節では、滑膜や靭帯が敏感に高まっているため、少しの圧力の変化でも痛みを感じやすくなるのです。

2. 湿度の上昇による体液バランスの乱れとむくみ

梅雨や台風の時期は空気中の湿度が急激に高くなります。

この環境変化は体内の水分調整機能に負荷をかけ、体液の循環を滞らせてしまいます。

とくに女性は膝から下の血液を体に返す力が弱く、血液やリンパ液が滞りやすいため、関節周囲がむくみやすくなります。

膝周囲がむくむと、関節内での動きが滑らかに行えず、曲げ伸ばしに伴う引っかかり感が発生しやすくなります。

3. 気温低下による血流障害と軟部組織の硬化

気温が低くなると、体の防御反応として手や足の末梢血管が収縮します。

これは体温を維持するために起こる生理反応ですが、筋肉や靭帯に栄養や酸素が届きにくくなります

特に膝関節は太ももとすねの間で大きな可動域を担う部位のため、冷えによる柔軟性の低下が起きると、少しの負荷でも痛みや違和感が生じやすくなるのです。

また、筋肉が冷えて収縮しやすくなると、関節の可動性そのものも落ち、階段昇降や立ち座りの際に痛みを感じやすくなります。

4. 自律神経の乱れによる筋緊張と血行不良

気圧や気温の変化は、体内の自律神経系に影響を与えます。

通常、自律神経は体温調節、心拍、血圧、血管の拡張・収縮を自動的に調整しています。

気象の変化によりそのバランスが乱れると、血流が不安定になったり、筋肉が無意識に緊張します。

こうした自律神経の乱れは、とくに更年期の女性で起きやすく、交感神経が優位になると筋肉のこわばりが増し、膝関節に過剰な負荷がかかる原因となります。

5. 過去の怪我や・炎症歴による組織の過敏化

過去に捻挫や骨折、関節炎などを経験した部位では、回復後も小さな傷や硬くなった組織が残っていることがあります。

こうした組織は気象の変化に対して過敏になっており、わずかな湿度や温度の変動でも痛みを感じやすくなる状態になっていることがあります。

たとえば、昔痛めた膝が雨の日になると疼く、といった症状は、こうした過去に痛めた部分が反応しているケースが少なくありません。

体のゆがみの解説


膝の痛みは、単なる気象変化だけでなく、体のゆがみとも深く関係しています。

膝に痛みを訴える患者さんの多くに、姿勢や動作の癖が見られます。

たとえば、片足に体重をかけて立つ、足を組んで長時間座る、ソファに足を投げ出すように座る、などの習慣は、体の左右差を生み、筋肉の使い方が偏ります。

こうした状態では、膝関節を支える太ももの前後や内外の筋肉がバランスを崩し、膝の関節に不自然な力が加わります。

また、膝の痛みがあることで歩き方が変わると、股関節や骨盤、足首との連動性が崩れ、他の部位にまで負担がかかります。

筋肉の張力バランスが崩れることで、関節にかかる負担は大きく変化します。

ゆがみを正すことで、膝の痛みが軽減するケースは非常に多く見られます。



対策


天気による膝の痛みを根本から予防・軽減するためには、日常生活の中で次の3つの視点に意識を向けることが重要です。

単なる冷やさないなどの表面的対策ではなく、体の循環や動作習慣に目を向けたアプローチを心がけましょう。

1. 膝を冷やさない温活の工夫


気温の低下やエアコンによる冷気は、膝関節周囲の血流を著しく悪化させます。

冷えは筋肉の収縮を強めるだけでなく、関節液の粘度も高くして滑らかな動きを妨げます。以下のような実践が有効です:

就寝時:膝掛けやレッグウォーマーを活用。特に冷えやすいふくらはぎから足首も覆うと効果的。

日中:冷房が効いた室内では、ひざ掛けや薄手のロングスカートなどで膝を保護。

入浴:シャワーではなく湯船につかる習慣を。膝までしっかり浸かることで血流が促進されます。

また、冬だけでなく夏場でもエアコンの冷風による「内側からの冷え」が膝痛を悪化させることがあるため、1年を通じて注意が必要です。

2. 膝にやさしい靴選びと履き方の見直し


足元の安定は膝関節の健康に直結します。

特に雨の日や気圧が下がっている日には、転倒リスクが高まり、膝への負荷が強まるため、以下のような点を見直しましょう

靴底:クッション性とグリップ力があり、滑りにくい素材のものを選ぶ。

ヒールの高さ:2〜3cmまでの安定したヒールがベスト。

サイズ:大きすぎず小さすぎず、足先に余裕がありつつ足全体を包むフィット感のある靴が理想。

特に、かかとが不安定な靴は、膝の横ぶれを引き起こしやすく不安定です。


3. 関節を守る正しい階段昇降・立ち座り動作


膝に最も負荷がかかるのは立ち上がる瞬間、しゃがむ時、階段の上り下りです。

これらの動作を意識して行うことで膝への負担を大幅に軽減できます。

階段の上り:膝をなるべく曲げすぎず、太ももの前の筋肉を意識して使う。

手すりを補助的に使うのも有効

階段の下り:痛む方の足から先に下ろすと負担が軽減されやすい。

立ち上がり:太ももやテーブルなどに手を添えて体重を分散させながら前傾姿勢から立ち上がる。

また、床に直接座る和式生活は膝への曲げ伸ばしが大きくなるため、椅子生活を基本とした方が関節を守ることにつながります。


まとめ


天気が悪いと膝が痛む…。

膝の痛みを持っておられる方の多くが悩まれる症状です。

特に中高年の女性にとっては、また今日も痛い、外に出るのが億劫と感じることが増え、活動範囲や生活の質が下がることも。

しかし、天候による関節痛は正しい知識と対策で軽減できる可能性があります。

気象の変化を受け入れつつも、それに負けない体づくりと使い方を意識することが重要です。

今の症状を年齢のせい、仕方ないこととあきらめず、自分の体と向き合う習慣を身につけていきましょう。

まずは今回の3つのポイントを実践してみてください。

対策を実践してみても変化のない方は、体のゆがみのチェックを専門的な機関で受けてみてください。

当院でも体のゆがみに特化した検査を用いて、体のゆがみを整える施術を行なっています。

天気が悪くなると膝の痛みが強くなるとお悩みの方は一度ご相談ください。


2025/06/30

「夏になると腰の痛みがひどくなる」

「クーラーの効いた職場で長時間座っていると足腰が冷えてしびれる」

そんな症状でお悩みではないですか? 



はじめに 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

とくに40代以降ののオフィスワーカーの方は、デスクワークの影響もあり、腰痛や坐骨神経痛が悪化しやすい環境です。

実際に、夏場に冷房が原因で体調を崩す人は少なくありません。

厚生労働省の調査でも、職場環境の冷えが健康に及ぼす影響として腰痛、冷え性、循環不良などが挙げられています。

冷えは筋肉の血流を悪くし、神経の緊張状態を招きやすくなります。

結果として、腰から足にかけて痛みやしびれを感じる坐骨神経痛の症状を引き起こすことも。

本記事では、冷房が引き金となる腰痛や坐骨神経痛の原因を掘り下げ、体を守るための対策をお伝えします。

クーラーで冷えると辛くなる腰痛でお困りの方はぜひ最後までお読みください。


原因解説


夏場における冷房環境が腰痛や坐骨神経痛を引き起こす原因は、単なる「冷え」にとどまらず、血流・神経・筋肉・自律神経の相互作用が関係します。

以下に、主な要因を専門的な視点から詳しく解説します。

1. 血流の低下と筋の緊張

冷房によって体表温度が下がると、皮膚や筋肉の血管が収縮します。

これは体温を保つための自然な防御反応ですが、その結果、筋肉内の毛細血管からの酸素供給が低下します

これにより筋肉が酸欠時応対の陥り、筋の緊張が生じます。

とくに腰、背中の筋肉が持続的に緊張すると、関節の可動域が狭まり、慢性的な腰痛となります。

2. 自律神経の乱れによる筋緊張と血行不良


自律神経は交感神経と副交感神経で構成され、体温調整や血管の収縮・拡張を司っています。

冷房による急激な温度変化は、このバランスを乱す大きな要因です。
交

感神経が優位になると、末梢血管が収縮し筋肉が硬くなり、内臓機能も低下しやすくなります。

これが冷え性の根本的な原因でもあり、腰部の筋緊張や血流不良を助長します。


また、自律神経は腰部を通る内臓神経系にも深く関わっており、長期的なストレス環境では腰・骨盤周辺の神経反射が強く出て、痛みを強く感じやすくなる傾向があります。

3. 筋肉の防御収縮による神経圧迫


エアコンの冷風が腰や足元に直接当たると、筋肉が収縮して身を守る反応を示します。

これは防御性収縮と呼ばれ、温度刺激から体を守るために本能的に起こるものです。


坐骨神経は梨状筋やなど骨盤周囲の筋肉の間を走行しており、これらが冷えで緊張すれば、神経の圧迫や緊張が生じ、しびれや鈍痛として現れます。

4. 下半身の冷えによる循環障害

坐骨神経は人体で最も太く長い末梢神経で、腰椎から始まりお尻・太もも・ふくらはぎ・足先までつながっています。

とくに足元からの冷えで足からの血の戻りが悪くなり神経の周囲組織にむくみや代謝障害を引き起こします。


神経の刺激に対する反応性が高まり、わずかな刺激でも「しびれ」や「ピリピリ感」として感じるようになります。

夏の冷えによるしびれはこのようなメカニズムで生じやすく、坐骨神経の経路に沿った症状として現れるのが特徴です。


5. デスクワークによる長時間の静的負荷


冷房環境での長時間の座位姿勢は、筋肉が動かない状態が続きます。

とくに腰の深い部分お筋肉や太ももの筋肉が緊張したままになると、動きが制限され、腰に局所的なストレスが蓄積します。


さらに、同じ姿勢で足の血流が低下することで、静脈の循環も悪化し、腰部の代謝も悪くなります。

このような環境下で冷えによる血管収縮が加わると、筋・神経・循環系のすべてに悪影響を及ぼします。

体のゆがみの解説


日常の姿勢や動作のクセによって筋肉の使い方に偏りが出ると、結果として身体のバランスが崩れ、筋肉や関節に余計な負担がかかる状態になります。

たとえば、デスクワーク時に足を組んだり、腰を丸めて座るクセがある方は、骨盤の後傾姿勢が常態化しやすくなります。

この状態が続くと、腰椎に過剰なストレスがかかり、周囲の筋肉も硬くなりやすくなります。

さらに、足の筋肉にアンバランスが生じることで、坐骨神経が通るルート上に圧迫が生じることもあります。

これは姿勢的な使い方のゆがみによるものであり、日常生活での習慣の積み重ねによって悪化します。

特に、冷房が効いている環境で、筋緊張が強くなるとこの偏りが際立ち、腰の痛みや神経のしびれを強める原因となるのです。

冷えることで筋肉の緊張や血流悪化が重なりゆがんだ体に症状が出やすくなります


対策


冷房による腰痛・坐骨神経痛は、体が冷えることで血行が悪くなり、筋肉がこわばり、神経が刺激されやすくなることが主な原因です。

そのため、日常生活では「冷やさない・血の巡り・生活リズム」の3つの観点から行動することが予防に重要なポイントです。

以下に具体的な対策を、実践的なアドバイスと共に解説します。

1. 腰や足元を冷やさない工夫をする

冷えは局所的な循環障害を引き起こし、筋肉や神経への血流が不足して症状が悪化します。

以下の対策を意識しましょう:

ひざ掛け・レッグウォーマーの使用
 特に腰や膝下は、冷えに弱く血流が滞りやすい部位です。

オフィスでは夏でも薄手のひざ掛けやレッグウォーマーを活用し、冷気から守りましょう。

坐骨神経は太もも裏から足先まで伸びており、足首の冷えがしびれにつながることもあります。

通気性がありつつ保温性のある衣服を選ぶ
 

クールビズの影響で薄着になることが多いですが、特に冷房の効いた室内では、リネンや綿素材で通気性と断熱性を兼ね備えた服装が理想的です。

お腹や腰まわりを冷やさないインナーの着用も効果的です。

2. エアコンの風向き・設定温度に注意する

職場環境では空調の調整が難しいこともありますが、可能な限り次の点に気をつけてください:

冷風が直接身体に当たらないようにする
 

冷風が腰や足元に直撃すると、その部位だけ極端に温度が下がり「局所冷却」による筋硬直や神経過敏を招きます。

風よけのパーテーションやカーディガン、膝上クッションで防御する工夫を。

エアコンの設定温度を適切に保つ

温度差が5℃以上あると自律神経への負担が大きくなります。

設定温度が22℃以下になると、血管収縮や筋緊張が強くなりやすいという報告もあります。

可能であれば28℃前後に調整しましょう。

3. 長時間同じ姿勢を避ける

人間の体は、同じ姿勢を続けることで筋肉や神経に圧力をかけ続け、血行が悪くなります。

冷房下ではそれがさらに悪化します。

1時間に1回は軽く体を動かす
 

理想は60分に1回、2〜3分の立って体を動かす。

椅子から立ち上がり、軽く足踏みしたり、大きく伸びをするだけでも筋肉内の血流は改善します。
 

とくに腰回りの筋肉や太ももが固まると骨盤の動きが悪くなり、坐骨神経の通り道でに影響が出やすくなります。


4.生活リズムと自律神経を整える

冷房トラブルによる腰痛は、自律神経の不安定さとも密接に関わります。

睡眠不足や生活リズムの乱れも筋緊張を高める要因となります。

就寝1時間前はスマホやPCの使用を控え、副交感神経を優位に

睡眠中は腹部や足先を冷やさないよう、通気性のよい長ズボンや腹巻きを活用する

冷えからくる腰痛・神経痛は、単に冷たい風を避けるだけでなく、冷やさない・血の巡り・生活リズムの三本柱で改善が見込めます。

まとめ


夏の冷房トラブルによる腰痛や坐骨神経痛は、単なる冷えでは片付けられません。

それは体の深部で起こっている循環不良やストレスのサインです。

特に40代以降の働く世代は、デスクワークと冷房のダブルパンチで、知らないうちに体に負担を溜め込んでいることが多いのです。

ちょっとした配慮や生活の見直しで、症状の悪化を防ぎ、より快適に夏を乗り切ることは十分可能です。

ぜひ今回の対策を取り入れて快適にお過ごしください。

体のゆがみが強い場合は、冷やさない・血の巡り・生活リズムの三本柱を試してみてもなかなか改善されないこともあります。

その場合は体のゆがみのチェックをしてみてください。ご自身でコントロール出来ないゆがみであれば専門的な機関の受診をお勧めします。

当院でも体のゆがみを整え動きやすい体を作る施術をしております。

クーラーで冷えると辛くなる腰痛でお困りの方は一度ご相談ください。

2025/06/28

「朝は大丈夫だったのに、夕方になると腰がズーンと重くなる」

「立ちっぱなしの仕事が終わって座るとしばらく動きたくないほどに辛い」

――そんな悩みを抱えていませんか? 

はじめに 


こんにちは、てんま活法整骨院の木下です。今回ご相談いただいたのは40代で販売員をされているSさん

特に、販売職や看護・介護職、美容師や調理師など、長時間立ち仕事をされている方にとって、腰の痛みは職業病ともいえる悩みです。

厚生労働省の調査でも、40代女性の自覚症状のある部位として腰痛は常に上位にあり、立ち仕事をする女性にとって深刻な健康課題となっています。

しかし、正しい知識と対策を知っていれば、腰への負担を軽減し、日常を快適に過ごすことは十分可能です。

本記事では、立ち仕事による腰痛の原因を専門的に解説しながら、体のゆがみとの関係や、日常生活で気をつけるべきポイントをわかりやすくご紹介します。

立ち仕事をされていて腰痛でお悩みの方にはお役に立てる記事になっています。

ぜひ最後までお読みいただき実践してみてください。

原因解説


立ち仕事での腰痛は、単なる長時間の立ち姿勢による疲れではありません。

体の状態、腰の筋肉とバランスが複合的に関与していると考えます。

以下に、その主な原因を解剖学・運動学の視点から詳しく解説します。

● 疲れだけではない、足に起こっていることとは!

長時間立っていると、ふくらはぎや太ももなどの足の筋肉が緊張し続けます。

この状態が続くと、ふくらはぎの血液を上半身に返す筋ポンプ作用が低下し、酸素と栄養がうまく運べない状態になります。

足の血流が悪くなり酸欠状態になることでお尻から腰と全体的に筋肉の緊張状態が起きるのです。

● 足部アーチの低下で衝撃を逃せない

足の裏には「内側縦アーチ」「外側縦アーチ」「横アーチ」という3つのアーチ構造があります。

これらは、歩行や立位時の衝撃を吸収し、体のバランスを保つ重要な役割を果たしています。

しかし、長時間立ち続けるとこのアーチが崩れ、いわゆる偏平足や開張足状態となり、足からの衝撃がそのまま膝・股関節・腰に伝わります。

とくに足の裏がだるい、靴の外側だけがすり減るといったサインがある方は、足由来の腰痛の可能性が高いと考えられます。

● 体幹の筋肉がうまく使えない、反り腰

腹横筋や多裂筋といった腰周囲の筋肉がうまく機能しないと、体幹の安定性が失われ、体が前に傾きやすくなります。

これにより腰が過剰に反りいわゆる反り腰の状態となり、腰の後方の椎間関節や筋膜にストレスが集中します。

反り腰は見た目には背筋が伸びて良い姿勢のように見えますが、長時間その状態を維持することで筋肉・靭帯が疲労し、慢性的な腰痛に直結します。


● 姿勢の左右非対称による筋肉のアンバランス

多くの方は、無意識に片足重心や片足休めの姿勢をとります。

これにより、左右の殿筋・腰方形筋・脊柱起立筋の使用バランスが崩れ、片側の筋肉ばかりが硬くなる偏った緊張が慢性化します。

この左右差が積み重なると、脊柱のわずかな側弯や筋肉の緊張が増え、腰痛が長期化・再発しやすくなります。

このように、立ち仕事による腰痛は単純な疲労ではなく、足元〜体幹までの体を支えるバランスが崩れた状態として捉える必要があります。


体のゆがみの解説


体のゆがみは、背骨や骨盤そのものがズレたり曲がったりしているのではなく、姿勢や動作の癖によって筋肉や関節の使い方に左右差が生じている状態を指します。

立ち仕事では、無意識のうちに片足に重心をかけて立つことが多くなります。

この姿勢が繰り返されると、以下のようなゆがみが生じます。

  • 左右の腰の高さが違う
 

片側のお尻の筋肉や腰の筋肉に余計な負担がかかり、骨盤周囲の筋肉バランスが崩れます。

  • 背骨が側方へ傾きやすくなる
 

重心が左右どちらかに偏ることで、脊柱起立筋群に偏った緊張が続き、慢性的なコリや痛みを引き起こします。

  • 頭部が前に出て肩も前方に巻き込まれる
 

立位姿勢が崩れることで胸の部分の動きも小さくなり、呼吸も浅くなります。

呼吸の浅さは交感神経の緊張を招き、痛みを感じやすくなります。

このように、立ち仕事で崩れた姿勢が体のゆがみを生み出し、結果的に腰にかかる負担を強めてしまうのです。

対策


立ち仕事による腰痛は、筋肉・関節・神経系に持続的なストレスが加わることによって発症します。

単なる腰の筋肉の疲れではなく、体全体の支持バランスの乱れとして捉えています。

その上で、以下のような対策を日常に取り入れることをおすすめしています。

1. 同一姿勢を避け、30分ごとに重心を切り替える

長時間の立ちっぱなしは、腰部の筋肉への血流が悪化し、部分的な血流不足を招きます。

とくに脊柱起立筋群や腰方形筋などは持久力が低く、30分を超えて同じ姿勢を維持すると過緊張状態になりやすいとされています。

30〜45分ごとに片足を少し前に出す、足を軽く組み替えるなどの動作を取り入れる

店舗や職場で可能なら、片足を台に乗せて腰の負担を減らす

2. 体幹が安定した立ち姿勢を意識する

腰への負担は、姿勢の崩れ=動作のパターンの崩れによるものです。

腰の深い部分にあるインナーマッスルの働きが低下すると、脊柱の安定性が損なわれ、腰部が不安定になります。

まずは肩幅に足を開いて立ち、重心を真ん中に置く意識をしてみましょう。

対策
立っているときは頭、肩、骨盤、くるぶしが一直線になるよう意識して立ってみる

お腹を軽くへこませるようにして立つと、腹圧が自然に高まり、腰が安定

3. 履いている靴の見直し

足裏のアーチ構造が崩れると、足元のクッション機能が低下し、腰部への衝撃がダイレクトに伝わるようになります。

特に女性はヒールの着用やクッション性の低い靴が多く、足から腰へ負担が波及しやすい傾向があります。

対策

柔らかすぎず、足裏を均等に支える中程度の硬さのインソールを使用

職場に立ちマットがある場合は、ヒールや薄底靴に対して腰の保護効果が高まるため積極活用

可能であればスニーカーなど歩くのが楽な靴を選ぶ

4. 作業環境の高さ・道具配置の調整

作業台やレジカウンターが低すぎると、常に前屈み姿勢が続きます。

これは腰椎の椎間板や仙腸関節にストレスを加え、腰痛の引き金になります。

対策

前かがみ姿勢を減らすために、道具の高さ・配置を可能な範囲で見直す

荷物の持ち上げ動作の際は腰を曲げるのではなく、膝を曲げて持ち上げるように意識


以上の対策は、当院で実際に患者様に指導している内容でもあり、再発予防・生活の質向上に大きく寄与します。

特別な器具や運動は不要で、立つ、支える、整えるための自然な動きを取り戻すことが目的です。

立ち仕事の腰痛は職業病ではなく体の使い方によるものです

正しい知識を持って、上手な体の使い方を身につけましょう。



まとめ


腰が痛くなるのは、年齢のせいや筋力不足ではありません。

立ち仕事という環境で、正しい姿勢を保つ筋力や体のバランスが崩れてきているだけです。

まずは今のご自身の姿勢や体の使い方のクセを見直してみることから始めてください。

ご自身で体のバランスや使い方ば確認できない、わからないという方はお近くの専門的な機関を受診ください。

当院でも体のゆがみを特殊な検査でチェックしたのち、ゆがみを整え体の使い方を修正する施術を行っています。

立ち仕事での腰痛でお困りでしたら、一度ご相談ください。



2025/06/13

長い時間歩くと次の日の膝が腫れぼったい

正座や階段の昇り降りが辛い

このような症状でお困りではないですか?  






はじめに 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

当院でも多くご相談いただく膝の痛み

特に膝に水が溜まっていると言われ、膝の痛みと腫れぼったくなってくると病院で水を抜く。

水を抜いた後しばらくは楽だけどまた動かすと腫れてきての繰り返しになっていませんか?

膝関節に水が溜まる症状は膝関節水腫と呼ばれ、炎症が原因で関節内に関節液と呼ばれる関節の潤滑液が過剰に分泌される状態です。

実際、厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、60代以降の女性の約30%以上が膝の痛みを訴えておられます。

その多くが変形性膝関節症や膝関節水腫を含む症状に悩まされています。

年のせいとあきらめてしまう方も多いのですが、原因を正しく理解し、体の使い方を見直すことで、痛みの軽減や再発予防につながります。

今回は、膝関節水腫の原因や体のゆがみとの関係、そして日常生活での注意点について丁寧に解説いたします。

水が溜まった膝の痛みでお悩みの方のお役に立てると内容ですのでぜひ最後までお読みください。


原因解説


膝関節に水が溜まる膝関節水腫は、膝関節内部にある関節液が異常に増加している状態です。

本来は少量で保たれているこの関節液が、炎症などの影響で過剰に分泌された状態です。

関節包と呼ばれる関節を包む袋の内に溜まり、腫れや痛み、動かしにくさを引き起こします。

以下のような原因が、膝関節水腫を引き起こす主な要因として知られています。



  • 関節軟骨の摩耗

年齢とともに膝の関節のクッション性が失われ、軟骨同士の衝突が起きます。

この摩擦が慢性的な炎症を引き起こし、防御反応として関節液が多く分泌されます。
 

特に60代以降の女性は、ホルモンバランスの変化や筋力の低下により軟骨の劣化が進みやすいため、膝関節水腫のリスクが高くなります。

また、軟骨同士の衝突により、膝の関節自体の変形にもつながります。変形は自然に元に戻ることはないので、変形が始まる前の対策が重要と言えます。



  • 半月板損傷

膝関節の中には半月板と呼ばれる軟骨性のクッションがあり、衝撃を吸収したり、関節の動きを安定させる役割を持っています。

この半月板が加齢や過度な運動、急な動作などで損傷すると、関節の動きが不安定になり、炎症が起こりやすくなります。
 

損傷部分に対する自己修復反応として、関節液が増加し、水腫へとつながります。



  • 滑膜の炎症
 

関節の内側には滑膜という組織が存在しており、ここで関節液が作られています。

膝を酷使したり、細かな衝撃が積み重なったりすることで滑膜に炎症が生じ、異常な量の関節液を分泌してしまいます。
 

この滑膜性の炎症は、初期では無症状のこともありますが、徐々に腫れや熱感、動かしにくさを伴うようになります。



  • 関節リウマチ
 

関節リウマチは、自己免疫によって関節が破壊されていく病気です。

初期段階で滑膜に炎症が起こり、関節液が過剰に分泌されるため、水腫を生じやすくなります。
 

リウマチによる水腫は慢性化しやすく、放置すると関節の変形を伴う可能性があるため、早期の発見と治療が重要です。



  • 運動や作業による微細な損傷の積み重ね
 

特別なケガがなくても、日々の階段昇降、買い物、草むしりなど、繰り返し行われる動作によって膝に少しずつ負担がかかります。

この微細なダメージ”が積み重なることで、関節の内部で炎症が起こり、水が溜まってくるケースも少なくありません。
 

とくに筋力の低下や柔軟性の減少があると、膝の衝撃吸収能力が落ちるため、さらに炎症が起こりやすくなります。




  • 血流不全と冷え

膝関節周囲の血流が悪くなると、組織に必要な酸素や栄養が上手く運べない状態になります。

また、冷えによって筋肉や関節の緊張が強まり、膝への負荷が高まることで、結果的に関節液が増加する原因となることもあります。


以上のように、膝関節水腫は単なる水が溜まった状態ではなく、体のさまざまな異常や使い方のクセ、加齢変化が複雑に絡み合って起こる症状です。

症状を繰り返さないためにも、表面的な治療だけでなく、なぜ水が溜まったのかという根本原因に向き合うことが大切です。



体のゆがみの解説


膝関節水腫の発症や悪化には、体のゆがみが大きく関与しています。特に姿勢や動作のクセが膝への負担を増大させるのです。


  • 体の歪み:骨盤が前傾・後傾、または左右にズレることで、膝の軸がずれやすくなり、特定の部位に負荷が集中します。
  • O脚・X脚:足のアライメントが乱れていると、膝の内側または外側に負担が偏り、軟骨に負担をかけます。


  • 歩行時のクセ:片足に体重をかけるクセや、足を引きずるような歩き方は、膝の関節面に不均等な圧力を加えるため、水腫の原因になります。
  • 背中の丸まり:猫背姿勢など、上半身の重心が前方にずれることで、膝が常に緊張しやすく、関節に慢性的な負担がかかる状態になります。

体のゆがみは、膝だけでなく全身のバランスを崩し、連鎖的に負担が蓄積される原因となります。

膝関節水腫の改善には、膝だけを見るのではなく、全体のアライメント、体のバランスを整える視点が重要です。




対策


膝関節に水が溜まったとき、まず病院などで水を抜く処置を受ける方が多くおられます。

なぜ溜まったのか?を解決しないままでは、時間とともに再発を繰り返すことが非常に多いです。

ここでは、整形外科的処置と並行して行うべき、日常生活での具体的な注意点を詳しく解説いたします。



  • 立ちっぱなし・座りっぱなしの時間を短く

長時間同じ姿勢でいると、膝関節周辺の血流が滞り、筋肉の緊張を生みます。


また、滑膜の働きも鈍くなり、関節液の代謝が悪くなることで、関節内の水分バランスが崩れやすくなります。

【ポイント】

家事や仕事中でも、1時間に1回は軽く体を動かす、足を伸ばすなどの時間を取る

長時間の座る時は膝が深く曲がったままにならないような座り方を心がける。



  • 体重管理と栄養の見直し

体重の増加は、膝関節にとっておもりをずっと背負っているようなものです。


1kgの体重増加は、歩く時で膝に3kg以上、階段では5~6kgの負荷をかけるといわれています。

【ポイント】

食事のバランスを見直し、食べすぎないようにする。

極端な糖質制限ではなく、血糖値の急上昇を避ける食べ方を心がける

間食などは習慣化するので、まずは食べているもの、食べている量を把握しましょう。



  • 冷え対策と保温の工夫

膝が冷えると血行が悪くなり、筋肉の緊張もたかまります。

筋肉の緊張は、関節の可動域が狭くなる要因にもなります。

【ポイント】

冬場はもちろん、夏場の冷房対策としても膝用サポーター、レッグウォーマー、ひざ掛けなどを活用する

入浴はシャワーだけで済ませず、38~40℃程度のお湯に10~15分ゆっくり浸かって体をを温める

ズキズキと痛む際は無理に温めると痛みが増すことがあるので注意。



  • 日常動作のクセを見直す

知らず知らずのうちに膝へ負担をかけている姿勢や動作のクセは、膝関節水腫の見えない根本原因になっていることが多いです。

片足に体重をかける、足に合っていない靴を履くなど。


【ポイント】

片足に重心をかける立ち方をしていないか?

イスに浅く腰かけて背中が丸まっていないか?

外反母趾や扁平足がないか?

こうした日常のクセは、専門家の視点から見なければ気づきにくいこともあります。

定期的に姿勢や歩き方のチェックを受けるのもおすすめです。


以上のように、膝関節水腫の対策には痛くないように気をつけるだけではなく、どうすれば膝に負担がかからない体の使い方になるかを意識することが鍵となります。


無理をせず、しかし今の生活の中でできる小さな見直しを積み重ねていくことで、膝の回復と再発予防につながります。



まとめ


膝に水が溜まるという状態は、日常生活に大きな支障をきたす症状です。

しかし、その背景には体のゆがみ、使い方など、明確な原因が存在します。


年齢や体質のせいにしてしまう前に、自分の体と向き合い、動作や姿勢、日常の癖を少しずつ見直していくことが、症状の改善と予防への第一歩となります。

使い方の意識や、日常生活の対策をしても変化を感じれない方はぜひ専門機関にご相談ください。

当院でも体のゆがみにアプローチをする施術を行っています。

膝を曲げる時の痛み、膝に水が溜まる症状でお困りの方は一度ご相談ください。

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てんま活法整骨院

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